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タグ Xian Yu(閑魚)

〈次なるBATを探せ〉中国のスタートアップシーンから生まれた新たなスター企業の顔ぶれ(PART 2)

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「次なるBATを探せ」シリーズの第4弾。BAT とは中国のテック巨大企業をまとめて表現する言葉で、Baidu(百度)、Alibaba(阿里巴巴)、Tencent(騰訊)の頭文字をとったものだ。本シリーズでは、中国のIT業界をリードしていくであろう未来のテック巨大企業を調査していく。 iiMedia Research Group(艾媒数衆) は中国の大手調査機関で、グローバル産業の専門家や影響力のあ…

Image credit: DanDan_520 / 123RF

次なるBATを探せ」シリーズの第4弾。BAT とは中国のテック巨大企業をまとめて表現する言葉で、Baidu(百度)、Alibaba(阿里巴巴)、Tencent(騰訊)の頭文字をとったものだ。本シリーズでは、中国のIT業界をリードしていくであろう未来のテック巨大企業を調査していく。

iiMedia Research Group(艾媒数衆) は中国の大手調査機関で、グローバル産業の専門家や影響力のある投資家、100万票以上にも及ぶ一般投票を含めた企業審査員からの調査結果を基に決定された、優れたモバイルインターネット企業のリストを公表している。

私たちはそのリストの中から、これから市場を席巻するであろう8社を選出した。前回の PART 1に続き、後半4社をここで紹介していく。

5. Xian Yu(閑魚)——ユーズドマーケット

「ヒマな魚」を意味する Xian Yu(閑魚)は、中古商品の e コマースプラットフォームだ。ユーザはスマートフォンを使って店舗を運営することができる。販売促進のために宣伝用の音声を録音してアップすることも可能で、ソーシャルアプリのような性質も持っている。

2014年6月のローンチの際には、中国 e コマース巨大企業 Alibaba(阿里巴巴)が Xian Yu に1億人民元(1,540万米ドル)以上の投資を行っている。Alibaba Group(阿里巴巴集団)のC2C(消費者間)eコマースサイト Taobao(淘宝)は12月、Jianyijian(見一見)という対面取引機能を Xian Yu に追加した。現在は、将来的によりインタラクティブなコンテンツを追加していくための方法を検討中だ。

Jianyijian 取引は、買い手側からのリクエストがあった場合に利用可能な機能で、売り手側と顔を合わせて話すことができる。売り手側が同意すれば、両者はアプリ内のチャットウィンドウからさらに話し合いを行うこともできる。また、両者の時間が合えば、直接会って、買い手側が売り手側の発行したコードをスキャンして支払うことも可能だ。

6. Lagou(拉勾)——求人プラットフォーム

2013年7月設立の Lagou(拉勾)は、北京を拠点とする求人プラットフォームだ。Lagou.com は求人サイトを運営し、人材サービスを提供している。同社の顧客にはTencent(騰訊)、Baidu(百度)、Alibaba Group、SINA(新浪)、JD.com(京東商)、Beijing Xiaomi Tech(小米)、Zhaopin.com(智聯招聘)などがいる。

Lagou は、2016年3月に Hongdao Capital(弘道資本)と Qiming Venture Partners(啓明創投)らからシリーズ C で2億2,000万人民元を調達した。調達した資金は、より多様な人材サービスを提供するための商品・技術開発に充てられる。

7. Boqii(波奇)——ペット専門eコマース

2008年9月にローンチされた Boqii(波奇)は、オンラインペットショッピングモールだ。ペットのためのホテル、医療、美容、風呂や、情報共有のためのオンラインコミュニティなど、さまざまなサービスを提供しており、Boqii では1万種類以上のペット商品が販売されている。 2014年3月には O2O サービスへも手を広げ、年間売上高は1億人民元以上だ。

Boqiiは、2012年に JAFCO Asia と Goldman Sachs からシリーズ A で1,000万米ドル、2014年にシリーズ B で2,500万米ドル(投資家は非公開)を調達、2016年2月に China Merchants Bank(招商銀行)から資金を調達してシリーズ C を終えた。同社はシリーズ C ラウンドで得た資金を利用して、より多くの都市へのサービス拡大や新商品の投入を行う予定で、合併や買収も検討しているという。

8. JOYRUN(悦跑圈)——ランニングアプリ

2014年設立の JoyRun(悦跑圈)が提供するモバイルアプリでは、一緒に走る仲間を探したり、ランニングに関するデータを共有したり、ユーザ同士でネットワークを作ったり、関連コンテンツを閲覧したりすることができる。広州を拠点とする同社は、Arena Capital(動域資本)がリードするシリーズ B ラウンドで1,800万米ドルを調達した。同社は、調達した資金を活用して技術的な改善を行い、イベントビジネスを拡大してマネタイズを進めていきたい、と述べている。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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