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[インタビュー]韓国のモバイル・スタートアップ35社を統括する企業Yello Mobileが目指すもの(後編)

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【編注】本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.Asia からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。 現在ではスタートアップ35社を育成する Yello Mobile(옐로모바일)が、7,800…

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左から:YelloMobile(옐로모바일)のイム・ジンソク(임진석)氏、beSUCCESS のグローバル・ディレクターNathan Millard氏

【編注】本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.Asia からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。


現在ではスタートアップ35社を育成する Yello Mobile(옐로모바일)が、7,800万ドルを調達して初のスタートアップ買収をしてからまだ3年しか経っていないが、彼らのビジネスは毎月150万ドルを生み出す黒字に転じ、来年にはIPOを予定している。本稿は、今年アジアで最もエキサイティングなスタートアップの話になるだろう。

今回は前編からの続きだ。

ファイナンス

これまでに Yello Mobile は投資家、銀行、他の投資ファンドから計7,600万ドルを資金調達している。最近では今年初め、2,850万ドルを調達している。詳細については公表されていないが、イム・ジンソク(임진석)氏は現在、次の資金調達について話を進めているところだと教えてくれた。彼によれば、今年初めの資金調達よりも大きなものになる見込みだ。

当初、投資家は我々に対して懐疑的だった。しかし時を経て、数字を見て我々を信頼してくれるようになった。数字がとてもいいからだ。現在はアメリカとアジアの投資家と話をしているが、ニュースはまだ無い。今年初めに3,000万ドルを調達したが、次の投資はさらに大きなものになるだろう。

しかし、Yello Mobile は利益も上げている。Yello Mobile に初期の頃に投資した人たちの意見では、アライアンスに参加したスタートアップの価値は、そのアライアンスの結果として加速されている。しかも、このアライアンス全体で毎月150万ドルの利益を生み出している。

スタートアップの選定基準は?

伝統的なVCは、投資対象となるスタートアップを選定する上で、チームのメリット、問題解決の実行力、市場可能性をもとにする。Yello Mobile はこの点が少し違っている。もし、アジアでスタートアップをやっていて、Yello Mobile のアライアンスに入りたいと思うなら、注意して聞いてほしい。

Yello Mobile のやり方はこうだ。まず、可能性が著しく高い市場に目星を付ける。次に、その市場でトッププレーヤーを見つける。それからそのチームに会い、そのトッププレーヤーをアライアンスに招くのだ。トップのみならず、上位3位は合格範囲だ。

Yello Mobile にとっては、伝統的なVCがそのスタートアップに赤旗を上げているかどうかは、大した問題ではない。人材は Yello Mobile の社内で確保できるし、マーケティングや技術力の不足も用意に補うことができる。その一例が、インドネシアでの初の買収劇だ(関連記事)。インドネシアの価格比較サイト PriceArea はモバイル開発の専門知識を持ち合わせていなかったが、ウェブ上には強いプレゼンスがあった。インドネシア国内で人材を雇用するのではなく、韓国の Yello Mobile のチームがモバイル版を開発したのだ。インドネシア側には一切の費用がかかっていない。これも、アライアンスに入ることで得られるメリットだ。

起業家はどうやってイグジットするのか?

通常の買収では、Yello Mobile はロックアップ期間を設けており、買収されたスタートアップの起業家はとすべての株主は3〜5年間は会社に留まらなければならない。もしアライアンスや会社から抜けたければ、株を Yello Mobile に再び売却すればいい。

我々も IPO 後は、とにかく成長することに集中しなくてはならない。だから、創業者達は会社を後にすることはない。

来年にIPOを控えている中で、今すぐにでもイグジットしようとする創業者はあまりいないだろう。ジンソク氏は、いずれにせよ数字がいい状態なので、創業者達が会社を去ることはないだろうと述べた。

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100年企業を目指して

韓国のテックシーンの多くのところから、Yello Mobile には批判が浴びせられた。彼らはこれまでメディアに対して情報を出しておらず、アライアンスにいるスタートアップのごく少数の人物だけが Yello Mobile のことを知っていたからだ。その心配は、IPOした後、Yello Mobile がどうなるのか、というものだった。

多くの創業者にとって、IPO はそれまでの努力の頂点である。上場を機に、他の興味を求めて会社を立ち去る創業者は少なくない。ジンソク氏は、自分たちにはこのケースは当てはまらないと強く主張した。

Yello Mobile にへの参加は、いいことづくめなのか?

Yello Mobile は約3年間で、5つのスタートアップチームから従業員1,500人を擁する企業にまで成長した。これだけ速く成長するには、それなりの苦労があったのではないだろうか。ジンソク氏は会社の成長に苦労があったことは認めたが、私はもっと人同士の葛藤に興味があった。彼は幸せそうで、彼からもたらされるエネルギーには、闘争心を思わせるものは何もなかった。ともあれ、Yello Mobile は巨大な企業がなし得なかった買収に関わる問題を解決できたようだ。

これまでモバイル業界で11年間働いているが、これが私のキャリアの中で最も穏やかな時間だ。社内のいざこざは何も無い。我々が直面している苦労は、成長に関するものだ。なぜなら、我々はすごく速く成長しているから。

競合はいないのか?

スタートアップ35社をアライアンスに招き入れた Yello Mobile は、継続的な成長のために7,800万ドルを資金調達し、アジアで最大のモバイル・プラットフォーム企業になろうとしている。彼らが競合を見出しているところには、私も大変興味がある。

ジンソク氏は、プラットフォームとしては Yello Mobile は誰ともと競っていないと説明した。Google にも、Facebook にも、Rocket Internet にも、なろうとはしていないのだ。むしろ、サービス分野別に競争を意識しているようだ。大企業と競合する単一ブランドになるのではなく、多くのサービス分野でリーダーになることに興味があるのだ。

すべてのインターネット起業家は、友人であり競合である。我々はすべての人と友人になりたい。我々は悪人じゃないのだから。

Yello Mobile が参入する各分野のリーダーがアライアンスに参加しているわけだから、そこには競合は存在しないとジンソク氏は説明したかったようだ。実社会では話はそれほど簡単にはいかないだろうが、彼らが言いたいのは、各分野でベストになって、その各分野でトップ3のプレーヤーを魅了したいということだ。

市場の中で競争するよりも、むしろ、市場を拡大させることに興味がある。

ジンソク氏によれば、現在、Yello Mobile が最も強い領域の一つがモバイル・マーケティングだ。この分野に関わる8つのスタートアップを持っており、彼らはアライアンスの中で互いに競争し協働もしている。

IPOは、我々の最終目標ではない。次の開発ステージへの第一歩に過ぎない。IPO は方法であって目標ではないのだから。

アライアンスに参加する会社のほとんどは Yello Mobile が100%オーナーシップを持っているが、少ない会社でも、最低50%はの株式は持つようにしている。Alarm Mon に関しては51%の株を持っている(関連記事)。約20%しか株式を持っていない会社に対しては、アクセラレータとして接している。

Yello Mobile は東南アジアのスタートアップにとっても、最良の友人だ。彼らの大きなビジョンを実現し、アジア市場を席巻するのを支援したい。アライアンスにぜひ加わってほしい。

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【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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[インタビュー]韓国のモバイル・スタートアップ35社を統括する企業Yello Mobileが目指すもの(前編)

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【編注】本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.Asia からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。 現在ではスタートアップ35社を育成する Yello Mobile(옐로모바일)が、7,800…

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Yello Mobile(옐로모바일)CSO のイム・ジンソク(임진석)氏。
同社がメディアのインタビューに応じるのは、これが初めて。

【編注】本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.Asia からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。


現在ではスタートアップ35社を育成する Yello Mobile(옐로모바일)が、7,800万ドルを調達して初のスタートアップ買収をしてからまだ3年しか経っていないが、彼らのビジネスは毎月150万ドルを生み出す黒字に転じ、来年にはIPOを予定している。本稿は、今年アジアで最もエキサイティングなスタートアップの話になるだろう。

彼らの創業、成長、将来の野望についてのインタビューだ。本稿は前編であり、後編は後日お届けする。

<関連記事>

Yello Mobile とは?

ニューヨークの IAC や ロンドンの WPP に似た、モバイル・スタートアップをまとめる統括会社だ。モバイルを使い、あらゆる分野にわたって消費者にサービスを提供できる、モバイル・プラットフォーム企業を作ることがミッションだ。しかし、我々 Yello Mobile が IAC や WPP と異なるのは、買収したモバイル・スタートアップをグループ内に統合することはせず、むしろ、彼ら創業者の自主性や独立性、彼らの社風をそのまま維持してもらうようにしている。独立性を担保することで、創業者は買収後も長きにわたりスタートアップに残ってもらえる。これこそ、Yello Mobile がビジネスを続けていく上で最も必要不可欠な部分だ。我々が買収したスタートアップ達は皆、アジアのモバイル界で一番のプレーヤーになろうとしている。

Yello Mobile は、起業家のための宗教のようなものだ。我々のアライアンスは宗教のようなものだ。我々がその宗教にもっと傾倒すれば、我々はもっと成功に近づき、ビジネスを続けることができるようになるだろう。

Yello Mobile の設立

Yello Mobile の CEO(イ・サンヒョク氏=이상혁)は2011年、韓国第2のインターネット・ポータル「ダウム」に自らのスタートアップの売却を経験している。買収された後、チームや技術がダウムに取り込まれたことから、彼はダウムの環境に〝ハメられた〟と感じるようになった。これは彼が期待していた、起業家として独立した毎日とは異なり、彼は他の道を探す必要を感じるようになった。

スタートアップの起業家を最初に魅了する、起業家精神の最も重要な要素を残しつつも、買収を実現させたい。そんなビジョンを胸に、Yello Mobile は設立された。その第一歩として、Yello Mobile はスタートアップ5社とアライアンスを作り、独立性を維持しながら協業できるかという仮説を検証した。そして次のステップは、資金を調達し、成長を加速することだった。

我々は、加わってくれたスタートアップの独立性を担保することに極めて注力しています。統合はまったくやらない。むしろ、彼ら同士のコラボレーションを勧めるのです。この行為によって、スタートアップにも、Yello Mobile にも、急速な成長がもたらされます。あらゆる分野において、その分野でベストなスタートアップを我々が魅了できているのには、そういう背景があります。

Yello Mobile の最初の投資家は DSC Investment だ。DSC は Yello Mobile のビジョンと能力が実を結ぶことを確信している。DSCの資金注入により、Yello Mobile はより早く成長でき、多くの分野のトップのスタートアップと提携関係を結ぶことに集中することができた。

どんな分野にサービスを提供しているのか?

Yello Mobile にとって、当初はモバイルメディア、デジタル・マーケティング、モバイル・トラベルの3つは主要なマーケット分野であったが、彼らのビジョンは、メッセージとゲームを除く、すべてのモバイル分野のその領域を拡げる結果となった。アジアのモバイルユーザが朝起きてから夜寝るまで、傘下のスタートアップのモバイルサービスを使い続けてくれることが、Yello Mobile の希望だ。

我々のCEOは、最初のスタートアップを2011年にダウムに売却しました。ダウムと協業する中で、彼は起業家としての道を失い、一人のビジネスマンにならざるを得ませんでした。このようなことを Yello Mobile には起こしたくないと、彼は考えているのです。

買収ストラクチャー

スタートアップが3年間で35社を買収するのは、簡単なことではない。CSO のイム・ジンソク(임진석)氏は、彼らの買収において、スタートアップの株を買うのではなく株式交換の方法をとるようにしていると説明した。この方法をとれば、創業者は技術への費用やチームへの給与ではなく、自らのスアートアップの将来のために株式を手放すことができる。長期にわたって、創業者が経営に残るようにもなる。

我々がやりたいのは、コラボレーションであって統合ではない。M&Aというよりは、アライアンスの形成だ。

この方法は言うまでもなく金銭的なメリットももたらし、Yellow Mobile も創業者に資金を払うよりも、成長に力を注ぐことができるようになる。結局のところ、アライアンスに入っているスタートアップが成長すれば、Yello Mobile の資産価値が大きくなり、それに合わせて、スタートアップの資産価値も膨らむという構図だ。したがって、スタートアップ達はモチベーションや起業家精神を維持することができ、Yello Mobile も参加のスタートアップ達と成長し続けようとする動機づけになる。

Yello Mobile は、買収した企業のすべての従業員が勤務できるスペースを設けている。総従業員数は1,500人に上る。
Yello Mobile は、買収した企業のすべての従業員が勤務できるスペースを設けている。
総従業員数は1,500人に上る。

Yello Mobile に参加するメリット

スタートアップの創業者とは、物事を単独で進め、自分が見たい将来の形を実現するためなら、大胆かつクレージーになれる、珍しい人種だと言える。しかし、トップの起業家たちが、なぜ自らのやり方を変えて、喜んで Yello Mobile のアライアンスに加わろうとするのだろうか。イム・ジンソク氏に尋ねた。

彼によれば、Yello Mobile に加わらないリスクは、Yello Mobile に加わるリスクよりも大きいと、創業者達に説明している。Yello Mobile は創業からの3年間を通じて、多くのスタートアップが資金に枯渇して、競争に負けてスケールできなくなるなど、どこに危険があるかを把握している。これこそが、Yello Mobile が最も価値を提供できる部分だ。彼らはファイナンス、人材支援、マーケティング、特定地域での成長に向けたローカリゼーション・サポートなども提供する。

もし単独でやれば、我々はビジョンを実現するのに、より長い時間を必要とするだろう。しかし、強く結束すれば、それはより速く実現できる。

開発者、デザイナー、プロダクトマネージャーら約40名の車内チームに加え、他のアライアンス企業とのシナジーから得られるメリットも特筆に値する。例えば、彼らのスタートアップの1社は中国市場に強いので、他のアライアンス・スタートアップの中国進出を支援している。このようなメリットは、スタートアップが成長に集中する上で大変役に立つ。一社あでやるよりも、より速くビジネスを形成できるのだ。このような目に見えない価値に加えて、参加スタートアップ達は、トラフィック、人材などをシェアし、中には、互いにクロス・マーケティングを実施しているケースも存在する。

プロダクトの品質は、よりよく、かつ迅速に改善されます。社内のスタッフがそのような活動を支援します。スタートアップにとって、トップレベルの開発者、デザイナー、プロダクト・マネージャーを雇用するのは難しい。そのような問題の解決も支援します。

しかし、Yello Mobile がもたらす最大のメリットは、成長に向けての持続可能性だ。アライアンスがもたらすこのメリットは、結果的に創業者達がベストを尽くす対象に集中させてくれる。これこそが、創業者達が Yello Mobile に加わろうとする最大の理由だ。

インキュベータ、アクセラレータ、統括会社、投資家、マーケティング・パートナー、そして…

議論を重ねるうちに、Yello Mobile を既存の組織と比べたところで、それは意味の無いことだと思うようになった。同社はアジアで新境地を切り拓こうとしており、これまでの同種の企業と同じように見られることを嫌っている。

我々は、バリューチェーンを一社に統合したいんだ。

投資ファンドを運営するだけでなく、Yello Mobile はアーリーステージのスタートアップにエンジェル投資も行っている。投資したスタートアップがアライアンスに加わるかどうかはわからないが、Yello Mobile にとっては、彼らも育成対象だ。投資戦略においても、Yello Mobile は独占ではなく、他のVCがアライアンスに参加しているスタートアップに追加投資することを歓迎している。レイターステージのスタートアップにはインキュベータを、アーリーステージのスタートアップにはアクセラレータを運営している。

我々はサービスをサポートしたいだけで、Yello Mobile を宣伝したいとは思っていないのだ。

Yello Mobile は(スタートアップをまとめる)統括会社だが、自らをサービス・プロバイダとしては宣伝していない。参加するスタートアップにブランドを保持してもらい、それぞれの明確な個性を維持しているのだ。したがって、ユーザは自分が「Yello Mobile のサービスを使っている」と意識することはない。起業家も、組織体制よりも自分の会社に集中し続けることができる。

そう、我々がしようとしているのは、買収、提携、アライアンスのちょうど真ん中あたりだ。

このインタビューは後編に続きます。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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韓国のライブイベント開催スタートアップ「Makeus」が、YelloMobileから約1億円を資金調達

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韓国のライブイベント開催スタートアップ Makeus(메이크어스)は11日、韓国のモバイル特化型M&A事業会社 YelloMobile(옐로모바일)から10億ウォン(約1億円)を資金調達したと発表した。 Makeus は、慶北(キョンボク)大学の学生3人が中心になって始めたスタートアップで、現在韓国で最も多くのライブコンサートを企画、運営している。 2014年に100回以上のライブコンサー…

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韓国のライブイベント開催スタートアップ Makeus(메이크어스)は11日、韓国のモバイル特化型M&A事業会社 YelloMobile(옐로모바일)から10億ウォン(約1億円)を資金調達したと発表した。

Makeus は、慶北(キョンボク)大学の学生3人が中心になって始めたスタートアップで、現在韓国で最も多くのライブコンサートを企画、運営している。 2014年に100回以上のライブコンサートを行う予定で、最近、独自に企画した Makeus Talk Concert が公開と同時に、インターネットチケット部門1〜4位を独占し、業界に新しい風を起こしている。今年、同社は売上高70億ウォン(7億円)を目標に掲げており、文化コンテンツのプラットフォームとして飛躍するために準備中だ。また、2015年には2回以上、大規模なフェスティバルの開催も企画している。

今回の資金調達の背景として、同社の次のような優位性が挙げられる。

  • 成長している文化コンテンツ市場の新たなプラットフォームへの飛躍の可能性
  • ライブコンサートの市場占有率1位
  • ミュージシャンのプロモーションをサポートできるマーケティングプラットフォームの確保
  • YelloMobile とのシナジーを通じた成長の可能性

Makeus はまた、自社が持つSNSチャネルのファン400万人を対象に、効果的なマーケティングを進めているとも明らかにした。今後は、インディーズミュージシャンやヒップホップミュージシャンのマーケティングを積極的に支援し、公演の機会も多くを提供する計画だ。ミュージシャンや企画会社すべてが、Win-Winとなる戦略を推進している。

Makeus の代表を務めウ・サンバム(우상범)氏は、資金調達の理由について、次のようにコメントしている。

私達のコンテンツを顧客にうまく届けられると考え、資金調達を決定した。また、YelloMobile は恐竜ベンチャーと呼ばれるほど、韓国の​​モバイルメディアとして定着すべく急速な拡大を見せている。それぞれの分野を牽引してきた20以上のモバイルサービスが団結しているので、さまざまな方法でシナジーをもたらすことができると期待している。

また、YelloMobile の代表イ・サンヒョク(이상혁)氏は、次のようにコメントしている。

食べる・飲む・楽しむ——毎日のモバイルメディアを志向する YelloMobile にとって、「楽しむ」に関連した文化コンテンツ事業は、重要なカテゴリーだ。 Makeus への戦略的投資と提携により、スマートフォンユーザーに意味のある文化コンテンツの情報を提供することで、シナジーを生み出すことができる。Makeus は、年間10万枚以上のチケットを販売するほど20代に特化したマーケティングツールを確保しており、お互いに大きなシナジーが期待できそうだ。

現在、Makeus は多くのミュージシャンと提携を進めており、7月には Standing Egg(스탠딩에그)Acoustic Collabo(어쿠스틱콜라보)Vanilla Acoustic(바닐라어쿠스틱)などのミュージシャンの単独コンサートを開催する。9月には、韓国の10代、20代の人々が参加できるオーディションも開催する予定だ。

YelloMobile は2012年8月に設立されたモバイル特化型M&A事業会社で、これまでに 1kmGoodoc(굿닥)Coupon Moa(쿠폰모아)、Design Hotel(디자인호텔)など20以上のサービスを集め、最近ではモバイル広告プラットフォームの Cauly(카울리)を買収、アラームアプリの AlarmMon などに出資している。

これらさまざまなサービスやプラットフォームをもとに、すべてのライフスタイルのサービスを集約し、モバイルユーザの24時間に占有するメディアを目指している。昨年は110億ウォン(約11億円)規模、最近320億ウォン(約32億円)規模の資金調達を実施した。2014年の売上高は750億ウォン(約75億円)、営業利益220億ウォン(約22億円)を目指しており、来年には上場を視野に入れている。

【原文】

【via BeSuccess】@beSUCCESSdotcom

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ソウル拠点のモバイルメディア企業Yello Mobileがインドネシアの価格比較サイトPriceAreaを買収

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本日(編集部注:この記事は5月5日に掲載されたものの翻訳です)インドネシアの価格比較サイトPriceAreaはソウルに拠点を置くYello Mobileに買収されたことを発表した。以前からPriceAreaに対する買収の噂がある中での発表となった。 この買収により、韓国のYello MobileがPriceAreaの経営権を握ることになる。この取引に近い情報筋によると、買収額は数百万米ドルに上ると…

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本日(編集部注:この記事は5月5日に掲載されたものの翻訳です)インドネシアの価格比較サイトPriceAreaはソウルに拠点を置くYello Mobileに買収されたことを発表した。以前からPriceAreaに対する買収の噂がある中での発表となった。

この買収により、韓国のYello MobileがPriceAreaの経営権を握ることになる。この取引に近い情報筋によると、買収額は数百万米ドルに上るという。しかしPriceAreaに投資したGREE VenturesとEast Venturesは正確な額の公表を避けた。

Yello Mobileは、アジア全域で20以上のモバイル・インターネットサービスを展開するモバイルメディアカンパニーだ。Daumの元取締役Sang-Hyuk Lee氏によって2012年に設立され、アプリやサービスで月間1000万以上のアクティブユーザ数を誇る。PriceAreaの買収によって、インドネシアや東南アジア全体における躍進につながるだろう。

「Yello Mobileは、PriceAreaのユーザベースとビジネスモデルに大きな可能性を見出しています。これは私たちにとって東南アジア進出への最初の1歩であり、この地域で国を超えてスタートアップの買収や合併を行うことで、成長を加速し、事業を多様化していくことは戦略的にも重要です」と、Yello Mobileの国際事業最高責任者のHugo Choi氏は話している。

PriceAreaは月に140万人のサイト訪問者を抱えており、今年に入って収益を上げ始めたが黒字化はまだ果たしていない。昨年の訪問者数は1200万人であった。PriceAreaの今後の展望について同社CEOのAndry Suhaili氏に聞いたところ、モバイルと地域性にフォーカスしていくという。「PriceAreaはモバイル事業を通して、サービスを十分に活用し利益を生み出すことができます」 とSuhaili氏は話す。

Suhaili氏はコンピューターサイエンスとコンピューターアニメーションをロサンゼルスのThe Art Institute of Californiaで学んだ。2010年7月にPriceAreaのベータ版を発表し、2011年のインタビューにおいてSuhaili氏は、PriceAreaは「インドネシア初の製品価格比較サイト」だと語ってくれた。PriceArea設立の前に彼は広告会社を7年経営していた。

PriceAreaはウェブトラフィックでインドネシア最大の価格比較サイトと謳っている。国内の主な競合にはTelunjukやRocket InternetのPricePandaがいる。後に続きそうな他の価格比較サイトはカカクコムのPricePriceや、最近インドネシアに進出してきたタイ拠点のPricezaだ。

via Tech in Asia【原文】

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韓国の目覚ましアプリ「AlarmMon」開発元のMalangStudioが、YelloMobileから約2億円を調達

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目覚ましアプリ「AlarmMon(알람몬)」で知られる、韓国のスタートアップ Malang Studio(말랑스튜디오)は、韓国のモバイル特化型M&A事業会社 YelloMobile(옐로모바일)から約20億ウォン(約2億円)の資金を調達した。 今回の資金調達の背景には、 創業1年で月間BEP(損益分岐点)の達成。 世界での900万ダウンロード達成。 キャラクターを使った事業の拡大。 中…

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目覚ましアプリ「AlarmMon(알람몬)」で知られる、韓国のスタートアップ Malang Studio(말랑스튜디오)は、韓国のモバイル特化型M&A事業会社 YelloMobile(옐로모바일)から約20億ウォン(約2億円)の資金を調達した。

今回の資金調達の背景には、

  • 創業1年で月間BEP(損益分岐点)の達成。
  • 世界での900万ダウンロード達成。
  • キャラクターを使った事業の拡大。
  • 中国・日本・台湾などアジア圏への進出の成功。
  • YelloMobile とのシナジーによる、ビジネス拡大の可能性。

…などが挙げられている。

Malang Studio の AlarmMon は2012年1月に韓国でローンチして以降、半年でカテゴリ1位に上りつめたサービスだ。以降、中国・日本・台湾などアジアを中心に積極的に海外に進出、アプリを通じて新しい韓流ブームをもたらした。

<関連記事> 韓国で火花を散らす目覚ましアプリ論争——AlarmMonとModualarmの戦いの行方

Malang Studio は、今後 AlarmMon を単なる目覚ましアプリの領域を超えて、アラーム/告知プラットフォームに拡張させる計画だ。YelloMobile の今回の投資は、マネタイゼーション・モデルを開発するための戦略的提携と位置づけられる。両社は今後、互いの強みを発揮し、win-win となる戦略を積極的に推進する計画だ。

Yello Mobile 代表を務めるイ・サンヒョク(이상혁)氏は、投資の理由を次のように明らかにした。

日常のすべてを網羅するメディアを目指す YelloMobile と、人々の一日の始まりと終わりを共にする AlarmMon を開発した Malang Studio の提携は、スマートフォン・ユーザの時間をより多く取り込む上で、シナジーを生み出すことができる。韓国だけでなく、世界市場での可能性が十分にあり、今後の Yello Mobile の他のアプリとの連携により、成功を加速させることができるだろう。

訳注:YelloMobile は、韓国のテック業界各カテゴリの上位サービスを買収する戦略をとっており、CouponMoa(쿠폰모아)Coocha(쿠차)国民クーポン(국민쿠폰)GooDoc(굿닥)私たちのペペンション(우리펜션)など、これまでに買収したサービスは約20に上る。

これに対し、Malang Studio の代表を務めるキム・ヨンホ(김영호)氏は、今後の抱負を次のように語った。

YelloMobile は、ローカル各分野で1位のサービスを多数集めており、AlarmMon をプラットフォーム化し、マネタイズを図る上で最高のパートナーだと思う。AlarmMon が YelloMobile の成功したサービス群の一つになることを期待してほしい。

AlarmMon は現在、過去3ヶ月間にわたる AlarmMon Market のベータテストを終え、正式ローンチを目前に控えており、ハローキティー、Larva、マシマロ、Uncle Grandpa、Tuzki などの有名キャラクターの権利会社と正式契約を締結し、今後、多様なアラームサービスを公開していく計画だ。

また、Malang Studio は、自社の AlarmMon キャラクタを使って、モバイルゲーム開発会社 Funny G と共同でゲームを開発しており、このゲームは既に韓国の大手エンターテイメント企業 CJ E&M と配信契約を締結しており、世界市場での成功が期待されている。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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