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Tech in Asia Jakarta 2016のピッチバトル「Arena」で、フィリピンの個人事業主向け医療保険を提供する「Horsepower」が優勝

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フィリピンの企業は、従業員の保険料を支払っている。大企業においては特にそうだ。この保険システムから外れる多くの個人事業主にとって、保険は手の届かない存在になっている。 起業家の Jorge “Jojy” Azurin 氏は、フリーランサー・マーケットプレイスの「Freelancer」でアジア地域のディレクターを務めていた経験から、この状況をよく理解している。このことから、J…

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優勝した Horsepower の共同創業者 Jojy Azurin 氏

フィリピンの企業は、従業員の保険料を支払っている。大企業においては特にそうだ。この保険システムから外れる多くの個人事業主にとって、保険は手の届かない存在になっている。

起業家の Jorge “Jojy” Azurin 氏は、フリーランサー・マーケットプレイスの「Freelancer」でアジア地域のディレクターを務めていた経験から、この状況をよく理解している。このことから、Jojy 氏と彼の共同創業者 Diego Ramos 氏とともに、自営業者や中小企業向けに、安価なヘルスケア保険パッケージを提供するウェブサイト「Horsepower」を始めることにした。

Horsepower は今日(11月17日)、満員の Tech in Asia Jakarta 2016 のピッチバトル「Arena」で優勝し、5,000ドルを獲得した。

100社以上の応募者から選ばれた、他のファイナリスト5社は次の通りだ。

  • Sevva(インドネシア)……ちょっとした間だけ、借り物をしたい人々のためのレンタル・マーケットプレイス。
  • Vena(シンガポール)……アプリパブリッシャー向けのサービス。アプリに動画を挿入し、広告売上を向上させる。パブリッシャーから全編集権を有し、どのくらいの回数広告を表示するか、いつアプリのどの場所に広告を表示できるかをパブリッシャーが制御できる。
  • Kostoom(インドネシア)……ドレス製作版の Uber。テイラーと顧客をつなげる。
  • インフォステラ(日本)……衛星と通信するアンテナのオーナーが、アンテナの利用されていない時間を衛星オペレータに販売できるプラットフォーム「Stellarstation」を運営。
  • Queq(タイ)……ユーザを擬似的に列に並ばせるシステム。

日本のインフォステラは2位、シンガポールの Vena は2位の座を獲得。

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ピッチバトル「Arena」のファイナリストと審査員ら

スターが顔を揃えた審査員らに、感動を与えた Arena の勝者たち。審査員を務めたのは、Convergence Ventures の創業者兼マネージングパートナーの Adrian Li 氏、B Capital Partners のプリンシパル Dave Ng 氏、Ideosource のマネージングディレクター Edward Chamdani 氏、Techstars の東南アジア地域ディレクター Oko Davaasuren 氏。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

Tech in Asia Jakarta 2016東京予選の優勝は、人工衛星向けアンテナシェアリングサービスの「インフォステラ」が獲得

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日本のスタートアップはグローバル規模への拡大に躊躇しない。最近行われた Tech in Asia の日本ツアーにおいて、5社の若いスタートアップ企業が  Tech in Asia Jakarta 2016 への無料参加権をめざしてコンペを行った。勝者は日本航空のチケットと宿泊も無料で獲得できる。 以下に挙げるのは参加したチームで、ピッチ順にリストアップしている。東京においてもジャカルタにおいてもこ…

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日本のスタートアップはグローバル規模への拡大に躊躇しない。最近行われた Tech in Asia の日本ツアーにおいて、5社の若いスタートアップ企業が  Tech in Asia Jakarta 2016 への無料参加権をめざしてコンペを行った。勝者は日本航空のチケットと宿泊も無料で獲得できる。

以下に挙げるのは参加したチームで、ピッチ順にリストアップしている。東京においてもジャカルタにおいてもこのチームには注目して頂きたい。

BESPOKE

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観光客の訪問先として日本は人気が高まっているが、言語の壁はいまだに高く、日本観光の楽しみを妨げてしまっている。また、ホテルにおいても従業員が英語を話せないことが多いため、観光客をサポートしきれていない。BESPOKE は、アクティビティや食事その他の情報を提供するコンシェルジュ役のボットでこの2つの問題を解決できるとしている。

現在は英語版が利用できるが、同社は来年初頭には中国語のサポートも追加する予定だ。

ブレンド

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ブレンドのチームは、忙しい東京都民が夕食によく利用するコンビニ食材や UberEats 配達の代替を提供しようとしている。時間の制限や家庭で本格的な料理をするのにどう準備すればよいかわからない、ということがこの状況の背景になっていると同社は考えている。

そこで彼らは TastyTable を立ち上げた。週に60米ドルで2食分の高級ディナーの食材とレシピを配達してくれる。

TeNKYU

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IoT 製品は日本のスタートアップシーンに日々あふれかえっており、TeNKYU もこの分野に参入した新たな企業である。アパートや家庭の玄関に設置されるスマート電球 TeNKYU は、出かける際に自動で点灯し、天気予報に応じて色も変化する。

将来的には、この電球には侵入者検知などの追加機能が加わる予定だ。まだ一般販売はしていないが、TeNKYU は事業開始に向けてまずクラウドファンディングのキャンペーンを開始する予定である。

deBit

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ビットコインは一般消費者への普及が疑わしいゆえに以前の勢いを失っている。deBit は、ビットコインを一般的なデビットカードと連携させることでこの状況を変えようとしている。ビットコインを受け付けるリアル店舗はまれだが、Visa や MasterCard といったブランドのデビットカードであれば、ほとんどの店舗が取り扱っている。

これは日本向けの独自の戦略になるが、類似の製品 Xapo は、Yuri Milner 氏といった大物投資家にもサポートされている。

インフォステラ

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商用人工衛星の利用は増えているが、企業は問題に直面している。一般的に、通信のために企業は地上に中継局を建設する。衛星は地球を周回しているので、1日のうち限られた時間しか衛星と通信ができない。中継局を建設して維持するための莫大なコストを抑えるため、インフォステラは事業者と手を結び、中継局のシェアを実現しようとしている。本来の衛星と通信できない時間帯に、圏内にある別の衛星と通信できるよう、中継局をレンタルしようという仕組みだ。

パートナーの数が十分増えれば、人工衛星事業のコストも低下し、効率も向上するだろう。

勝者は・・・

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審査員は議論を重ねた末に、最終的にインフォステラを勝者とした。Tech in Asia Jakarta 2016 は11月16~17日に開催されるので、インフォステラ設立者の倉原直美氏率いるチームをチェックして頂きたい。

下記の審査員の皆様に感謝します。

  • Eight Roads Ventures Japan 深澤優壽氏
  • グローバル・ブレイン 加藤貴士氏
  • IMJインベストメントパートナーズ 千葉貴史氏

スポンサーの日本航空とアイ・マーキュリーキャピタルにも感謝します。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】