スポーツ分野に特化した人材のマッチング事業などを展開する Ascenders は30日、シリーズ A ラウンドを1stクローズしたと発表した。調達金額は明らかにされていない。このラウンドには SMBC ベンチャーキャピタル、アミューズ（東証：4301）、CARTA VENTURES、ケップルキャピタル、女子バスケットボール日本代表の髙田真希氏らが参加した。

これは同社にとって、2022年7月に実施したプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。

Ascenders は、バスケットボールでインターハイに3度出場し、スポーツイベントやプラットフォームを立ち上げた橋本貴智氏が大学4年生だった2016年に創業した。以来、スポーツに携わるフリーランスの専門職（トレーナー、栄養士、コーチ、マネージャー、マーケター、クリエイターなど）と共に選手やチーム、企業の課題解決に取り組んできた。

中心的なサービスの一つ「Ascenders Partners」は、スポーツトレーナーやスポーツ栄養士など、アスリートを支える専門職と、国内外のアスリートや有名クラブとの仕事をつなぐプラットフォームで、スポーツ専門家が自分のスキルを活かし、さまざまなプロジェクトに参加し、エンパワーメントされるよう目指している。

また、同社は「Ascenders College」というスクール事業も展開している。このスクールでは、スポーツの世界で仕事をしたい人々に対し、現場で求められる力を養うための教育を提供している。

さらに、Ascenders はアスリートのキャリア支援にも力を入れている。プロスポーツ選手やチームとのパートナーシップを通じて、選手やスタッフの課題解決に取り組んでいるという。これにより、アスリートが働きやすい環境を提供し、スポーツ界全体の発展を目指している。

今回調達した資金は、組織体制の強化、アセットマネジメントの体制強化、SPC やファンドの構築、M&A に充てられる。同社では今後、デットファイナンスと2ndクローズの資金調達を進め、スポーツアセットの拡大を計画している。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT