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スマデバ時代のニュースアプリ4本を比較ー私はこう組み合わせて使ってます

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スマートデバイスの普及に合わせて、いわゆる「ガラケー」時代に比べてニュースの取り方、特に一度に取得できる情報量に大きな変化があった。さらにソーシャルメディアの隆盛で情報の取捨選択がキーになりつつあることはこれまでにも何度か書いてきた。 テクノロジーでこの情報取捨選択の課題を解決しようとしてきたプレーヤーに対し、先日公開されたNewsPicksが専門家による人力キュレーションという新たなアプローチを…

スマートデバイスの普及に合わせて、いわゆる「ガラケー」時代に比べてニュースの取り方、特に一度に取得できる情報量に大きな変化があった。さらにソーシャルメディアの隆盛で情報の取捨選択がキーになりつつあることはこれまでにも何度か書いてきた。

テクノロジーでこの情報取捨選択の課題を解決しようとしてきたプレーヤーに対し、先日公開されたNewsPicksが専門家による人力キュレーションという新たなアプローチを持ち込んだのはお伝えした通りだ。

では、どれが最適解なのだろうか。

結論から言えば、これらを組み合わせて使うことで、適切な情報収集が可能になるのではないかと思っている。全体の比較と共に私の利用方法も含めて休日のコラム代わりにお届けしたい。

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玉石混交から「玉」のニュースを探してくれる4つのサービス

現在ニュースアプリはどれほどの数がリリースされているのだろうか。また機会があれば全体像を探ってみたいが、ここでは単なるRSSリーダー(メディア側でアグリゲーションしているもの)を除き、テクノロジーもしくは特徴的なアプローチでニュースを「編集」しようとしているサービスを取り上げている。すなわちこの四つだ。(ご意見があればぜひコメントください)

特に「私が」情報収集に大切と考えている比較ポイントは次の通りだ。

1:どのような方法で情報を絞り込んでいるか
毎日飛んでくるニュースを「ざっくり」とフィルタして、読める分量に減らすことが必要になる。
2:いつ配信してくれるか
「いつでも読める」は実は結局読まないことが多い。日常の情報収集リズムをどう作るか。
3:何本読めばいいか
「いつでも読める」と同じく「いくらでも読める」というのは結局、読まなくなってしまう。
4:カスタマイズが可能か
取得する情報の質を自分で変えられるかどうか。

トップページに見る4つのサービスの違いと私の使い方

各サービスのスマートフォンアプリの画面を眺めると、特徴がよくわかって興味深い。

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SmartNewsは「今、話題」になっていることが8記事だけ並ぶので、ぱっとみて例えば丁度スクリーンショットにあるような台風の話題などをピックアップするのに使っている。やはり移動時に使うことが多い。

GunosyとVingowは画面やパーソナライズこそ似ているが、配信のタイミングが決められているGunosyと、いつでも見れるVingowという分け方ができるので、Gunosyの朝と夕方の定期便で気になる25本をチェックして、それ以外にも時間がある時にVingowでパーソナライズされたニュースをチェックしている。この時、Vingowの要約機能は便利。

特にGunosyはこの25本に「ビンゴ」のニュースがなくとも、なんらか気になるキーワードがあればお気に入りにして後で調べるなど、インプットの助けにしている。(逆にシェアはほとんどしない)いわば、キーワード発見ツールといえばいいだろうか。

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NewsPicksはリリース時に少し辛口のレビューを掲載してしまったが、それ以来ずっと使っているニュースアプリのひとつになっている。Twitterのリストに似ていて、気になる人がピックアップしたニュースしか流れてこない。しかもTwitterと違って余計なアップデートはないので、純粋に経済ニュースだけ取得できる。

私はあえてNewsPicks内で取得できるニュースのRSSをフォローせず、経済通だけの情報を取得するようにしている。

人力なのでその人たちがアップデートしなければニュースは動かないが、速報性よりもその経済通がたまに付けるコメント(メモと言った方が正しいかな)が理解する上で、役に立つので便利だ。使い勝手等の部分についてはレビューでも書いたので若干チューニングが難しいが、今後のアップデートによってはなくてはならないツールになりそうだ。

まとめると、「速報のSmartNews」「キーワード収集のためのGunosy、Vingow」、「理解のためのNewsPics」という使い分けになるだろうか。NewsPicksは特にコメントに期待したい。もちろん、これ以外にもニュース系サービスやアプリはゴマンとあるので、もしこれはといった効率的な情報収集方法があれば、コメントなどでぜひ教えて欲しい。

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ここ二カ月の成長率は250%ーー要約機能で情報取得の「時短」に挑戦するニューステクノロジーのVingow

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東京都民のメディア接触時間が飽和状態となる中、ニューステクノロジーが注目されるべき理由はここに書いた。情報の洪水を前にして、泳ぎ方を学ばない理由はないのだ。 そして今日またひとつ、この技術が進化した。ニューステクノロジーのひとつ、Vingowを提供するJX通信社は6月12日、自動要約機能を追加したiPhone版アプリの提供を開始した。ニュースから本文を抽出し、自動的に要約して概要を教えてくれる。 …

東京都民のメディア接触時間が飽和状態となる中、ニューステクノロジーが注目されるべき理由はここに書いた。情報の洪水を前にして、泳ぎ方を学ばない理由はないのだ。

そして今日またひとつ、この技術が進化した。ニューステクノロジーのひとつ、Vingowを提供するJX通信社は6月12日、自動要約機能を追加したiPhone版アプリの提供を開始した。ニュースから本文を抽出し、自動的に要約して概要を教えてくれる。

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「Summlyのような英語要約の場合はここが名詞で動詞で形容詞でと、スペースやピリオドなどの頻度をみてどこからどこまでが本文か認識し易かったんです。一方、日本語では本文認識に加えて『結構です』という言葉のネガポジすらわかりにくくいという問題がありました」(JX通信社代表取締役の米重克洋氏)。

この解決には自然言語処理が必要で、ここには時間がかかると予想していたらしいのだが、思いの外早く開発が進んだのだという。

最近では米Yahooが17歳エンジニアの開発した要約テクノロジーSummlyを買収したことが記憶に新しい。一方でVingowは早稲田大学などに在学している学生エンジニアチームで開発しており、こういった若い力が技術で勝負する状況は、Gunosyも似ている。

ニューステクノロジー関連で一時問題になった引用などの権利問題については、常時弁護士と協議して法的に問題ないことを確認しているという。またビジネス的な面についても関係メディアと対話を続けており、大きな問題にはなっていないそうだ。

2012年10月末に公開して以来、ここ二カ月のダウンロード成長率は250%で「一般的なニュースサイトの滞在時間が数分なのに対して、Vingowは40分ほどになっている」(米重氏)と順調な成長を遂げているのだという。一人あたり読んでいる記事の本数も22本と多い印象だ。

「公開後、約半年間タグ付けをしてレコメンドの精度を上げていた。この次は情報を探す手間をできるだけ省く。この二つを実現することで時間の節約を実現したい」(米重氏)。

具体的に情報取得の方法が変わるのか、レビューしてみたい。

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