AI 英会話アプリ「スピークバディ」を開発・提供するスピークバディは17日、台湾の政府系研究機関・工業技術研究院(ITRI)の投資会社である創新工業技術移転股份有限公司(ITIC)と三菱 UFJ キャピタルが共同で設立した Golden Asia Fund(日台ファンド)、みずほキャピタル、みずほリースの投資子会社である未来創造キャピタルから出資を受けたと明らかにした。
ラウンドステージと、このラウンド単体での調達額は不明。また、同社は、今回のラウンドを受けて、累積調達額が18.5億円に達したことを明らかにした。なお、調達額には金融機関からのデットが含まれる。同社は、2023年12月に三菱 UFJ キャピタルと静岡銀行から、今年2月に日本政策金融公庫からの資金調達を発表している。
スピークバディは、第二言語習得理論と最新の AI テクノロジーを組み合わせた英会話アプリ。AI を相手に練習できるため、ユーザーの心理的ハードルが低く、いつでもどこでも英会話を学習できるのが特徴だ。豊富なカリキュラム、パーソナライズされたレッスン、キャラクターを活用した UX により、初心者から上級者まで幅広い層に支持されている。アプリは現在、累計350万ダウンロードを突破しており、企業や自治体・学校法人等の法人による導入も100社を超えているという。
今回の調達によって得た資金は、主力サービスであるAI英会話「スピークバディ」の海外展開、特にアジア地域への進出の準備に活用される予定。同社は「アジアのグローバル化を牽引するAI言語習得スタートアップ」というビジョンの実現に向け、日本語話者のみならず言語習得の機会を提供できるよう、今回の資金調達を弾みにさらなる成長を目指す。
via PR TIMES Summarized by Gemini
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する