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ベトナムのバス乗車券発行プラットフォーム「VeXeRe」が、CAVから資金を調達

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旧正月にベトナムを訪問したことが読者なら、その時期、ホーチミンやハノイなどの主要都市には、ほぼ人が居なくなるのを知っているだろう。そのさまは、まるでゴーストタウンのようだ。毎年のように都市から故郷へと、実に多くのベトナム人の波が押し寄せるのはそういう理由からだ。街には人がいなくなり、レストランはすべて閉店。ベトナムでモーターバイクを運転するなら、このときこそ、最良のタイミングである。 こういう家族…

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旧正月にベトナムを訪問したことが読者なら、その時期、ホーチミンやハノイなどの主要都市には、ほぼ人が居なくなるのを知っているだろう。そのさまは、まるでゴーストタウンのようだ。毎年のように都市から故郷へと、実に多くのベトナム人の波が押し寄せるのはそういう理由からだ。街には人がいなくなり、レストランはすべて閉店。ベトナムでモーターバイクを運転するなら、このときこそ、最良のタイミングである。

こういう家族が集まる時期の最中に、新しいビジネスが活躍している。街から人が居なくなるということは、何百万人という人々がバスを予約し、家族に会いに故郷への旅路に就くわけだ。予約は非常に混み合うので、これはもう悪夢である。人々は電話で予約するか、最悪の場合、直接、出向いて人に予約することになる。民間のバス会社を使うことになるが、名の知れたバス会社がいっぱいで予約できない場合、新興系のバス会社を使うことになる。このロジスティックスはボトルネックだ。VeXeRe は人々にオンラインで予約してもらうことで、この問題を解決しようとしている。

2013年7月の設立以来、VeXeRe(「安いバス乗車券」の意)はバス運営会社と密に連携し、顧客が欲しい席を予約できるようにすべく、バス会社のシステムに VeXeRe のソフトウェアを接続してきた。

昨年、VeXeRe は日本の VC であるサイバーエージェント・ベンチャーズからシードラウンドで少額の資金を獲得した。そして今回、同じくサイバーエージェント・ベンチャーズからシリーズAラウンドで資金を調達した。サイバーエージェント・ベンチャーズのタイおよびベトナムの責任者を務める Dzung Nguyen 氏は、競合について、次のように語っている。

Pasoto と VeXeRe の最大の違いは、バス管理システム(BMS)です。VeXeRe はこれを完成させるのに約2年の歳月を費やし、現在では30以上のバス運営会社で使われています。

ベトナムにバス会社が1,000社あることを考えれば、30社は非常に小さなスタートだ。しかし、BMS によって、VeXeRe のユーザは VeXeRe のサイト上で直接予約ができるようになった。必然的にそこには、ベトナム国外への市場展開に向けた長い道のりがある。現在 VeXeRe には月間70万人のユーザが訪れているが、休暇の時期には、それが突出して伸びる。

次なる目標は、ベトナム最大の BMS プロバイダー兼オンラインバス乗車券プラットフォームになることです。カンボジア、ラオス、ミャンマーへ展開するのは、その後。(Nguyen 氏)

ベトナムの乗車券発行や予約システムの業界は今でも大変活気付いている。他の競合には、旅行の交通手段が予約できる Baolau.vn や、ベトナム航空に代表される大型コングロマリットなどがある(ベトナム最大の旅行予約サイトの一つである)。VeXeRe は進む道を心得ており、次のラウンドでは、baolau.vn や Pasoto などの若い競合の前に立って、予約市場の席巻を支援することになるだろう。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】