Startup Island TAIWAN、初の海外拠点を東京に開設

台湾の NDC（国家発展委員会）は先週、東京に初の海外スタートアップ拠点を開設した。主任委員（日本における大臣に相当）の Chin-ching Liu（劉鏡清）氏、東京都知事の宮坂学氏、 JETRO（日本貿易振興機構）イノベーション部部長の中島丈雄氏ら、台日のイノベーション代表者が東京ハブの公式オープニングに立ち会った。

NDC が東京に最初の拠点を設立したのは、台湾と日本のより強固な架け橋となるためであり、日本と台湾の企業、スタートアップ、投資機関に双方向かつ定期的な支援を提供するだけでなく、NDC はこの拠点を通じて、台湾と日本のスタートアップが互いの市場に参入しやすくなることを期待しています。（Liu 氏）

この架け橋で、台湾から東京へのスタートアップを迷子にさせません。東京都は日本と世界のイノベーションをつなぐ努力をします。 （宮坂氏）

また、JETRO の中島丈雄氏は、今回の開幕は、台日のスタートアップ分野における協力の新たなステージを象徴するものであり、両者の今後の協力に向けた強固な基盤を築くものであると指摘した。

台日スタートアップ協力のマイルストーン「ブリッジプラン（橋梁計画）」が正式始動

Liu 氏は、この拠点は台日イノベーション協力の重要なマイルストーンであり、双方のスタートアップエコシステムのさらなる統合と拡大を象徴していると強調した。彼は、台湾と日本の架け橋となることを目的とした「ブリッジプラン（橋梁計画）」を強調し、スタートアップがより簡単に互いの市場にアクセスし、このイノベーション拠点で会社登記、投資やビジネス協力の紹介、IPO 支援など様々なビジネス活動を行うことができるようにすることを強調した。

また Liu 氏は、台湾政府がイノベーションのために年間50億米ドルの投資目標を掲げていること、最近、保険業界から3兆2700億ニュー台湾ドル（約14.7兆円）の本国送金を誘致することに成功し、台湾のイノベーションがより十分な資金によって支えられるようになったことを挙げ、台湾のスタートアップ発展の目標について説明した。

この東京の新しいオフィスは、台湾人だけでなく、日本の起業家にも門戸を開いています。（Liu 氏）

Liu 氏は、対日双方の起業家がこの架け橋を活用し、アジアで最も有望なスタートアップ産業を築くことを望んでいると強調した。

日本政府関係者が対日イノベーション協力の支援を約束

また、この架け橋が東京から台湾へのスタートアップの支援にもつながることを期待しています。（宮坂氏）

宮坂氏は、Tokyo Innovation Base（TiB）が日本と世界のイノベーションを結ぶ重要なノードになることを目指すと約束し、台湾と日本のスタートアップが起業への道をスムーズに発展できることを期待した。

また、毎年5月に東京で開催される大規模な起業家サミット「Sushi Tech Tokyo」に台湾のスタートアップが参加することを奨励し、東京ハブの開設により、台湾と日本の起業家の協力と交流がさらに促進され、スタートアップコミュニティの発展が促進されることを期待した。

この点に関して、中島氏は次のように語り、この開設がスタートアップ分野における日台協力の新たな章を象徴するものであることを強調した。

JETRO は長年にわたり、グローバルベンチャーエコシステムパートナーの日本市場参入を支援しており、今回の東京ハブ開設は重要なマイルストーンとなるでしょう。

【via Meet Global by Business Next（数位時代） 】 @meet_startup

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