
Image credit: TimeCrowd
リモートワーク対応時間管理ツール「TimeCrowd」を提供するタイムクラウドは14日、シードラウンドで2,550万円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、ライフタイムベンチャーズ、インキュベイトファンド、名前非開示の個人投資家。調達した資金は、開発費・採用費に充当する予定としている。
タイムクラウドは、文書管理ツール「Ruffnote」の開発・提供で知られるラフノート(旧社名マインディア)などを設立した連続起業家の西小倉宏信氏により2017年1月に設立。労働時間を記録してチームメンバーに共有することで、チーム全体の生産性を高めるためのツール TimeCrowd を開発・提供。タスク毎にかかった時間を Web 上で簡単に記録でき、リアルタイムで把握できる。

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リモートワークの常態化に伴い、社内コミュニケーションはオンラインが中心となり、対面での活動が中心であった営業やマーケティング、コーポレート部門においても、オンライン活用が必須になった。リモートワーク下で働くメンバーはリアルタイムでの仕事状況がわからない、マネジメント層はメンバーがチーム全体の生産性が見える化できないといった管理上の課題を抱えている。
TimeCrowd では、作業時間を簡単に記録できるほか、リアルタイムでチームメンバーの動きを把握でき、レポートやエクスポート機能で時間を見える化することで、これらの課題を解決する。西小倉氏は2007年の起業時(マインディアとして)から Web システムの受託開発を行なったり、2013年からフルリモートワークを採用したりする中で、業務の必要から TimeCrowd を開発したという。
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