購入後体験プラットフォーム「Recustomer」を運営する Recustomer は19日、シリーズ A ラウンドで約5億円を調達したと発表した。このラウンドは SBI インベストメントがリードし、Salesforce Ventures、DBJ キャピタル、博報堂 DY ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタルが参加した。
モバイル・インターネットキャピタルはフォローオンでの参加。Recustomerにとって2022年11月に実施して以来の調達となる。今回の調達を受けて、累積調達額は8.6億円に達した。
Recustomer は2017年3月、代表取締役の柴田康弘氏により創業(創業当初の名前は Anvie)。創業以来、Web サービスの受託制作、人材採用の制作ツール、Shopify による EC サイト立ち上げ支援などを行ってきたが、グロービスのアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」への採択を経て、2021年6月に Recustomer をβローンチした。
Recustomer は、EC での商品購入後の顧客体験の質向上を実現するプラットフォーム。注文追跡・商品の到着予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品・交換・注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・キャンセル」、自宅でのお試し購入を可能にする「Recustomer 自宅で試着」の3つのサービスを提供している。
サービスの正式ローンチから2年半で、導入ブランド数が200を突破した。飲料・食品、ファッション、インテリア、電化製品などのさまざまな業界で活用され、エンタープライズ企業への導入も進んでいるという。調達した資金は、プロダクト開発・エンジニア組織の体制強化、セールス・マーケティング、カスタマーサクセスの組織強化に充てられる。
via PR TIMES Summarized by Gemini
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