スポーツ業界の専門職人材の支援などを手がける Ascenders は19日、シリーズ A ラウンドの2nd クローズで2.3億円の資金調達を実施したと発表した。このラウンドには日本郵政キャピタル、TOPPAN、BSP が参加した。Ascenders の資金調達は、2024年5月に発表されたシリーズ A ラウンドの1st クローズに続くものだ。
Ascenders は、バスケットボールでインターハイに3度出場し、スポーツイベントやプラットフォームを立ち上げた橋本貴智氏が大学4年生だった2016年に創業した。以来、スポーツに携わるフリーランスの専門職(トレーナー、栄養士、コーチ、マネージャー、マーケター、クリエイターなど)と共に選手やチーム、企業の課題解決に取り組んできた。
Ascenders は、スポーツトレーナーやスポーツ栄養士などの専門職と、アスリートや企業をつなぐプラットフォーム「Ascenders Partners」、スポーツの世界で仕事をしたい人々に対し、スポーツ専門職特化型のフリーランス養成スクール「Ascenders College」というふたつを柱にしたスポーツ専門人材事業を展開している。
そのほか、オーナーが保有するジムや寮、施設といったスポーツ関連アセットを専門人材と運用するアセットマネジメント、アスリートのパフォーマンスを各領域の専門家がオーダーメイドでサポートする「Ascenders Athlete」といった事業を手がけている。
今回調達した資金は、組織体制の強化、アセットマネジメント体制の拡充、SPC(特別目的会社)やファンドの設立、M&A 戦略の推進に活用する予定だ。これにより、高度なアセットマネジメントを実現し、スポーツ関連アセットの拡大、投資家への多様な資産運用機会の提供、スポーツ関連事業におけるシナジー最大化と競争優位性の向上を図る。
同社は今後も、デットファイナンスを活用したさらなる資金調達とスポーツ関連アセットの拡大を計画している。
via PR TIMES Summarized by Gemini
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