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時価総額「トヨタ超え」のテスラ、その今を紐解く

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ピックアップ:Tesla becomes most valuable automaker, worth more than GM, Ford, FCA combined ニュースサマリー:6月10日、イーロン・マスク氏がCEOを務める電気自動車企業「Tesla」が、時価総額でトヨタ自動車を抜き世界で最も価値のある自動車企業になった。同社の現在(※執筆時:日本時間6月11日23時)の時価総額は約19…

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ピックアップTesla becomes most valuable automaker, worth more than GM, Ford, FCA combined

ニュースサマリー:6月10日、イーロン・マスク氏がCEOを務める電気自動車企業「Tesla」が、時価総額でトヨタ自動車を抜き世界で最も価値のある自動車企業になった。同社の現在(※執筆時:日本時間6月11日23時)の時価総額は約1900億ドルで、トヨタは約1823億ドルとなっている。以下はTeslaのファンがGoogle及びYahoo!の情報を元に作った自動車企業の時価総額ランキングのスプレッドシートである。

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現在のTeslaの時価総額は、ランキング3位から5位に位置付けるフォルクスワーゲンとホンダ、ダイムラーの三つの企業の時価総額の合計を超えている。同社は2017年時点では上位20にも入っていなかったが、2019年後半からの急激な株価上昇から勢いを伸ばし、ついに評価額で世界一位の座に上り詰めた。

今回のTesla株上昇の理由は、米国の株式市場(ナスダック)の好況や、Teslaの新しい電動トラック「セミ」の量産計画に関する情報リークなどの要因を背景としている。

話題のポイント:自動車業界にとっては、様々な意味で歴史的な瞬間です。まず第一に、ハイブリッドなどではなく完全電気自動車を製造するメーカーが世界一の座に着いたという事実は大きなインパクトがあります。2003年にTeslaが創業した当時、電気自動車は実現しないという声が一般的でしたが、同社はその固定観念を覆しました。

以下はTeslaのここ5年の株価です。上昇の度合いを見るとバブルに近い印象を持つ人も少なくないのではないでしょうか。実際イーロン・マスク氏も自身のTwitterにて「Teslaの株価は高過ぎる」とツイートしたことが話題になりました。

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Image Credit : Yahoo Finance

しかし、Tesla社のこれまでの実績及び今後のプランなどを考慮すると、現在の高値も過小評価とすら思えてくるでしょう。そう考えられる理由は主に二つあります。一つ目は、同社の電気自動車が、既に成長市場で独占的地位を確立しているという点。二つ目は、同社の事業多角化、すなわちエネルギー企業化及びソフトウェア企業化計画にあります。

まずTeslaが米国の電気自動車マーケットでどれほどのシェアを誇っているのかを見てみましょう。以下のグラフの中で、2018年及び2019年の棒グラフの中で圧倒的な割合を占める黄色部分がTeslaのモデル3の販売台数です。どちらの年でも約15万台を売り上げており、既にマーケットをほぼ独占していることが分かります。

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Image Credit : AFDC

同様の現象が既にヨーロッパ中国でも起こっているため、世界中で再現されるのは時間の問題かもしれません。2019年のTeslaの総販売台数は前年比5割増の約36万7,500台でした。首位のトヨタの同年の販売台数は約132万9000台と未だ大きな差がありますが、イーロン・マスク氏は2021年に車両生産は110万台、2023年には300万台を突破すると宣言しています。

ウォールストリートの金融アナリストであるBerstein氏は、Teslaの競争優位性に関して以下のようにコメントしています。

はっきり言ってしまえば、今後の電気自動車市場で競争が激化することはないだろう。我々は現時点から2022年までに米国で生産される全ての電気自動車を調査している。分かったことといえば、Teslaには目に見えた競争相手が存在しないということだけだ。

Teslaは近々、新プロダクトであるモデルYや新型ロードスターの販売を開始する予定です。また一般乗用車の域を超えて、Cybertruck(サイバートラック)やEV大型トレーラーSemi(セミ)などの製品の生産も発表済みです。

数年後には、Teslaを自動車会社と呼ぶことはできなくなっているかもしれません。というのも現在、同社は電力企業として家庭向けのソーラーパネルや蓄電池、エアコン、企業及び電力会社向けの蓄電池などを提供しているのです。

そして電力エネルギー取引プラットフォームの導入を通し、消費者がプロシューマー(電力生産消費者)となり、より効率的に電力が利用されるコミュニティの形成にも成功しています。オーストラリアではこのプラットフォーム事業で既に成功しており、現在同社は英国で電力会社になる免許を申請し、同様のビジネスを展開する準備をしています。

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Image Credit : Tesla

加えて、TeslaはMaaS(Mobility as a Service)市場への参入も表明しています。同社は2019年4月、”無人電気自動車版Uber”ともいえるロボタクシー事業の展開を発表しました。自動運転に対しては一時期に比べ懐疑的な意見が多く散見されるようになりしたが、大方の反対意見と異なり、イーロン・マスク氏は2020年末には完全自動運転が実現すると発言しています。

TeslaはUberやLyftに同社の電気無人自動車を利用させるのではなく、同社のプラットフォーム内でサービスを完結させる予定です。このプランが成功すれば、それこそUberやLyftが駆逐されるという今では考えもしないシナリオが現実のものとなるでしょう。

以上のように、Teslaは電気自動車の成功を足掛かりに、次々と革新的な事業多角化を進行させています。同社のビジネスの全容を知ると、同社が単なる自動車企業ではないということは簡単に理解できます。もちろん同社の時価総額の上昇は一時的なバブルもしれません。生産台数でいえば、未だトヨタとは大きな差があることも事実です。

しかし、自動車企業としてTeslaが本当の意味でトヨタに勝ったといえる日が来るのもそう遠くない気がしています。単純な利益高や総販売台数がトヨタを超えたときかもしれませんし、またはモデル3の販売台数が現在世界で最も売れている車「トヨタ・カローラ」のそれを上回ったときかもしれせん。同社が日本国内の自動車産業にとって最も大きな脅威であることは言うまでもありません。

Tesla、現地生産「Model 3」の販売などをめぐり中国で10件以上の訴訟に直面

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先日上海市の裁判所で発表された情報によると、アメリカの電気自動車(EV)メーカー Tesla は、中国国内で個人からの民事訴訟が少なくとも8件、販売契約に関する紛争をめぐる集団訴訟を2件起こされている。 重要視すべき理由:Tesla は、中国製の Model 3を出荷してからわずか5ヶ月にも関わらず、透明性の欠如、頻繁な価格変更、販売情報の詐称疑惑などを要因に訴訟を起こされるほど、批判に晒されてい…

中国現地生産の Model 3
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先日上海市の裁判所で発表された情報によると、アメリカの電気自動車(EV)メーカー Tesla は、中国国内で個人からの民事訴訟が少なくとも8件、販売契約に関する紛争をめぐる集団訴訟を2件起こされている。

重要視すべき理由:Tesla は、中国製の Model 3を出荷してからわずか5ヶ月にも関わらず、透明性の欠如、頻繁な価格変更、販売情報の詐称疑惑などを要因に訴訟を起こされるほど、批判に晒されている。

上海市の裁判所システムが公開した情報によると、Tesla の販売サービス子会社に対する民事訴訟は、2020年5月19日から来月にかけて2つの地方裁判所で合計10件の審理が行われる。

詳細情報:上海浦東新区の地方裁判所は、5月19日からの1ヶ月間で、Tesla の完全子会社である特斯拉(上海)有限公司を相手に、個人8名が起こした民事訴訟の審理を行っている。

  • 一方、同社に電子機器を販売する地元の零細企業2社は、販売契約に関する問題を理由に、Tesla の中国販売事業を個別に民事で訴えている。
  • 原告の1人は15日、TechNode(動点科技)からの問い合わせに対し、詳細は明かさなかったが集団訴訟であるという事実だけを認めた。
  • Tesla にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
  • ある中国メディアは原告の会社担当者の話を引用し、主張されている集団訴訟はおそらく Tesla の中国製 Model 3 の値下げに関連していると報じている。
  • 先月初め、Zhang(張)氏という名前の女性顧客が、値下げの予定を知らされていなかったため、新車購入時に3万人民元(約45万3,000円)の追加料金を支払うことになったと訴えた。
  • Zhang 氏は4月上旬に支払を終えたとき、営業担当者は近い将来に値下げをしないと約束したという。しかし、購入から2週間後の5月1日、Tesla は現地生産の Model3 の10%の値下げを発表し、最安モデルの補助金適応後価格を30万3,550人民元(約458万円)から27万1,550人民元(約410万円)に引き下げた。
  • Tesla の最近の値下げは、EV 補助金に関する政府の最新の要件を満たすために取られた措置だった。同社が利益率を維持するために約5,000人民元の価格を引き上げたちょうど1週間後、補助金制度は変更された。したがって、現在の補助金制度下では、Model 3 への適応補助金は減少している。

背景:現在おそらくもっと多くの苦情が Tesla に寄せられていることだろう。先月600人以上の消費者が、同社の営業担当者が6月に販売開始予定の高性能な長距離モデルの発売日を隠しつつ、一方で初版の Model 3 の購入を煽ったと主張し、共同声明を発表している。

  • 11日、Fu 氏と名乗る Tesla オーナーに質問を行ったところ、Tesla が満足のいく解決策を未だ提供していないことを理由に、多くの Tesla オーナーで団結し訴訟を起こす予定であると述べた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Teslaの上海現地生産EV「Model Y」、当初予定より早く今年10月にも出荷開始か

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アメリカの電気自動車メーカー Tesla の「Model Y」は、同社の上海工場の生産ラインから予想よりも早く出荷開始となるかもしれない。TechNode(動点科技)は3月26日、Tesla がコンパクト SUV 用に2.2億人民元(約33.9億円)相当の部品を中国の自動車部品サプライヤーに発注したことを確認した。 重要視すべき理由:現地で部品の調達と車両の組み立てを行うことで、利益を落とさずに車…

2020年1月、中国 Tesla のウェブサイトに発表された情報によれば、Model Y のコンパクト SUV は44.4万〜53.5万人民元(約680万〜830万円)で販売される予定。
Image credit: Tesla

アメリカの電気自動車メーカー Tesla の「Model Y」は、同社の上海工場の生産ラインから予想よりも早く出荷開始となるかもしれない。TechNode(動点科技)は3月26日、Tesla がコンパクト SUV 用に2.2億人民元(約33.9億円)相当の部品を中国の自動車部品サプライヤーに発注したことを確認した。

重要視すべき理由:現地で部品の調達と車両の組み立てを行うことで、利益を落とさずに車両価格を引き下げることができるため、売上高の増加とバランスシートの改善につながる。

  • 中国の株式投資会社であるBohai Secuties(渤海証券)が2月下旬に発表したレポートによると、Tesla は中国事業のサプライチェーン全体を現地化すれば、中国製 Model 3 セダンの材料費を13%削減できる可能性があるという。
  • このレポートによると、中国製 Model 3 の粗利率は、アメリカ製部品を使ったときの 20%に対し、すべて現地生産部品を使用した場合には49%に向上する。全て中国製部品にすることで価格は21万人民元(約320万円)まで下がり、現在の29.9万人民元(約460万円)より3分の1低い価格となる可能性がある。

詳細情報:中国メディアによると、中国 Tesla は最近、上海証券取引所上場の自動車部品サプライヤーの Joyson Electronics(寧波均勝電子)に対し、上海工場での Model Y 生産用の電子制御装置2.2億人民元(約30.8億円)相当を発注した。

  • 同社の担当者は3月26日、TechNode からの連絡を受け発注を確認し、いくつかの事業部門が Tesla から異なる金額で注文を受けていたことを付け加えた。
  • Joyson Electronics は、部品を Tesla に納入する時期について、生産量に対応べく大量に生産を行っているとだけ述べた。
  • Joyson Electronics は先月、Tesla に現地生産の Model 3 とModel Y の部品を5年間にわたって供給することを決定しており、その注文額は15億人民元(約230.9億円)相当と予想されている。
  • Tesla は1月初旬に中国生産の Model 3 セダンの納入を開始したが、これは CEO の Elon Musk 氏が式典で Model Y を上海工場で生産すると述べたのとほぼ同時期である。
  • 中国製 Model Y が出荷されるのは、当初の目標であった2021年よりも早くなりそうだ。Tesla のニュースサイト「Teslarati」が上海拠点の Shengang Securities(申港証券)と打ち合わせ記録を引用した話によれば、早ければ10月にも生産に着手する可能性があるという。
  • アメリカ EV大手の Tesla は、コンパクト SUV を拡大しようとしている。上海工場は、上海市政府の支援を受けて、2月10日に Joyson Electronics と部分的な操業を再開したが、まもなく車の部品がダウングレードしていると、顧客から苦情が寄せられた
  • Tesla の外務担当副社長であるTao Lin(陶琳)氏は3月、中国メディアに対し、同社の生産能力は新型コロナウイルス流行前のレベルまで回復しており、週に約3,000台の生産能力があると語った。同社は今年初め、サプライチェーンの約30%が現地化されており、7月までに70%、年末までに100%にその割合を増やすことを目指すと述べた。

背景:Joyson Electronics は、 Tesla の上海工場から数マイル離れた所にある子会社と共に、Tesla からヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)部品やエアバッグなどのセーフティ製品を75億人民元(約1,155億円)以上受注している。TF Securities(天風証券)は今年2月、契約全体が年平均で最大25億人民元(約384.9億円)の売上に達すると見積もった。

  • 同社は、車両制御装置、エアバッグ、ステアリングホイールなど幅広い製品を提供している。3月初めには、今年後半にヨーロッパでで発売予定のフォルクスワーゲン初の量産電気自動車「ID.4」にも、バッテリ管理装置などの部品を供給すると発表した。
  • Tesla にはコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

「消費者が好むかは二の次」、テスラが発表したサイバートラックの衝撃

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ピックアップ:Tesla Cybertruck will get up to 500 miles of range and start at $39,900 ニュースサマリー:電動自動車メーカーのTeslaは11月22日、ロサンゼルスで行われたイベントにて電動ピックアップトラック「Cybertruck」を発表した。Cybertruckは、まるでSF映画に登場するかのような見た目を特徴とし、大きな反…

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ピックアップTesla Cybertruck will get up to 500 miles of range and start at $39,900

ニュースサマリー:電動自動車メーカーのTeslaは11月22日、ロサンゼルスで行われたイベントにて電動ピックアップトラック「Cybertruck」を発表した。Cybertruckは、まるでSF映画に登場するかのような見た目を特徴とし、大きな反響を呼んでいる。

イベントでプレゼンを行なった創業者のイーロン・マスク氏によれば、テスラ は2021年に3つのタイプのCybertruckの販売を開始し、最安モデルの価格は39,900ドル(約435万円)程度になるという。事前予約は既に同社ウェブサイトから受け付けを開始している。

同氏のプレゼンにて、Cybertruckの頑丈さをアピールするデモンストレーションも披露された。しかし不運なことに、このデモは一部失敗に終わってしまった。

デモはデザイナーを担当したHolzhausen氏がCybertruckの装甲をハンマーで殴る形でスタートした。このハンマーによる強打では装甲に一切傷はつかず、Cybertruckの強靭さが際立った。

ところが、次に行われた鉄球をドアガラスに投げつけ、ドアガラスの耐久性をアピールするパフォーマンスでは球がガラスを突き抜け車内に入ることはなかったものの、ドアガラスに大きな割れ跡が残ってしまうという事態が発生した。会場では少し笑いが起こり、マスク氏が改善を誓う形で幕を閉じた。以下の動画で実際にそのデモの光景を見ることができる。

話題のポイント:失敗デモに話題が集まってしまいましたが、実は他に注目すべき点がありました。それはCybertruckの独特のデザインについて、マスク氏が「人々が好むかどうかはあまり気にしていない」と発言していた点です。

フラットかつ角ばった外装や、車両前側のシャープなライトなど、確かに独特でSFチックなカッコよさが際立つ一方、万人受けする印象はありません。これには、SF好きなマスク氏の願望が大きく影響を及ぼしていると予想できます。

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というのも、ピックアップトラックを製造することは、同氏がかなり前から切望していたのです。事実、2012年の時点、モデルSの開発を実施している時点から以下のようなツイートを残しています。

2018年、計画段階のピックアップトラックについて「未来のサイバー・パンク的な、映画ブレードランナーのようなデザインになる」との発言しています。

ここまで聞くと市場性を無視した製品だと思われるかもしれません。実際、発表の22日にTeslaの株価は5%以上の下落を見せています。

しかし11月24日のMusk氏のツイートによれば、Cyberuckには既に14万件以上のオーダーが来ているとのことです。たとえこれがマスク氏本人の趣向を存分に発揮したエゴイスティックなプロジェクトだったとしても、Cybertruckが経営にとってマイナスになるリスクは低く、それどころか、むしろ大きく貢献するという予想もあります。

なぜなら、米国全体で近年ピックアップトラック市場は拡大し続けており、かつトラックは高い収益性を発揮できるプロダクトだからです。その証拠に、FordやGMなどの大手自動車企業も、すでにピックアップトラック市場へ参入を予定し、販売準備を行なっています。

厳しい市場競争が待ち受けていると言い換えることもできますが、市場全体を考えると決して”好きなものを作る”という短略的な考えだけで作られたプロダクトではないことが分かります。Tesla社の確立されたブランド力に加え、Cybertruckの独自のデザインがもし消費者の心を掴むようなことがあれば、同社は利益を増加させることに成功できるでしょう。

Teslaのバッテリー生産工場「ギガ・ファクトリー4」がベルリンに建設決定

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ピックアップ:Elon Musk: Tesla is going to build Gigafactory 4 in ‘Berlin area’ ニュースサマリー:イーロン・マスク氏率いるTesla Motorsは、電動自動車に搭載されるリチウム・イオン・バッテリーの生産工場「Giga Factory」を新たにベルリンに設立すると発表した。現在Giga FactoryではTesla Motorsの…

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ピックアップElon Musk: Tesla is going to build Gigafactory 4 in ‘Berlin area’

ニュースサマリー:イーロン・マスク氏率いるTesla Motorsは、電動自動車に搭載されるリチウム・イオン・バッテリーの生産工場「Giga Factory」を新たにベルリンに設立すると発表した。現在Giga FactoryではTesla Motorsの主要プロダクトであるModel 3の電動モーターやバッテリー・パック、エネルギー・ストレージ製品(自家発電用「Powerwall」や企業向け「Powerpack」)を生産している。

Giga Factoryは米国に2つ、中国に1つ(建設中)の計3つ存在している。ベルリン工場の設立が実現すれば欧州圏では初となる。

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Image Credit : テスラ

話題のポイント:今月12日に行われたイベント「Golden Wheel automotive award ceremony」にて、マスク氏はGiga Factoryの設置場所をベルリンにすると発表しました。具体的には、来年新設予定のブランデンブルク国際空港の近く(ベルリン南東)になるといいます。実はテスラが欧州へGiga Factoryを設置すると発表してから、設立場所の検討には様々な変更がなされていました。

昨年、マスク氏は”ドイツとフランスの国境沿い”が有力筋だと発言していました。それはドイツとフランスへの流通だけでなく、ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)に近いことが大きな理由とされていました。一方、今年8月頃には工場の設立場所は、ドイツ北西部のオランダ国境沿いになるという報道もされていました。

しかし、今回発表されたベルリンというのはドイツの北東、フランス国境とは逆のポーランドに近い位置。詳細な理由は未だ公になってはいませんが、流通や工場運用コストの面でドイツが有力な第一候補であり続けたということが分かります。

同時に従業員の募集も開始。マスク氏のTwitterによれば、ベルリンで生産されるのはバッテリーやPowertrains、そしてモデルYをはじめとする自動車だとされています。

なお、2019年第3四半期のTesla Motorsの業績は、大方の予想に反し黒字に転換しています。

Teslaが革新的バッテリーで参入する「ロボタクシー事業」ーー耐久走行距離100万マイルが生み出す新ビジネス

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ピックアップ:Million-mile battery unveiled by ground-breaking research ニュースサマリ:9月6日、Tesla Motors(以下Tesla)のバッテリー研究パートナーであるJeff Dahnの研究グループは、電気化学のトップカンファレンス「Electrochemical Society」の学会誌である「Journal of The Elec…

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ピックアップ:Million-mile battery unveiled by ground-breaking research

ニュースサマリ:9月6日、Tesla Motors(以下Tesla)のバッテリー研究パートナーであるJeff Dahnの研究グループは、電気化学のトップカンファレンス「Electrochemical Society」の学会誌である「Journal of The Electrochemical Society(JES)」において、リチウムイオン電池に関する論文を発表した。

論文では陽極にニッケル50%、コバルト20%、マンガン30%のNCM523の単結晶、負極に合成グラファイトを組み合わせたセルを調査している。その結果、160km以上にわたって電気自動車に電力を供給でき、少なくとも20年間電力を貯めることができることを明らかにした。

話題のポイント:Teslaは4月22日、製品発表会「Tesla Autonomy Day」で電気自動車による完全自動運転のロボタクシー事業を展開することを発表しました。利用者はアプリからTesla車を呼び出して利用できることに加え、Tesla車の所有者はリース契約をして運転していない時間をロボタクシーに提供して収益を得ることができます。

最近1~2年の内にTeslaの特徴の一つである「電気自動車(以下EV)」のスペックで、ロボタクシー事業を支える技術革新がありました。それがリチウムイオン電池です。

実はEVを一般的に利用するのと、タクシーとして利用するのでは求められるスペックが違うのです。

EVに採用されているリチウムイオン電池は、100%充電されている状態から残量が何%で充電するかで電池寿命が異なります。これまでの研究では残量を多くの残したまま充放電を繰り返すことで電池寿命がはるかに長くなることがわかっています。

具体的にみると、EVを一般的に利用するとおおよそ毎日残量が75%まで消費されてから充電される傾向があります。それに対してEVをタクシーとして利用する場合は終日走行するため、残量が0%まで消費されてから充電される回数が多くなります。

Teslaが想定するロボタクシーの用途では電池に多くの負荷がかかるため、短命なのです。

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今回の論文で、過酷なロボタクシーの用途に耐えるリチウムイオン電池を開発ができることが発表され、走行距離が従来の2倍になる点で非常にインパクトがありました。

たとえばTeslaをロボタクシーとして年間14万km走行させたとしても、11年間は使用可能です。この場合、1台の1年間当たりの売上総利益は3万ドル程度になります。こうしたロボタクシーを2020年半ばまでに100万台に広げる計画のため、ロボタクシー事業による年間の利益は300億ドルに到達する計算です。

走行距離に余裕があるからこそ、Tesla車の所有者はリース契約をして収益をあげることを望むでしょう。そして参加者の数がTesla側の経費を下げ、利益を生む仕組みです。Teslaの新しいビジネスを支えるのは間違いなく電池の発展だといえるでしょう。

さらにこの研究はまだ余力を残しているため、JESの技術編集者Aurbach氏によると、一回の充電で500kmを走るリチウムイオン電池がまもなく開発されるそうです。

実現されれば、長距離EVトラック「セル」の実用化が見えてきます。より遠くに行ければ、現在問題になっている輸送中の充電時間を克服できるからです。

さらに、もしEVトラックを使用した輸送事業においてもリース契約を通じたシェアリングによるロボトラック事業化できれば、大きな市場に経済性を武器に乗り込めるのに加えて、社会リソースの平滑化という面で大きな意味を持つことになるでしょう。

Teslaは電池技術の発展から、輸送事業を経済性で支配する可能性があるのです。(執筆:佐々木峻

テスラ×近鉄が目指す「電車の停電対策」ーーTESLA蓄電池「Powerpack」42台を導入

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ピックアップ:Tesla builds Powerpack system to provide backup power to Osaka train ニュースサマリー:電気自動車の開発を行うTESLAは28日、自社の蓄電装置「Powerpack」を関西の私鉄である近畿日本鉄道へ提供開始したと自社Twitterにて公表している。 1/ In the event of a grid outage, …

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ピックアップTesla builds Powerpack system to provide backup power to Osaka train

ニュースサマリー:電気自動車の開発を行うTESLAは28日、自社の蓄電装置「Powerpack」を関西の私鉄である近畿日本鉄道へ提供開始したと自社Twitterにて公表している。

同社によればこの蓄電装置を用いることで、停電などの緊急事態が発生した際に電車を最寄り駅まで走らせることが可能となるという(TESLAは最大30分間の走行が可能となるとしている)。また、夏場のピーク時にはクーラーなど社内冷却用にも流用が可能になるなど、用途は多岐にわたるという。

また、今回大阪に作られたPowerpack施設はアジアでは最大級、そしてAPECにおいても4番目に大規模な設備だとされている。これはTESLAが電気自動車の開発・販売だけでなく、エネルギー供給企業といった観点でもビジネスモデルの構築していることが理解できる事例と言えよう。

 

Tencent(騰訊)がTeslaに20億米ドル投資、発行株式の5%を取得

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中国で人気のメッセージングアプリ WeChat(微信)のメーカーで、テック大手企業の Tencent(騰訊)は、約20億米ドルを投じて Tesla の株式を5%取得した(証券取引委員会への申請情報)。 これにより、時価総額2,750億米ドルの Tencent は、Tesla の最大株主の1社になると TechCrunch が報じている。 Tesla の大きな試み 本件は、Tesla の最大規模の試…

年内にローンチ予定の電気自動車 Model 3。価格は3万5,000米ドルから。
Photo credit: Tesla

中国で人気のメッセージングアプリ WeChat(微信)のメーカーで、テック大手企業の Tencent(騰訊)は、約20億米ドルを投じて Tesla の株式を5%取得した(証券取引委員会への申請情報)。

これにより、時価総額2,750億米ドルの Tencent は、Tesla の最大株主の1社になると TechCrunch が報じている

Tesla の大きな試み

本件は、Tesla の最大規模の試みに先立つ数か月前になされた。Elon Musk 氏率いる Tesla は、3万5,000米ドルの Model 3の生産を現在の限定的な規模から大幅に増加させることを計画している。2016年に高価格セダンの Model S とミニバン Model X を7万6,230台生産したが、2018年の目標は50万台だという。というのも、BMW 3シリーズや Mercedes-Benz の C クラスに匹敵する比較的手が届きやすい価格の Model 3が今年中にもローンチ予定で、売り上げが期待できるだからだ。

Tencent は中国に多数あるテック大手企業の中でも、投資や買収においてはおそらく最も実績があるといってよいだろう。同社は Snap や Kik、Uber の長年のライバル Didi などに出資しているが、これらは買収ターゲットとして特に有名な3社だ。

深圳を拠点とする同社は NIO(かつての NextEV)にも出資している。NIO はフォーミュラ E のレーシングチームを所有しており、また、2020年の自動運転電気自動車のローンチを目標としている

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NIO が2020年にローンチを予定しているコンセプトカー。同社初の正式な量産車となる。以前発表されたクレイジーな限定仕様スーパーカーとは別物だ
Photo credit: NIO

2010年に時価総額16億米ドルで IPO を果たした Tesla は現在、452億米ドルの時価総額で安定している。

簡易な証券取引委員会への申請文書では、中国市場で Tesla の後押しになるとみられる両社の提携に関する詳細は明らかにされていない。

Musk 氏は次のようにツイートしている。

Tencent を Tesla の投資家兼アドバイザーに迎えることができて嬉しいです。

これに対し Tencent 社長の Martin Lau(劉熾平)氏はこう返信した。なおこれは彼の生まれて初めての投稿だ。

サポートする株主として Tesla と仕事ができることを楽しみにしています!

(3月29日更新:Twitter からの引用を追加)

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

イーロン・マスクが明かしたTesla と SolarCity のビジョンは「ソーラールーフ+バッテリー+電気自動車」

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今晩、イーロン・マスク氏は新しいバッテリーシステム「ソーラールーフ」を発表した(編集部注:原文掲載10月28日)。そして、最も重要な点であるが、投資家に対するビジョンとしてマスク氏の電気自動車会社 Teslaと従兄弟が経営する太陽エネルギー企業のSolarCityが合併する準備を進めていることも発表した。 Tesla は上の写真1枚で、そのアイデアを一つに要約した。 家屋の上にはソーラールーフ (…

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今晩、イーロン・マスク氏は新しいバッテリーシステムソーラールーフ」を発表した(編集部注:原文掲載10月28日)。そして、最も重要な点であるが、投資家に対するビジョンとしてマスク氏の電気自動車会社 Teslaと従兄弟が経営する太陽エネルギー企業のSolarCityが合併する準備を進めていることも発表した。

Tesla は上の写真1枚で、そのアイデアを一つに要約した。

家屋の上にはソーラールーフ (テラコッタを含む4つのスタイルを提供)がある。ガレージ内には新しいバッテリーシステムと車の充電器であるPowerwall 2がある。コネクテッドシステムによって太陽エネルギーが家中にそして(当然ながら)Teslaにも供給される。

Tesla の謳い文句もまたうまい。「ソーラールーフ+バッテリー+電気自動車」だ。

このソーラールーフの値段はまだ明らかではない。ローンチ時期も不明だ。だが、マスク氏はソーラールーフをより安く、丈夫で見た目の良いものにすることが目標であるという。私のような都心生活者には想像が難しい話だが(車? ガレージ?)、客観的に見ればこの組み合わせは理にかなっているように思える。アップル製品がつくるエコシステムのように。

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両企業のシェアホルダーは合併に関する投票を近々行う。合併を実現するのはマスク氏の役目だ。懐疑的な人はなぜ自動車会社が太陽エネルギーの会社を買う必要があるのかと考えるが、それに対するマスク氏の答えはこれだ。「世界が持続可能エネルギーへとシフトするスピードを加速させること」。

マスク氏は美しい理想郷を描いている。投資家がそれに同意するか、注目したい。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

中国で今年1月に発生したTeslaドライバーの死亡事故、自動操縦機能が原因の可能性

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自動操縦機能を使用した Tesla 車による初の死亡事故であった可能性のある事故の映像を、水曜日(9月14日)に中国国営メディアが公開した。 車載カメラで撮影された動画には、北京市の南450キロメートルに位置する高速道路上をフルスピードで走行するモデル S 車が路面清掃車後部に激突する様子が録画されている。 衝突事故は今年1月20日に発生し、23歳のドライバー Gao Yaning 氏は即死してい…

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自動操縦機能を使用した Tesla 車による初の死亡事故であった可能性のある事故の映像を、水曜日(9月14日)に中国国営メディアが公開した。

車載カメラで撮影された動画には、北京市の南450キロメートルに位置する高速道路上をフルスピードで走行するモデル S 車が路面清掃車後部に激突する様子が録画されている。

衝突事故は今年1月20日に発生し、23歳のドライバー Gao Yaning 氏は即死している。これまでは、今年5月7日にフロリダで発生した Tesla 車モデル S の衝突死亡事故が、Tesla 車のドライバー支援型自動運転システムに関連した初のドライバー死亡事故であるとされてきた。しかし、1月の惨事の一因が自動操縦機能にある場合、中国で4ヶ月前に発生したこの事故が自動操縦による初の事故であったことになる。

路面清掃車に激突して大破したTesla車
路面清掃車に激突して大破したTesla車

この動画は、事故の瞬間まで自動操縦が機能していたという証拠が家族側になかったため、事故当時は公開にいたらなかった。同電気自動車は金属スクラップ処理されており、自動操縦機能が事故当時作動していたかどうかを判断するための記録も失われていた。

悲嘆に暮れた Gao Yaning 氏の父親は、5年以上の運転経験を持ち兵役中は大型トラックの運転を完璧にこなした実績もある息子が、10秒以上も完全に視界にあった車両に、ブレーキをかけたり避けたりする試みすらなく追突したとはどうしても信じることができないでいる。

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ドライバーには何年も軍事用トラックを運転した実績があった

Gao 氏の父親はさまざまな専門家や Tesla 車ドライバーたちに意見を求めたが、皆一様に車は走行制御モードにあったとみている。映像は、Gao 氏の車が9分間、路上線から一定の距離を保ちつつ一定のスピードで走行したことを示している。

追突の1分前、Gao 氏はある歌を鼻歌で数節歌っている。Gao Yaning 氏の父親は、彼は Tesla 車のドライバー支援型自動運転機能に夢中になっていたと語り、自動操縦機能で車を走らせる息子を撮った動画を携帯電話で見せた。

亡くなった Gao 氏の家族は、ドライバーに誤解を与えたとして Tesla ディーラーを告発しており、賠償金として1万元(1,500米ドル)を要求している。家族の弁護士は適切な額であるとは言えないとしつつも、家族はこのことが自動操縦機能はまだ不完全な技術であり慎重に試す必要があると世の中へ忠告するきっかけになることを願っている、としている。

Gao 氏の弁護士を務める Wang Beibei 氏はこう語った。

私たちは Tesla に、マーケティング時にはもっと慎重に言葉を選ぶよう再認識し、また若いドライバーに対する魅力的なセールスポイントとして自動操縦機能をあげることをやめてほしいのです。Tesla は、ドライバーに対して自動操縦機能を信用する必要性を繰り返し印象付けようとしますが、その一方でマニュアルの細則ではハンドルから手を放さないようにとしています。これは自己矛盾です。

自動運転機能に関連した中国国内初の事故を受け、Tesla は先月8月2日、中国における公式ウェブサイト上で「自動操縦」機能という表現を「自動操縦ドライバー支援型自動運転システム」へと変更した。

Tesla は、自動操縦機能は航空機の自動操縦機能同様、一定の条件下でドライバーの運転を支援するために機能するとしている。しかし、ドライバーはハンドルを両手で握り、常に車両をコントロールしなくてはならない。Tesla の中国サイトの自動操縦機能の説明にこのことは記載されていない。

【via Technode】 @technodechina

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