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短期集中プログラミングスクール「TECH::EXPERT」「TECH::CAMP」運営のdiv、シリーズBラウンドで10.8億円を調達

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<21日午後6時更新> 投資家のうち、Fenox Venture Company を削除、Pegasus Tech Ventures を追加。 エンジニア養成スクール「TECH::EXPERT」、テクノロジースクール「TECH::CAMP」を運営する div(ディヴ)は20日、シリーズ B ラウンドで10.8億円を調達したと発表した。div にとっては、2年前に2億円を調達したシリーズ A ラウン…

div の皆さん
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<21日午後6時更新> 投資家のうち、Fenox Venture Company を削除、Pegasus Tech Ventures を追加。

エンジニア養成スクール「TECH::EXPERT」、テクノロジースクール「TECH::CAMP」を運営する div(ディヴ)は20日、シリーズ B ラウンドで10.8億円を調達したと発表した。div にとっては、2年前に2億円を調達したシリーズ A ラウンドに続くものだ。このラウンドに参加したのは、Spiral Ventures、SMBC ベンチャーキャピタル、Pegasus Tech Ventures、ナント CVC、三菱 UFJ キャピタル。今回の金額には、三井住友銀行、きらぼし銀行、りそな銀行、みずほ銀行からの借り入れが含まれる。

div 創業者の真子就有(まこ・ゆきなり)氏のことを THE BRIDGE が初めて取り上げたのは2012年。じげんを退職した真子氏は we-b(ウェブ)というスタートアップを立ち上げ、話題が共有可能な同年代のユーザで期間限定のコミュニティが作成できる「Class」や、個人の関心事をシェアするサービス「log」というサービスを提供していた。THE BRIDGE が当時 Startup Dating の名で開催していたサロンやに登壇してくれたり、KDDI ∞ Labo の第4期でオーディエンス賞を獲得したりしていたのが懐かしい。

log も Class もユーザが伸び悩む中、we-b はメンバー解散の危機に立たされることになる。そこからの一念発起、div としてプログラミング学習事業 TECH::CAMP の原案が生まれたのが2014年のことだ。短期間で未経験者がプログラミングを学べる TECH::CAMP に加え、2016年には最短10週間のトレーニングでプロのエンジニアとして仕事に就くことができる TECH::EXPERT が生まれた。両サービスのこれまでの受講生の数は1万人以上に上り、現在の月商は2億円ほど。

div 創業者で代表取締役の真子就有氏
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特に TECH::EXPERT で興味深いのはコース終了後に転職先の紹介までを div が行う点だ。転職コースを選んだうち、受講後に転職先が決まるのは実に98.5%(2019年1月現在)。フリーランスを志す人には、案件受注までのノウハウを教えてくれる。受講者の6割が現在務めている仕事を辞め、退路を断って TECH::EXPERT の門を叩いてくるという。受講者の多くは25歳から35歳の男性だが、プログラマではないデザイナーを目指すコースには女性受講者も徐々に増えつつある。

エンジニア人材の供給不足が叫ばれる中で、比較的安定した収入が得られる IT 業界に、異業種からの転職を呼び込むサービスは増えている。未経験者がプログラミング習得し就職につなげる施策では、THE BRIDGE でも取り上げた「TechBowl」や「Graspy」などのほか、DMM が買収した「WEBCAMP」やユナイテッドが買収した「TechAcademy」らがしのぎを削っているが、TECH::EXPERT や TECH::CAMP では、いわゆるスターエンジニアを外部招聘したり、副業的に採用して講師として教鞭をとってもらうような展開は行なっていない。

真子氏によれば、TECH::EXPERT や TECH::CAMP EXPERT では、仮に講師をそのように採用した場合、教える内容に比べ講師がオーバースペックになってしまうのだそうだ。むしろ、受講者への教え方を極め、受講者が達成できる体験を作り出すことで、提供するサービスにスケーラビリティを確保している。今回の調達は、そのための社員増員や拠点拡大を念頭に置いたものだ。これまで東京に3拠点、大阪と名古屋にそれぞれあった1拠点に加え、福岡にも新拠点を開設(6月8日開設予定)。現在183名いる社員は、講師やサポート要員を中心にさらに増強する計画だ。

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短期間でVRアプリ開発者を目指す集中プログラム「TECH::CAMP VR」の反応は上々

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複数のヘッドマウントディスプレイが市販されるようになり、今年に入ってVRの注目度はますます上昇している。VRという新しいフィールドで挑戦しようという人々も登場してきているようだ。 プログラミングの短期集中学習プログラム「TECH::CAMP」を運営するdivは、初心者から1ヶ月の期間でVRアプリケーション・3Dゲームを作れることを目指す短期集中学習プログラム「TECH::CAMP VR」を2016…

div 「TECH::CAMP VR」責任者 平田裕哉氏
div 「TECH::CAMP VR」責任者 平田裕哉氏

複数のヘッドマウントディスプレイが市販されるようになり、今年に入ってVRの注目度はますます上昇している。VRという新しいフィールドで挑戦しようという人々も登場してきているようだ。

プログラミングの短期集中学習プログラム「TECH::CAMP」を運営するdivは、初心者から1ヶ月の期間でVRアプリケーション・3Dゲームを作れることを目指す短期集中学習プログラム「TECH::CAMP VR」を2016年10月15日より開始することを発表した。

techcamp vr

「TECH::CAMP VR」の受講対象者は、VRコンテンツや3Dゲームを開発したい人やエンジニアとして仕事の幅を広げたい人など。受講期間は1カ月間で、料金は税別12万8000円となっている。

受講者は同コースで、プログラミング言語 C# やゲーム開発環境である Unity を利用し、プログラミングにおけるライティング技術の基礎やカメラの使用方法、アニメーション作成、VR対応の方法など、3Dゲームやアプリ作成に必要な特殊な技術と考え方が身につけていくという。

「TECH::CAMP VR」事業の責任者である平田裕哉氏に話を伺ったところ、同プログラムは募集開始から約1週間で120人以上の応募があったという。応募者の3〜4割がエンジニアであり、年齢層は20代が7割を占める。

「自分が作りたかったゲームやアプリケーションを、自らの手で作ることができることに期待を持つ応募者が多いようです」と、平田氏は語る。「TECH::CAMP」は、エンジニアを目指す以外の受講者も増えているが、VRはまだまだ黎明期。「TECH::CAMP VR」へは、エンジニアを目指す人や一定の知識を持った人の応募が多いようだ。

VRはWebアプリケーションほど教えられる人数は多くないが、VRアプリの開発経験者等に講師として参加してもらい、受講した生徒にメンターに回ってもらうことを想定しているという。これは「TECH::CAMP」で起きている流れと同様だ。

応募者は順調に増えている「TECH::CAMP VR」が抱えている課題が、ハードウェアのコスト。「Oculus Rift」「HTC Vive」など登場しているヘッドマウントディスプレイはどれも高価であり、かつ動かすためにマシンも必要になる。この課題が解消されるまでは、受講生を大きく伸ばすのではなく、限られた人数に対してコースを提供していくことになりそうだ。

ようやくハードが出回り始め、VRコンテンツは今後世の中にリリースされてくるタイミング。まだ前例がない中で、VRコンテンツの開発者を目指すというのはなかなかハードルが高いと考えられるが、だからこそワクワクするのかもしれない。「TECH::CAMP VR」の卒業生からどんなVRコンテンツが生まれるのか楽しみだ。

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