サッカーとスペインがつなぐチュニジアの「カクタスオイル美容液」ブランド・アドゥマンの開発物語。オイルをつけた瞬間のウキッとした幸せが、今日も明日も続いていきますように

株式会社LUCKMANはサッカースペインリーグ(一部)の名門「バレンシアCF」の日本国内唯一となる公認育成組織を運営する会社として、2010年に同クラブとライセンス契約を締結。同年5月から神戸を拠点に、「バレンシアCFオフィシャルアカデミー」をスタートしました。小学生向けのサッカーアカデミー事業を中心に、スペイン人コーチが来日して行うサッカークリニックやスペインへのサッカー遠征、サッカー留学事業を展開しています。

これまでサッカー”ひとすじ”で活動して来ましたが、2020年のパンデミックにより日本とスペインとの往来が困難となったことを機に、サッカーだけではなく、自分たちに出来ることで何か少しでも誰かの何かの役に立てることがあるのならという想いで、これまでの活動を通して出会った人々とのご縁でチュニジアのカクタスオイルの輸入、美容液の開発・販売に辿り着きました。

◆いつもがんばっているあなたへ

仕事や家事、育児、またはエアコン、紫外線など、日々の生活に追われ、ストレス社会に生きているわたしたち。気づかないうちに心だけでなく、お肌にまで影響を与えてしまっているかもしれません。美しくありたいと心の中で思いながらも、自分のことはつい後回しにしてしまったり、自分に手間をかけることに時に負い目を感じてしまったり…

いつもがんばっているあなたへ。
いつも、いつまでも美しくありたい、そんなあなたの心からの願いを大切にーー。
「アドゥマン ブースターオイル」は日々がんばっている自分自身への『極上のご褒美』とも言える、美容オイルです。

ご愛用の化粧水前のブースターオイルとして、または乳液やクリームをご使用前など、
そのプラスアルファを加えることで感じる、幸福感をご堪能ください。

◆サッカーとスペインがつないでくれたチュニジアのカクタスオイル

株式会社LUCKMAN 代表取締役社長 中谷吉男

「Higo Chumbo(イゴ・チュンボ)?」

「何、それは食べ物?(笑)」
“スペイン語”でのその名を初めて耳にした時、私はその(少し可愛らしい?)響きと、正体不明のものについて熱心に語る親友の言葉にとても興味をそそられました。

私の本職はプロサッカーコーチ。

30歳の時に脱サラしてスペインに渡り、世界最高峰のUEFA(欧州サッカー連盟)プロコーチライセンスを取得し、この20年あまり、リーガエスパニョーラのクラブやJリーグクラブで無限の可能性を秘めて夢に向かう育成年代の子どもたちの指導にあたってきました。

2010年にはスペインリーグの名門、「バレンシアCF」の日本国内唯一となる公認育成組織を運営する会社として、同クラブとライセンス契約を締結。小学生対象のサッカースクール事業「バレンシアCFオフィシャルアカデミー」をスタートさせ、現在は関西、北陸地域でのスクールの他、スペインへのサッカー留学、遠征などを通して日本の将来を担う選手育成への取り組みを続けています。

日本とスペインを行き来して活動してきた中でサッカー関係者はもちろん、自らに影響を与えてくれる様々な出会いがありました。

「Higo Chumbo(イゴ・チュンボ)」=「カクタス(ウチワサボテン)」について、私に教えてくれたのは(アドゥマンの故郷)チュニジア出身で、バレンシアに在住するカリム・チャアバニです。

カリムはスペイン遠征に来た日本のチームをいつも街から街へ、また練習場やスタジアムに安全かつ快適に運んでくれるプロのバスドライバー。この10年以上彼とは数々の旅を共にし、そこに溢れる喜怒哀楽の時間をたくさん過ごしてきた仲。

いろいろな外国人と仕事をしてきましたが、5か国語を操る有能さ以上にハート(まごころ)で仕事を行ってくれる彼のキャラクターとそのスタイルに、積み重ねてきた信頼関係は言葉で言い表せないほど大きく……。

年月が経つと共に、カリムは私たちのスペインでの家族、親友の1人というかけがえのない存在となったのでした。

母国を離れてスペインで日々 “外国人”として頑張る彼の姿に、私はスペイン在住時代の自分を重ね合わせていたところが少しあるかもしれません。

「ヨシオ、Higo Chumbo(イゴ・チュンボ)は、チュニジアの人々にとって、また自分にとっても、一筋の輝く光なんだよ!オイルの大部分が今はやっとフランスに輸出されるようになって、向こうで大好評でね」

いつもより熱く真剣に語るカリムの言葉が、この素晴らしい「カクタスオイル・アドゥマン」プロジェクトの出発点です。

彼からは他国にはないカクタスオイルの希少価値についての情報と同時に、母国チュニジアの貧困事情やそこで働く女性たちの厳しい現状、そしてその解決の必要性について聞かされました。

「今はスペインで暮らし、日々の生活に追われて何もできていない自分だけど、僕は自分を育んでくれたチュニジアやそこに暮らす人々に、いつか恩返しのようなものがしたいんだ!」

これまでサッカーを通じての「人育て」によって世の中の役に立ちたいと考え、ガムシャラに突っ走ってきた私。彼の言葉に「あー、 “人の想い” には、やっぱり言葉や国籍、文化の違いは関係無いんだな」、と直感的にこのプロジェクトに大きな可能性を感じました。

それはつまりまったく微力かもしれないですが、自分にできるのは肌に良い成分を常に求め続ける日本の皆さん(化粧品市場)に最高のものをお届けすることであり、チュニジアで「カクタスオイル」に関わる農園やそこで働く女性たち、労働環境の中で起こっている問題や貧困状況を少しでも改善させることに繋げ、親友のたっての願いに力を添えることでありーー。

善は急げと、私はカリムを通じてチュニジア産の「カクタスオイル」の供給交渉を行い、輸入に関わる全ての情報調査を開始しました。

もともとやってきたのがスポーツ事業で、初めての化粧品原料の輸入ということもあってわからないことばかりで正直大変でしたが、使命感からか、はたまた胸に溢れてくる何か熱いもののおかげか、このオイルを何とか日本に上陸させることができました。第1便が到着した時のあの喜び、高揚感は生涯決して忘れることはないでしょう!

その後化粧品業界の専門家などのアドバイスをいただきながら、オイルの分析と研究を徹底して行い、日本ならではの丁寧な「リファイニング(精製)」技術を最大限に活用した結果、純度が高く、ベタつかず使いやすい美容オイルへと仕上げることが出来ました。

こうして、やっと完成した「アドゥマン・ブースターオイル」。

正直サッカーをやっていなかったら出逢うことは無かったと思います。

しかし運命的に手にすることができたこのオイルの雫の一滴一滴には、長年日本とスペインを繋ぐ活動の中で培ってきた強い信頼、国籍を超えた友との絆、そして何よりもサボテンの実の収穫から種の中のオイルの抽出まで、そこに携わってくださったチュニジアの人々の想いがぎっしりと詰まっています。

私たちとしましては「美容」という別分野、業界への進出ではありますが、刻一刻と変化する時勢や状況の中で常に最善に向かうべく仲間と協力しながら臨機応援に対応していくことの大切さは、サッカーから学ぶことができました。

創業時からの理念の軸となる当社が生み出す活動の中から出てくる一つ一つの出会いと、そこへの心からの取り組み、情熱を大切にし、現代に生きる人々の心身の健全な発達と社会の発展に少しでも貢献させて頂くことができればと思います。

笑顔のある未来に繋がっていくことを心から願ってーー。

◆チュニジア産のウチワサボテンから抽出

アドゥマンで使用するカクタスオイル(成分名:オプンチアフィクスインジカ種子油(保湿成分))は、世界最大のサハラ砂漠を有するチュニジアの過酷な環境下で育ったウチワサボテンの種子から一年に一度だけ抽出されます。 ミネラルと抗酸化物質であるビタミンEを豊富に含むと言われており、その高い保湿力で乾燥から肌を守ってくれるうえ、1トンのウチワサボテンからわずか1リットルしか抽出できないため、『奇跡のオイル』と呼ばれているほど希少価値の高いオイルです。

◆美容成分豊富なカクタスオイル

美容オイルの中でもカクタスオイル(成分名:オプンチアフィクスインジカ種子油(保湿成分))は、ミネラルと抗酸化成分であるビタミンEが豊富に含まれていると言われています。

◆オーガニック

有機的および自然的な特性を持つものだけに与えられる「有機サボテン種子油」として、CCPB※の認証を有するオーガニックオイル生産者と契約、徹底した品質管理のもとみなさまにお届けしています。

※CCPB:消費者、マーケット、企業を繋ぐ多種多様な国際市場のオーガニック製品を精査・認証する機関。

◆ピュア&ナチュラルな製品づくりへのこだわり

天然のままのものが必ずしも良いものではなく、抽出されたオイルに含まれる不純物が肌に刺激を与えてしまったり、クセのある臭気を放ったり、酸化を促す原因になってしまいます。 「アドゥマン ブースターオイル」は、日本ならではの丁寧な『リファイニング』を行うことで本来の美容成分はそのままに、不純物やクセのある臭気だけを取り除いた、より純度の高いピュア&ナチュラルな美容オイルです。

独自のリファイニング製法
時間をかけ、じっくり丁寧に行う独自製法のリファイニング技術により、豊富な美容成分はそのままに皮膚アレルギーの原因になりうる不純物を除去し、肌に馴染みやすい粒子サイズのオイルに仕上げました。 さらには品質劣化を防ぐなどの効果もあり、やさしくご使用いただけます。

品質の向上
リファイニングを行うことで鮮度に影響する“酸化安定性”が向上します。 「アドゥマン ブースターオイル」はウチワサボテンの種子から抽出される植物性ピュアオイルのため粒子が小さく、さらに独自製法のリファイニング技術により不純物を取り除いていることで、肌への馴染みが良く柔軟にし、浸透力✳︎1で美しい肌へ整えてくれます。✳︎2タンパク質等の不純物を取り除くことで経時安定性が向上(臭気の劣化抑制)し、オイル品質が長持ちします。

✳︎1 角質層まで
✳︎2 動物性(馬油、スクワランなど)オイルと比べて、植物性オイルは粒子が小さいと言われています
純度の向上
約60時間もの長時間をかけ、複数の工程に分けてじっくり丁寧にリファイニングを行うことで、純度が高く細かい粒子のオイルへと生まれ変わります。各工程によって取り除かれる不純物が異なり、それぞれの工程で取り除かれた不純物の分析調査を行っています。ひと手間加えることで、なめらかな手触りでさらっとした使い心地に仕上げています。

安全性の向上

基本成分(脂肪酸組成)はそのままに、油の劣化をリセット。皮膚アレルギーの原因になりうる不純物の除去も行います。

◆SDGsの目標につながる取り組み

ウチワサボテンを生産・収穫する従業員の80%以上が農村地域に暮らす現地の女性たち。アドゥマンを通して、いつも頑張っている日本のみなさまを元気に笑顔にしたい!
その想いと共に、恵まれない地域の貧困改善、雇用創出、チュニジアの経済成長への貢献、そして現地で働く女性たちが安心して過ごせる願いを込めて活動しています。

◆「明日へ」の意味を持つ、アドゥマンの由来
ブランド担当 SA-YA

海外との往来が困難となり、スペインに訪れなくなって二年の月日が経ちました。

元々海外に強い興味があったわけではなかったのですが、サッカーコーディネーターとして10年、日本とスペインを行き来する中で、いつしか私にとってスペインは第二の故郷のような場所となっていきました。

大好きなサッカーの仕事に夢中になり、夢を実現するため走り続けて来た日々。

サッカーというスポーツを通してたくさんの素敵な出逢いがあり、素晴らしい景色の数々を見せてもらって来ました。

それらはとても貴重な経験であり、私にとって何にも代え難い財産でもあります。

一方で特にここ数年間はサッカー界において、女性として、また選手でも指導者でもない自分にだからこそ出来ることは何なのか、自問自答し続けてもいました。

同時に社会の中で日々頑張っている女性たちやこれから先の未来を生きる女の子たちの力になれるような活動がしたいとも考えていた矢先に出会ったのが、このカクタスオイルを使った製品づくりのお話でした。

お話をいただき真っ先に浮かんだのは、自分のことよりもいつも誰かのために、何かのために頑張っている日本の女性を元気に笑顔にしたい!という想い。

コロナ禍により外出することや大切な人たちと会う機会が少なくなった方も多くいらっしゃると思います。

マスクをすることが当たり前の日常にもなりました。

私自身も毎年訪れていたスペインへ行かなくなり、プライベートでも人と会うことがなくなり、特に2020年の一年間はひたすら自分自身と向き合う時間を過ごしていました。

そして試作を繰り返す中、ある日ふと気づいたことがあります。

それは例え外出をせずともメイクをせずとも、朝晩洗顔をして鏡の前でスキンケアをする。日々当たり前のように何気なく過ぎゆくこの時間。

だけどこのオイルでスキンケアをしながら鏡に映る自分を見た時、素顔の自分に触れた時、

メイクをしていなくたって
おしゃれをしていなくたって

「あ、私、けっこう可愛いじゃん」
「私、いつも頑張ってるよね」

と思えたなら、それってものすごくしあわせなんじゃないかってことにー。

何か特別なことでなくていい
完璧でなくてもいい

ただ目の前の自分に
今を生きている自分に

今日も一日お疲れさま!
今日も明日も頑張ろう!

このように心の底から思えたなら。

そんな一瞬のちょっとウキウキした気持ちが今日も明日も続いていきますようにとの願いを込めて、このオイルの故郷 チュニジアの言語・フランス語で「明日へ」の意味を持つ「アドゥマン」と名付けました。

◆人とのつながりを大切に。カクタスオイルで美容業界への貢献を目指して
開発担当 株式会社ベストフレンド Tsukasa

私は20年以上にわたり美容業界、化粧品業界に携わっており、息子のサッカーの指導者として出会ったことがきっかけで、このたびアドゥマンの製