ITコンサルティング・エンジニアリング・マーケティングまでまるっと。一気通貫のデジタルソリューションを提供する「CREFIL」誕生ストーリー

デジタルマーケティングを中心とした事業を展開するCREFIL株式会社は、おかげさまで来年で5周年という節目を迎えます。CEOの丹治雄弥とCOOの大越勇輝によって創業されたCREFILについて、今回はCEO丹治雄弥が創業から現在、さらに今後の取り組みをご紹介していきます。
◆CREFIL設立の経緯

CREFIL立ち上げまで

私自身は、もともと広告代理店でWebマーケティングの経験を経て、ITコンサルティングファームに転職し、そこでコーディングや、開発の基本的な流れを学びました。ここまでで、広告とコンサルティング、さらに開発を経験したので、その経験をもとに会社を起業したのが25歳の時です。その会社は、どちらかといえば開発が中心で、いろんなプロジェクトに携わりつつ、同時に営業活動も経験していました。その中で、エンジニア界隈で行われていることの大半の経験をしているので、コンサルティングと開発とマーケティングを一貫して提供する会社を作ってみたい、と新たに立ち上げたのがCREFILです。
CREFILがシステム開発だけでなく、お客様と戦略を一緒に考えて、広げるところまでを請け負うのはそういう思いからですね。

CREFILの立ち上げにあたっては、理念を共感できるパートナーの存在が重要でした。
一緒にCREFILを立ち上げたCOOの大越さんとは、前職から共に働いている仲で、彼は聡明でポジティブな人柄で魅力的な人でした。

彼はエンジニアとして医療や通信業界などでパッケージ導入/保守/開発・大規模DWH構築などを手掛け、社内業務見える化のモデルケース構築や研修講師などの経験も豊富ですし、ITコンサルタントへ転身した後は、セキュリティ業務改革推進や、新規部署立ち上げ、新規サービス企画~構築、CRM導入など、様々プロジェクトに携わってきた経験があります。
私が新しい会社としてCREFILを立ち上げるか、いっそのこと海外に仕事の拠点を移そうかすごく迷っていた時に、大越さんが会社新設に手を挙げてくれたので、ワクワクできる会社が作れそうだなとCREFILの立ち上げを進めました。
彼が手を挙げてくれなかったら、今のCREFILは無かったんじゃないかなと思っています。

◆CREFILが重要視する3つのステップ

売上をつくる

事業に取り組む中で、3つのステップを踏んで成長していこうというのが、根幹にあります。
1つ目のステップは、売上を作ること。
最初の2、3年は基盤作りに集中するために、私自身が精通しているデジタルマーケティング事業を重点的に行いました。
その中で、確実に実績を積み上げ、グローバルジュエリー企業様や製菓メーカー様など、あらゆる分野の大手企業様との関わりを持たせていただきました。
海外支社をつくる

2つ目のステップは、海外展開です。
基盤ができて、いろんなところから評価を頂いたり、我々と関わったお客様が別のお客様を紹介してくださったりする形ができてきたタイミングで、一度海外展開への準備を始めました。順調に進んでニューヨークやフランスのエンジニアとのコミュニケーションが増えたのですが、運悪くコロナ禍の影響があり、当時は海外展開を一旦停止する事にしました。現在は改めて海外展開への準備を進めています。
自社サービスをつくる

海外展開を一旦停止した際に、将来の海外展開を視野に入れた国内向け新規事業を立ち上げようと、3つ目のステップとして自社サービスの開発をスタートしました。社内でプレゼン大会を開催し、自社サービスの大枠を決め開発に着手し、現在「spohabi(スポハビ)」というスポーツクラブ向けのオンライン会員管理システムを稼働させています。

スポハビのお問い合わせはこちら: https://official.spohabi.com/contact/

CREFILはこれまで一貫して、「つくる」という事にチャレンジしてきました。
弊社のプロジェクトは多岐に渡り、常に新しい事への取り組みを行っています。

◆CREFILが大事にしている事

我々が掲げるミッション
弊社の掲げるミッションとして、「我々に関わる人たち、会社のメンバーやクライアント様、我々がこれから提供するサービスを使って下さるエンドユーザーの方々が望む夢を実現させる場を作る」というものがあります。
CREFIL(クレフィル)という社名は「我々に関わる全ての人たちの夢を実現させる場所」を体現するために、“Create Field”という言葉を基に作ったものです。
弊社が関わる方々にとってベストなものは何なのか、実現させたい姿は何なのかを常に意識しながらお取引先様とお付き合いさせていただいており、より良いサービスを提供し続けていきたいと考えています。

例えば、現在 B to C のサービスである弊社自社サービスの「spohabi」を稼働させていますが、ユーザーヒアリングを行いながら随時アップデートを進めており、導入いただいたお客様やご利用いただいているエンドユーザー様の目線に立って、叶えたい夢を実現するお手伝いをしています。

◆CREFILの”強み”

CREFILの可能性を支える、様々なキャリアを持ったメンバー

弊社には、様々なキャリアの社員が揃っており、弊社で活躍する以前のキャリアで養われたスキルを存分に発揮してもらっています。
例えば、コンサルティングファーム出身者がお客様のニーズを持ち帰り、サービス開発経験者やメーカー出身者が、ニーズを満たすサービスを具体化。その後マーケティング戦略を打ち出していき、管理職経験の長いメンバーがサービス展開の下支えをしています。

メンバーの経験値を活かす事で、一流のコンサルティングファームが請け負っているようなプロジェクトでしっかり対応ができるような体制を作れていると感じています。

バックグラウンドが様々だと衝突が起こりそうだという点もあるかと思いますが、気軽にコミュニケーションが取れるツールの導入や、定期的な社内イベントの開催など、文化として社内コミュニケーションが増える取り組みを豊富にする事でまとめています。

私個人としてはいろんなコミュニケーションの方法をとって、役職やキャリアなどを気にせず当たり前に意見交換ができるような文化を作るように努めています。

◆具体的に力を入れていること

一気通貫のコンサルティング・開発・マーケティング

弊社では、コンサルティング・開発・マーケティングを一気通貫で行っています。
現在力を入れている事としては、データサイエンスと自社サービスがあります。

データサイエンスは市場のニーズを汲み取り進めており、CREFILの強みを活かした、データ分析のプロセスを一気通貫で行うサービスを実現しています。
データサイエンスに求められる、データの収集・集約、分析の実施・仕組みの構築、統計分析・機械学習の活用、分析結果を活用したアクション定義までを一貫して提供しています。
CREFILらしくデータ分析に必要な事はすべて行い、分析を活用するところを強みとしています。

自社サービスは私自身が学生時代からテニスに関わってきていた経緯もあり、テニス業界の現状をCREFILの強みを活かして変えていきたいという思いから、スポハビというテニススクール・大会向けのサービスを提供しています。
テニス業界を調べるにあたっては、スクールや大会の現地にも赴きました。実際に関わる人のお話を聞いたときに、以前から変わらない現状を改善したいと思っている人が多くいる事を知りました。
そこからCREFILの、お客様の声を聴きサービスを開発していくという強みを活かせば、テニススクールや大会主催者とそこでプレイする一般のユーザーに、よりよい経験を提供できると感じ、サービス開発を決めました。

本サービスはリリース後も継続してお客様の声を重視しており、お客様の声をもとにした定期的なアップデートや新機能により、常に拡大していくサービス開発ができていると感じています。

これからもニーズのあるところに積極的にアプローチし、日本にとどまらず海外でもサービスを提供していきたいと考えています。
◆これからのCREFILについて

グローバルを視野に入れた展開

CREFILのコンサルティング・開発・マーケティングを一気通貫で提供するスタイルは国内のみならず海外でもニーズがあるものと確信しており、日本市場・海外市場のいずれでも伸びている市場の第一線で活躍していくことを目的としています。

現在、グローバル展開を視野に入れた活動として、弊社内メンバー向けに英会話支援を行っており、英会話スクールや、短期語学留学などを実施しています。
今後の海外展開に向けた準備は整ってきており、具体的な計画準備を行っている段階です。

私は、明確に目標としてきたステップがあり順調に成長しているからこそ、現状に満足したくないと思っています。成長の中で培ったナレッジや経験を活かして、日本国内のみならず海外も含めた多くのお客様に新しい価値を提供するサービスを作り続けたいと思っています。

【CEO 丹治雄弥について】

Web 広告業界にてWeb 広告全般の運用コンサルタントを行い、SEM の事業部立ち上げを経験した後、IT コンサルティングファームにて業務改革、グローバルを巻き込んだシステム導入を行いました。前職およびCREFIL では、デジタルマーケティングのプロデュースや大規模CMS 導入プロジェクト、ビッグデータ構築をコンサルタントとして手掛けました。
Salesforce 案件では、Sales cloudやService cloudなどのコア側~MA (マーケティングオートメーション)まで全体構想を鑑みたシステム構想フェーズ~実装フェーズまで手掛けています。

【企業情報】
CREFIL株式会社は、デジタルソリューション・ITコンサルティング・エンジニアリングを包括的に提供している企業です。
弊社は、関わるすべてのビジネスを成長させることで、コンシューマーの生活を改善することを目的としています。
これまでの多彩なプロジェクト推進経験を通じて得たIT技術やマーケティング戦略を駆使し、革新的なサービスを作る発信者として、そしてともに作り上げるパートナーとしてサービスを提供します。

CREFIL株式会社HP: https://crefil.com/