SSVグループ共同開発第1弾!アートリ(株)の細菌検査システムを「BELLES(ベル)」として新機能を追加してリニューアル

細菌検査システム「BELLES(ベル)」は2024年10月よりサービス提供開始予定


当社グループのアートリ株式会社(大阪市浪速区 代表取締役:野見山章 以下「アートリ」)はSSVグループ参画後初めてのグループ共同開発により、細菌検査システムを「BELLES(ベル)」としてリニューアルし、10月よりサービスの提供を開始します。

■開発の目的
アートリは1994年に細菌検査システム(※1)を開発し、延べ400機関の医療機関様でご利用いただいておりますが、導入医療機関様へのサポート対応及び開発リソースの不足等の課題によって時代の変化に対応した大規模なリニューアルは実施できていませんでした。
しかしながら、アートリはこれらの課題解決を目的として、(株)ソフトサービスと2022年12月に資本業務提携を締結し、SSVグループに参画しました。アートリはSSVグループの豊富な人材及び医療分野における開発ノウハウといった経営資源を取り入れることでシナジー効果を最大限に発揮し、アートリ創業者である森田氏が想い描いていた構想を約1年で実現することができました。
※1 細菌検査システムは300床以上の病床規模の医療機関に必要なシステムで、アートリの細菌検査システムのシェアは約27%です。
(厚生労働省2020年医療施設調査・病院報告の結果の概要を基に算出)

■BELLESの特徴
標準機能として電子カルテからの情報が参照可能なBELLES WEB(ベルウェブ)を提供
細菌検査業務では、ほぼすべての分析器・外注検査メーカーとの接続が可能
導入医療機関様からご要望の多かった機能を標準機能として搭載

■BELLESサンプル画面
受付検体の確認検査状況の確認、検査結果の入力報告書ダウンロード

■今後の展開
今後SSVグループでは(株)ソフトサービスを中核として、(株)ソフトサービスライフケア、アートリ(株)、(株)テレフォームの3社で医療分野における情報通信事業の更なる強化を目指し、ソフトウエアだけでなくインフラも含めたワンストップで導入機関様にサービス提供できる体制を構築するとともに、アートリ「Artery」の社名の由来でもある動脈・幹線のように導入機関様にとってSSVグループがかけがえのない存在となれるよう、事業を推進してまいります。

■会社概要