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複合現実に取り組むXperielが700万ドルを調達、彼らが描く未来のマーケティングとは?

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デジタルと現実世界をつなぐ複合現実技術を使うプラットフォームを開発する Xperiel は700万ドルを調達したことを本日発表した(編集部注:原文掲載8月11日)。 Xperiel は拡張現実体験の開発を簡単にする技術を提供する。たとえば、スマートフォン上のパズルアプリを立ち上げる野球カードや会場に入った人を認識するスタジアムのモニターのように。 カリフォルニア州サニーベールに拠点を置くXperi…

Above: Xperiel's Lyle Einstein (left), Connie Tang, and Alex Hertel. Image Credit: Dean Takahashi
上: (左から)XperielのLyle Einstein氏, Connie Tang氏, Alex Hertel氏
Image Credit: Dean Takahashi

デジタルと現実世界をつなぐ複合現実技術を使うプラットフォームを開発する Xperiel は700万ドルを調達したことを本日発表した(編集部注:原文掲載8月11日)。

Xperiel は拡張現実体験の開発を簡単にする技術を提供する。たとえば、スマートフォン上のパズルアプリを立ち上げる野球カードや会場に入った人を認識するスタジアムのモニターのように。

Xperielはロサンゼルスドジャースのアプリの今後の機能を提供する。
Xperielはロサンゼルスドジャースのアプリの今後の機能を提供する。

カリフォルニア州サニーベールに拠点を置くXperiel が最初の顧客としてターゲットにしているのは、スポーツチームやスタジアムオーナーだ。Googleの初期の投資家 Ram Shriam氏やロサンゼルス ドジャース、メジャーリーグベースボール、Sun Microsystemsの共同創業者のAndy Bechtolsheim氏が出資をしている。

PepsiCoやドジャースは顧客の一つだ。現在注力しているのはスポーツ関連企業・組織だが、コマースからホームオートメーションまで、様々なIoTアプリケーションに活用される可能性がある。

Xperielと同社が開発するプラットフォームReal World Web (RWW)は、元GoogleエンジニアのAlexと Philipp Hertel兄弟のアイデアから生まれたものだ。今回調達した資金を元に、クラウドベースのプラットフォームの開発をさらに進めていく予定だ。販売、マーケティング、エンジニアリング、リーダーシップのチームもさらに成長させていく計画だ。

同社のゴールは、現実世界とデジタル世界を結びつけた複合体験をつくることだ。プラットフォームはRWW アプリケーションを開発し、ホストするためのツールを提供し、現実世界の物体を通してハードウェアとソフトウェアをつなぐことを可能にする。消費者はネットに接続されたデバイスからそれらにアクセスすることができる。たとえば、チケットをスキャンして、スマホ上で野球カードを得るような仕組みだ。

Hertel 氏は、米国におけるマーケティング関連の支出は1870億ドルであると付け加える。

「私たちはコマース、教育、一般消費者向け電化製品、情報技術、ホームオートメーションといった他の領域にも取り組むことができるでしょう」。

Xperielの創業時の投資家でSurveyMonkeyのシニアバイスプレジデントの Brad O’Neill氏は、次のように声明で述べている。

デジタルインフラと現実の施設に対する投資対効果は停滞期に入りました。企業は収益と消費者が得られる価値を増やす新しい方法を探すことを迫られています。IoTによって、何十億ドルの価値があるまだ実現していない経済的可能性を実現できる可能性があります。ですが、Xperielの前まで誰もこれを実現するために必要な急進的な技術をつくることができませんでした。

クラウドベースのプラットフォームである Xperielは、革新的なイノベーションです。現実世界のもの、デジタルまたはIoTに接続されたアセット間のインタラクションを生み出すことで、XperielはReal World Webを駆動させるエンジンを世に出しました。

Hertel兄弟は過去にWalletoをつくったことがあり、これはGoogleに買収されてGoogle Wallet の基礎となった。Alex Hertel氏はCEOで、Philipp Hertel氏はCTOである。Xperielは、2008年にトロント大学でチューリング賞を受賞したStephen Cook氏の指導の元で進められた彼らの博士課程の研究から生まれたものだ。

彼らはブランドが、楽しい参加体験や忠実にブランドに関わる顧客が増え、販売が伸びるような、記憶に残るインタラクティブな経験を提供できるようにしたいと考えている。映画『マイノリティ・レポート』でトム・クルーズが店に入ったときに店内のディスプレイが彼を認知して、彼に買うものをすすめるというシーンに近いアイデアだ。

同スタートアップに初期の投資家として参加している人物には、スタンフォードのプレジデントであるJohn Hennessy氏、IntuitのファウンダーScott Cook氏、 Golden State WarriorsのDave Scially氏、プロの野球チームオーナーのGary Green氏、Googleの役員メンバーDiane Greene氏、Uberの創業者Garrett Camp氏が含まれる。

(本記事は抄訳でお届けしています)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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