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2019年投資額は1250億円規模、中国がブロックチェーンファイナンスでトップ市場に

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1月16日に発表された報告書によると、2019年のブロックチェーン関連ファイナンスは中国と米国で活発であり、業界の取引全体の約60%を占めていたと発表された。 重視すべき理由: 昨年のグローバル市場におけるブロックチェーン関連ファイナンスの傾向は、中国市場の変化に大きく影響された。 詳細: メディアおよびコンサルタント会社「PANews」のレポートによると、昨年には653件のブロックチェーン関連の…

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1月16日に発表された報告書によると、2019年のブロックチェーン関連ファイナンスは中国と米国で活発であり、業界の取引全体の約60%を占めていたと発表された。

重視すべき理由: 昨年のグローバル市場におけるブロックチェーン関連ファイナンスの傾向は、中国市場の変化に大きく影響された。

詳細: メディアおよびコンサルタント会社「PANews」のレポートによると、昨年には653件のブロックチェーン関連の調達取引が行われ、約47億ドル相当の価値が新たに市場へ流れ込んだ。

  • 中国では合計191件の調達取引が発生し、ブロックチェーン関連事業への投資は11億5,000万ドル以上を占めた。なかでも中国・北京周辺の渤海地域では、96件の取引が発生し、最も多くの資金を集めた。北京は取引数が最も多く、調達規模でチャートを上回った。
  • シンガポールでは47件、インドでは19件、韓国では9件、日本では3件のブロックチェーン関連の資金調達が発生している。
  • しかし10月以降、中国当局はデジタル通貨交換を対象とした業界動向の監視を強化。これにより、同セクターへの資本増加が抑制され、2019年の第4四半期に資金の凍結が発生したと報告書は述べている。
  • 2019年後半に中国中央銀行が独自のデジタル通貨の開発を強化することを発表すると、関連企業は勢いを増した。

背景:中国・習近平国家主席は10月、ブロックチェーン開発の重要性について発言し、即座に多数の企業がブロックチェーン市場へ参入。ビットコインが増加した。 ところが、市場の急成長は、ブロックチェーン関連の違法および詐欺活動の取り締まり強化につながった。

  • 中国政府は全国的に人材採用を積極化するための政策を展開。 最近の調査では、4つの主要なブロックチェーンハブとして、渤海地域、長江デルタ地域、湖南-貴州-重慶地域、珠江デルタ地域を挙げた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

 

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CES 2020: 未来のトイレには、毎日を快適にしてくれるテクノロジーが満載

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この数年間でスマートトイレは爆発的に成長し、現在はありあふれている状態。CES 2020 では、多くの企業が未来のトイレに向けた新しい技術を紹介した。 トイレの洗浄、清掃、環境コストの削減などのタスクの自動化についてのものばかりだ。これがディスラプティブなイノベーションの定義を満たしているかどうかはわからないが、VentureBeat がお墨付きを与えよう。筆者を笑わせてくれるテクノロジーの定義に…

P&G のトイレットペーパーブランド Charmin の出展したポータブルトイレ「V.I.Pee」
Image Credit: Dean Takahashi

この数年間でスマートトイレは爆発的に成長し、現在はありあふれている状態。CES 2020 では、多くの企業が未来のトイレに向けた新しい技術を紹介した。

トイレの洗浄、清掃、環境コストの削減などのタスクの自動化についてのものばかりだ。これがディスラプティブなイノベーションの定義を満たしているかどうかはわからないが、VentureBeat がお墨付きを与えよう。筆者を笑わせてくれるテクノロジーの定義に確実に適合し、筆者が取材したいと思う対象だ。

筆者は、まだ世界中に均等に分配されているわけではないトイレに、いくつかの重要なブレークスルーがあったと思う。これらのほとんどは日本で作られており、ビデとお尻の乾燥機はトイレットペーパーのために木を切る必要がないことを意味する。また、Bill Gates 氏に関する Netflix のドキュメンタリーをまだ視ていないなら、世界で最もスマートな人物である彼が、病気と闘い、汚染を減らすためのカギとして、発展途上国向けの持続可能なトイレに取り組んでいることを知ると良いだろう。

Shine Bathroom Assistant

Shine Bathroom の CEO Chris Herbert 氏。Shaine Bathroom Assistant と共に。
Image credit: Dean Takahashi

Shine Bathroom の CEO Chris Herbert 氏は、電解水を生成するガジェット「Shine」を開発した。このガジェットは採取した水道水に塩ポッドを入れ電流を流す。混合物は塩と水の分子に分解され、水酸化ナトリウムと次亜塩素酸が生成される。水洗すると混合物のミストが便器に送られ、便器の消毒と脱臭が行われる。Formula 409 や Lysol と同じくらい効果的だが、有害な化学物質は一切使用していない。塩水は便器から洗い流される。

この混合物は以前から存在しており、何十年もの間、寿司を衛生的にするために使用されてきたのと同じ化学物質を含まないクリーナーだ。また、Shine は、トイレのパイプに漏れがあるかどうかを検出し、見つかった場合は警告を送信する。

Numi 2.0 Intelligent Toilet

Numi 2.0 Intelligent Toilet
Image Credit: Dean Takahashi

Kohler

CES 2020 でデビューした、Kohler の非接触トイレ
Image Credit: Kohler

Kohler は、ヒーターを備えた便座、お尻をきれいにするビデ、内蔵 Bluetooth スピーカーを備えたトイレを出展した。また、色のついた環境照明と Amazon Alexa 連携も備えており、トイレと話すことも可能だ。

Kohler の新しい「Touchless Toilet」は、トイレのフラッシュレバーに備えたセンサーを使って、非接触の水洗機能を実現。レバーの前に手をかざすと、バクテリアを広げることなく洗い流すことができる。フラッシュレバーにはナイトライトも備わっており、Kohler アプリで調整が可能。商用トイレで一般的な技術を家庭に持ち込んだ。

Toto Neorest NX2 Intelligent Toilet

TOTO の Neorest NX
Image Credit: Toto

日本の TOTO は世界最大のトイレメーカーで年間売上高は52億米ドル。 CESでは、プレミストなどの技術を披露した。プレミストは、便器に細かいミストの水を吹き付けて、ウンチが表面に付着する可能性を減少させる。ナノテク塗装でトイレをイオンバリアで覆うセフィオンテクトも出展した。トイレ表面をウンチが滑りやすくし、カビなど寄せつけなくするものだ。

TOTO は、水洗1回ごとに使う水が1.28ガロン(約4.8リットル)で済む、縁のない便器「Tornado Flush System」も紹介した。また、便器、ウォシュレット、ネオレストをきれいに保つミスト「Ewater」も出展した。TOTO には、すでにさまざまな便座暖房、自洗型、ビデ付きのトイレがある。トイレで日本人に勝つことはできない。

Neorest NX2 Intelligent の価格は12,800米ドル。紫外線と二酸化チタンの便器を組み合わせ、微細な廃棄物を取り除くセルフクリーニングタンクを備える。また、専用の消臭剤を備える。

Charmin RollBot、SmellSense、V.I. Pee

Charmin は、CES で最も生意気な製品を出展していた。P&G のトイレットペーパーブランドである Charmin は、トイレにいる間に Charmin のペーパーロールを持ってきてくれるロボット「RollBot」と、トイレに悪臭がある場合に警告する「SmellSense」を CES 2020 に出展した。そして、筆者はバーチャルリアリティを使ったポータブルトイレ「V.I. Pee」を試すことができた(訳注:pee はオシッコの俗語表現)。

筆者は、Oculus Rift S VR で拡張されたプレミアムなポータブルトイレに座った。筆者をコンサートイベントの最前列へと転送してくれ流ので、座っている間に「ビートを見逃す」ことは無いだろう。見るものはあまりないが、宣伝されている通り居心地が良いものなら、筆者は一日中でもただ座っているかもしれない。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat

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自滅系起業家を指す新ワード「苦業家」とは?

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ピックアップ記事: “No More ‘Struggle Porn” by Nat Eliaso 起業家は苦しい日々を長く過ごします。結果が出るまで数年単位の辛抱が必要です。根をあげたくなる時期もあるでしょう。ところが、最近ではこうした苦悩する日々に美徳を感じ、結果以上に苦しいプロダクト開発に憧れてしまう「苦業家」が登場しているようです。 苦業家を語るには、彼らの本質である特有のポルノ感覚を知る必…

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ピックアップ記事: “No More ‘Struggle Porn” by Nat Eliaso

起業家は苦しい日々を長く過ごします。結果が出るまで数年単位の辛抱が必要です。根をあげたくなる時期もあるでしょう。ところが、最近ではこうした苦悩する日々に美徳を感じ、結果以上に苦しいプロダクト開発に憧れてしまう「苦業家」が登場しているようです。

苦業家を語るには、彼らの本質である特有のポルノ感覚を知る必要があります。

「Struggle Porn」という言葉を知っているでしょうか。直訳すると「苦悩ポルノ」。最近、起業家精神を美化するための1つのプロパガンダ用語として使われているようです。

苦悩ポルノを意訳すると、ストレスで苦しんでいる自分の姿を好み、一生懸命やっている姿を評価軸に生きているスタイルです。具体的には、先行きのない物事に対して自分自身を強く駆り立て、世間一般から自分の身を犠牲にするほど一生懸命働くように急かされる要求に対し、必死に応えようとする強迫観念を指します。

最大の問題点は「苦悩していると感じているなら、自分は正しいことをしている」と思い込んでしまう点です。何か新しい挑戦をし続け、苦悩するのが美徳となっています。

そして苦悩ポルノを実現するために必要なものは「ハッスル」。お金を稼ぐよりも、自分の価値観に合った働き方はハッスルと呼ばれます。ハッスルは、生計を立てることを優先する働き方「ジョブ」と対比される用語となっています。

決してハッスルは悪いことではありません。自分の熱意を注げることに時間を費やし、趣味として楽しんでいたものに本気で挑戦して仕事にしていくプロセスは当たり前になってきました。今後、こうした働き方は普通になってくるでしょう。一生懸命に熱意の持てる領域に挑戦することは評価されるべきです。

ただ、苦悩ポルノの考えが入ると副作用が発生します。

苦悩ポルノの問題点

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ポルノに取り憑かれている人にとっての正常な状態とは、進歩に苦悩しているプロセスそのもの。数値指標などはあまり関係なく、プロセスに満足してしまっているため、終わりなく徒労な物事に取り組みます。終わりがなくなるのです。

失敗しているように感じることこそが進歩。自分自身が一生懸命働いていることを感じられていれば良いので、たとえば収益指標などを見る必要がなくなります。

個人でやる分には一切問題がありません。自由に趣味や小さな仕事へ多く取り組み、満足するまで勤しめばよいでしょう。しかし、資金調達をしたりして、責任が伴う起業家になると話が変わってきます。

苦悩ポルノに陥っている起業家は、数字が出ずに苦悩し続ける自分の姿に酔いしれて時間を過ごします。いざ次の資金調達が必要な場合は、苦悩したプロセスから見出した将来の成長性だけを語り投資家を説得します。ただ、スタートアップにとってはトラクションが出ているかが重要。最終的には下請け業務に徹する中小企業になるか、倒産してしまいます。

苦業家の登場

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このように、苦労しているから何かを成し遂げていると感じ、目標をいつまで経っても達成しきれない起業家を「Strugglepreneurs(Struggle + Entrepreneur)」と呼びます。日本語では「苦業家」とでも訳せるでしょう。

苦業家は「忙殺ポルノ」にも陥っている特徴を持ちます。「トラクションを得るのが難しい。それでは何か他のことを試してみる必要があるかもしれない」と考える代わりに、「これはまだうまくいっていないが、もし苦労し続ければ最終的にはうまくだろう」と考えてしまうのです。とにかく自分を忙しくしていれば、いずれは報われるだろうと考え、時間を費やしてしまうのです。忙殺ポルノは、苦悩ポルノを満足させる条件となります。

ピックアップ記事では、SNS系で活躍するビジネス系インフルエンサーが苦業家を大量生産しようとしている現象に警鐘を鳴らしています。「一生懸命働け、嫌いな仕事はいますぐ辞めろ、お前ならできる」と伝え、成果ではなく、苦悩するプロセスを美化するメッセージを発し続けるのです。

ここで留意すべきは、一生懸命働くことは決して悪いことではない点です。あくまでも記事では、明確なロードマップとマイルストーンの持つことなしに時間を過ごす危険性を指摘しています。自分が苦悩しながら働いていないことに罪悪感を持つ苦悩ポルノの感覚は2次的に持つべきだと語られています。どれだけ一生懸命働いているかは、起業家が作り出している価値や進歩の良い指標とはならないと述べています。

最終ステージ、「構ってちゃん症」

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快適さは起業家にとっては「死」に値し、平凡な状態は「悪」であるのが苦悩ポルノの世界の常識。恥ずかしなら筆者は、3年前まで起業していた時に同じ感覚を持っていました。正確には苦悩ポルノをよりこじらせた「構ってちゃん症」になっていたと、今になって思います。

結果がなかなか出ないことであったり、何か周りからそっと手助けが欲しい時、頑張っている姿をさりげなくみせて評価されたい「構ってちゃん症」に陥っていたと、最近になってようやく客観視できるようになりました。

それではどうすべきだったのか。自己分析をして2つほどアイデアが浮かんだので書き記します。

  • 先輩起業家から聞かされる苦悩自慢には耳を塞ぐ。起業家 = 苦悩と自分を思い込ませるべきではなかった
  • ざっくりでも悩みを相談できる相手を多く見つけることが先決。日頃から人に会い、いざとなったらヘルプを求められる当てを多く持っておくべきだった

起業イベントやブログ記事、Twitterを覗けば、先輩起業家の苦悩話がたくさん落ちています。こうした話は笑い話となり、起業家の通過儀礼のように語られます。全く生産性ではないにも関わらず、深夜まで仕事をしたり、悩んでいる姿をオフィスで見せられても周りの雰囲気が悪くなるだけでした。

また、お金がないとは言え、毎日1食だけで過ごしたり、オフィスで貰った残飯だけで過ごすような生活を自分に強いるべきではありませんでした。当時はほんとにお金がなかったため、そして給与を減らして会社を生かすための仕方ない選択とはいえ、やはり悪手でした。

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評価されるべきはプロダクトの成長指標のみ。

最後に、苦業家は自己満足で終わることが常です。特に私のように構ってちゃん症に取り憑かれると、永遠とやってくることのない他人からのヘルプを求め、結局自己完結の世界で自滅します。そして、苦業家はスタートアップにとっての自殺に通じます。全くもってカッコイイものではありませんし、評価されるものではありません。いかに周りを巻き込みつつ、通る必要のない苦悩を避けながら最短でプロダクトの成長にたどり着けるかが肝となります。

私はシリコンバレーで大きなチャンスをもらいながら、結局失敗しています。当たり前なことですし、恥ずかしい内容ですが、これから起業される方が同じ道を通らないように記しました。少しでも参考になると嬉しいです。

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電子タバコ「Relx(悦刻)」、上海と北京に旗艦店を開設——ネット販売禁止でリアル店舗が増加、未成年者を自動排除する仕組みを実装へ

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電子タバコ「RELX(悦刻)」を展開する中国スタートアップ RELX Tech(雾芯)は11日、上海と北京に2つの旗艦店を開設した。昨年11月、中国で電子タバコ製品のオンライン販売が禁止されたのを受けてのものだ。 重要視すべき理由:電子タバコ産業は、オンライン販売への厳格な規制や未成年者への販売を禁止するルールを受けて、売上を維持するためのオフライン販売への移行、コンプライアンスの遵守を行なってい…

RELX の上海旗艦店で E リキッドを調合するロボットアーム
Image credit: Relx

電子タバコ「RELX(悦刻)」を展開する中国スタートアップ RELX Tech(雾芯)は11日、上海と北京に2つの旗艦店を開設した。昨年11月、中国で電子タバコ製品のオンライン販売が禁止されたのを受けてのものだ。

重要視すべき理由:電子タバコ産業は、オンライン販売への厳格な規制や未成年者への販売を禁止するルールを受けて、売上を維持するためのオフライン販売への移行、コンプライアンスの遵守を行なっている。

詳細情報:RELX Tech は3年以内に世界で1万店舗を開設すべく6億人民元を投資する計画だと、Techode への e メールで明らかにした。

  • 旗艦店は18歳超の成人にのみ開放される。プレスリリースで、RELX Tech は「入店や購入時には、全ての顧客に厳格な年齢確認手順を求める可能性がある」と述べている。
  • プレスリリースによれば、旗艦店では、ブランド体験エリア、消費者啓蒙エリア、インタラクティブゾーン、喫煙具彫刻サービスが提供される。
  • RELX Tech のスポークスパーソンによれば、店舗ではそれぞれ2台のロボットを使って、喫煙具の彫刻サービスや E リキッドの調合サービスが提供される。
  • プレスリリースによれば、未成年者を自動的に排除するため、旗艦店では顔認識技術が採用されている。「Project Sunflower(向陽花系統)」というコードネームがついたこのプロジェクトは旗艦店で本格導入となる。小売事業者は、最初の違反時にに最大2万元(約32万円)の罰金が科され、違反が続いた場合は店舗の閉鎖を求められる。
  • RELX Tech は、Project Sunflower を今後3ヶ月以内に中国国内100店舗で展開予定。
  • RELX Tech によれば、同社は2019年1月に開設した1号店舗を筆頭に、中国全土300都市で1,400軒のリアル店舗を展開している。

背景:2018年1月に設立された RELX Tech は、中国市場で60%を超える市場シェアを有するとしている。投資家には、Sequoia Capital China(紅杉資本)、Source Code Capital(源碼資本)、IDG Capital といった有名テック VC が名前を連ねる。

  • 昨年12月、RELX Tech は未成年者の入店や電子タバコ製品購入を防ぐ顔認識プロジェクトを立ち上げた。この際のプレスリリースで、同社は店内カメラが顧客と ID データをマッチさせ、年齢を決定するとしていた。
  • 顧客は製品購入時、顔認識のために再び ID を提示する必要があり、その情報は ID データベースとの突合に使われる。
  • 中国政府は活況を呈する電子タバコ業界での規制を厳格化しており、未成年者への販売については、とりわけ厳しいものとなっている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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サムスン子会社のSTAR Labs、人そっくりの動きを再現するAIアバター「Neon」を公開

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サムスンは AI アシスタントで満たされた世界を標榜しているが、我々が慣れ親しんでいるようなチャットボットを使ったアシスタントのようなものではない。ソウルに本社を置く同社は、6日夜のプレスリリースで、子会社の STAR Labs が開発したプロジェクト「Neon」を発表した。このプロジェクトは、「サイエンスフィクションを実現する没入型サービス」の提供を意欲的に目指している。 サムスン電子のヒューマ…

Image credit: STAR Labs

サムスンは AI アシスタントで満たされた世界を標榜しているが、我々が慣れ親しんでいるようなチャットボットを使ったアシスタントのようなものではない。ソウルに本社を置く同社は、6日夜のプレスリリースで、子会社の STAR Labs が開発したプロジェクト「Neon」を発表した。このプロジェクトは、「サイエンスフィクションを実現する没入型サービス」の提供を意欲的に目指している。

サムスン電子のヒューマンコンピューターインタラクション研究者で、元シニアバイスプレジデントである Pranav Mistry 氏は、Neon の基盤となるソフトウェアエンジン「Core R3」が、映画、拡張現実(AR)体験、Web、モバイルアプリで使われるリアルなアバターをアニメーション化すると説明した。

(彼らは)自律的に新しい表現、新しい動き、新しいダイアログを作り出す。キャプチャされた元のデータとはまったく異なる見え方を再現する。キャプチャされたデータから、新たな動きが作り出されるまでの遅延は数ミリ秒未満だ。(Mistry 氏のツイッターから)

Neon のアバターは、コンピュータ生成されたキャラクタというより動画のようだ。設計上、これらのアバターはメディアを超えて「仲間や友人」になり、ホテル、店舗、レストランなどのコンシェルジュや受付に立つことを目的としている。とはいえ、彼らは個人情報が許可なく共有しないよう、厳格にプライバシーを保証をするよう設計されている。

彼らには、ユーザが使う平均的な AI アシスタントほどの能力は無い。記者に共有された FAQ の中で、STAR Labs は、Neon のアバターは「何も知らない」と明示しており、「天気予報を尋ねる」「お気に入りの音楽を再生する」といったことに対応できるインターネットにつながったインターフェースでもない。その代わり、会話をして目標のあるタスクを支援したり、人間的な質感を必要とする少し複雑な事柄を支援したりするのだ。

Mistry 氏によれば、β版が今年後半にリリースされ、企業は「Neon-as-a-service」のライセンスを取得または購読できるようになる。Neon アバターの知能、学習、感情、記憶を担当する2番目のコンポーネント「Spectra」はまだ開発中で、今年後半のカンファレンスでデビューする可能性がある。

我々は SF 小説や映画の中で、そのようなバーチャルな生き物を常に夢見てきた。 Neon のアバターは我々の世界と連携し、「人間は人間」であり「機械は人間」である、より良い未来への新しいリンクとして機能する。(Mistry 氏の声明)

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AI を使って忠実に再現されたアバターは、地球上で最も斬新なものではない。 2018年11月、中国で毎年開催される「World Internet Conference(世界互連網大会)」で、国営の新華社通信は24時間にわたってニュースヘッドラインを読み上げることができる AI ニュースキャスター「Qiu Hao(邱浩)」をデビューさせた。スタートアップの Vue.ai は、服による違いを排除し、リアルなポーズや肌の色などを学習させることで、AI によるモデルが洋服を着用したファッション画像の生成を実現した。また、Boris Johnson 氏があたかもやっていないスピーチをしたかのように、政治家候補のフェイク動画を作るのにも AI や機械学習は使われてきた。

Neon は、2009年に Lionhead Studios が開発したプロトタイプのエモーショナル AI 体験「Project Milo」を想起させる。Milo は、話し言葉、ジェスチャー、事前定義されたアクションに応答する AI 構造を特徴としており、音声生成クリップと会話中の単語を一致させることができる、組み込み辞書を常に更新する手続き生成システムを備えている。

Milo は日の目を見ることがなかったが、サムスンは今後も Neon に使われている技術を商業化することに熱心なようだ。時が経てば、それがわかるだろう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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確かな需要に応えるスーツケースの“運び屋”、その名はBob

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ピックアップ:Investors pour €3M into traveltech biz Bob.io ニュースサマリー::スペイン・バルセロナを拠点とするトラベルスタートアップ「Bob」は9日、ベンチャーラウンドにて300万ユーロ(約330万ドル)の資金調達を実施したと発表した。同ラウンドには、 K Fund、 TA Ventures、 GAA Investments、 Big Sur Ven…

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Image Credit:Bob

ピックアップInvestors pour €3M into traveltech biz Bob.io

ニュースサマリー::スペイン・バルセロナを拠点とするトラベルスタートアップ「Bob」は9日、ベンチャーラウンドにて300万ユーロ(約330万ドル)の資金調達を実施したと発表した。同ラウンドには、 K Fund、 TA Ventures、 GAA Investments、 Big Sur Venturesが参加している。

同社は2017年創業。旅行者向けに市街から空港までのトランク・預入荷物運搬サービスを展開する。空港まで運搬される荷物は、そのまま提携航空会社のカウンターでチェックインされるるため、ユーザーはシームレスに飛行機への搭乗が可能となる。

同サービスは現在マドリードとバルセロナのみで展開され、荷物1つにつき15ユーロの値段設定となっている。(追加荷物は1つにつき5ユーロ)

話題のポイント:読者のみなさんが旅行をした際、一度は経験したことのあるであろう旅先の「スーツケースどうするか問題」。これに対し、ストレートなソリューションを提示しているのが今回ご紹介するスタートアップBob(正式名称:Bag on Board) です。

従来のケースを考えてみましょう。重たく、移動の邪魔になるスーツケースは宿泊先のホテルに預かってもらうか、専用のロッカーに預けるなどが一般的でした。しかし、問題点として必ず預けた場所に一度戻らなければならず、空港と市街を行き来することを考えれば、ストレスが伴っていたのが実情でしょう。

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Bobでは荷物の決まった受け渡し場所があるわけではありません。Uberのように自身が希望するロケーションを指定することで、配達員との受け渡しを完了することが出来ます。数多くのエアラインと提携することで、空港へ配達するだけでなく、チェックイン作業まで依頼することが出来るのが大きな強みでしょう。現時点で、イベリア航空、ルフトハンザ航空、KLM航空、Vueling航空、エアフランスがパートナーとされています。

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荷物の配達は、たとえばアメリカンエクスプレスが同社クレジットカードの特典として提供している例がありますが、Bobのようにオンデマンド型でというのは珍しかったのではないでしょうか。しかしよく考えてみれば、旅をする上でのニーズを踏まえたうえで妥当なアイデアです。

Bobは現段階ではスペインのみでサービス提供ですが、エアラインとのパートナシップを既に整えていることからEU圏内における拡大はそこまで難しくないことが予想されます。また、企業向けサービスとしての強化を図ることで、ビジネス旅行者の需要も多くカバーすることができると思います。

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出会い系も短尺動画の時代、「Momo(陌陌)」が「Duiyan(多閃)」公開

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中国の出会い系サービス「Momo(陌陌)」は1月8日、Tencent(騰訊)やBytedance(字節跳動)が参入する競争激しい短尺動画アプリ市場にて、新サービス「Duiyan(多閃)」をリリースしたとTechPlanet(Tech星球)が報じた。 重視すべき理由:中国最大のオンラインデートプラットフォームとしてNasdaqに上場しているMomoは、2019年から減退気味であるユーザー増加率を後押…

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Screenshot of Apple’s App Store page for Momo short video app “Duiyan.” (Image credit: TechNode)

中国の出会い系サービス「Momo(陌陌)」は1月8日、Tencent(騰訊)やBytedance(字節跳動)が参入する競争激しい短尺動画アプリ市場にて、新サービス「Duiyan(多閃)」をリリースしたとTechPlanet(Tech星球)が報じた

重視すべき理由:中国最大のオンラインデートプラットフォームとしてNasdaqに上場しているMomoは、2019年から減退気味であるユーザー増加率を後押しするために製品ラインを拡大した。

  • 同社がリリースしたディープフェイクAI顔替えアプリ「Zao(顔技)」は、2019年9月に中国で流行しましたが、過剰なデータ収集と不十分なプライバシー保護のために規制当局から非難を受けた

詳細大半の競合短尺動画アプリと同様に、Duiyanではユーザーは短いビデオを撮影してアップロードしたり、他のユーザーが作成した動画が流れてくるフィードを閲覧したりできる。なお、Douyin(抖音)やKuaishou(快手)とは異なり、Duiyanのユーザーフィード内容は現在カスタマイズされていない状態。

  • フィードでは、ハンドル名、性別、年齢、地理的距離、最終アクティブ時間などのユーザー情報が画面の上部に表示される。
  • アプリのユーザーは、動画下部に配置されたチャットバーを通して、コンテンツ作成者にプライベートメッセージを送ることができる。
  • ユーザーが自分のコメントを他の人に見せたい場合は、中国のライブストリーミングプラットフォームでよく見られる機能のように、動画をオーバーレイするブレットチャットの形式でコメントを投稿できる。
  • Duiyanは現在、iOSデバイスでのみ利用可能。

背景2019年第3四半期に前年比で18%増の堅調な売上成長を記録したにもかかわらず、Momoのユーザーベースの成長は前年比3%増の1億1,410万人に留まった。

  • 同社の収益4分の3近くが、第3四半期のライブストリーミングサービスによるものであった。
  • 関連サービスからの収益は、同社のバーチャルギフト事業の成長に牽引され、期間中にほぼ倍増。
  • Momoは2018年2月に競合の出会い系アプリ「Tantan(探探)」を6億ドルで買収している。
  • Iimedia Researchによると、中国の短尺動画ストリーミング業界は2020年に380億人民元(約54.6億ドル)を超えると予想されている。

【via TechNode】 @technodechina

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コスト8割減、返金補償もーー大学単位取得可のオンライン学習「Outlier」

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ピックアップ:MasterClass founder launches Outlier, offering online courses for college credit ニュースサマリー:1月9日、完全オンラインで単位取得可能な学習コンテンツ・サービスを提供するスタートアップ「Outlier」が、シリーズAラウンドにて、GSV VenturesやHarrison Metal、Tectonic…

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Image Credit : Outlier

ピックアップMasterClass founder launches Outlier, offering online courses for college credit

ニュースサマリー:1月9日、完全オンラインで単位取得可能な学習コンテンツ・サービスを提供するスタートアップ「Outlier」が、シリーズAラウンドにて、GSV VenturesやHarrison Metal、Tectonic Capital、Jackson Square Venturesなどから総額1,170万ドルの資金調達を実施した。

Outlierは、完全オンラインで正式な学位取得可能な動画授業コースを提供する。現在は米国のPittsburgh大学と連携することで、同大学の「微積分I」及び「心理学入門」の2つのコースを秋学期にパイロット版として提供している。次回は2020年春学期のコースの受講者を募集し、提供コースの開発を進めている。

Outlierの創業者は、著名なビジネスマンやアーティスト、アスリートらのオンライン授業を受けられる学習サイト「Masterclass」の共同創業者であるAron Rasmussen氏。Masterclassと同サービスとの決定的な違いは、実際に正式な大学の単位を取得できる点である。

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Image Credit : Outlier

話題のポイント:Outlierのサービスの特徴は、コストとクオリティの点で、生徒に対し大きなメリットを提供している点です。

まず一つ目のコスト面では、オンライン動画授業による先生側の人件費をカット。加えて、生徒が単位を落としてしまった場合の全額返金保証制度の導入により、学習者の負担を大幅に軽減する設計がなされています。

同社によれば、米国の大学における一般的な「微積分コース」1コース辺りのコストは2,500ドル(約27万5,000円)である一方、Outlierの場合は400ドル(約44,000円)と、6分の1ほどの差があるとしています。

創業者のAron氏は、既存の大学の単価はOutlinerの6倍の学費に加え、落第者の割合は40%を超えるという事実を引き合いに出すことで、授業費の高騰や学生ローン問題に喘ぐ米国にとって、同社の学習システムがいかに重要かという点を強調しています。

二つ目に、同社の学習コンテンツでは一つのコース受講において、複数の先生の中からお気に入りの先生を選択できたり、授業中の休憩時に他の生徒とチャットを交わすソーシャル機能などの拡充を行うことで、学習コンテンツのクオリティを向上させる取り組みを導入しています。

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Image Credit : Outlier

肝心なビジネスモデルですが、今後Outlinerは2つの拡大路線が検討できます。一つはすでに著名なMOOCと呼ばれる「edX」や「Coursera」などのサービスのように、提供するコースを拡充し学位の獲得を可能なプラットフォーム・モデルです。

そしてもう一つが、米国中の大学に対し、SaaSモデル型で単位取得可能な学習コースの導入を進めていく形です。

というのも、Aron氏によれば、高等教育における上級クラス(研究や実践活動など)において、オフラインの教育機関に通うメリットは大いにあると認めています。一方、基礎科目の受講コストを削減することに大きな価値がある、と考えています。

この理念を踏まえると、同社は学位の提供というよりも大学でいう1・2年時に学習するような基礎科目コースの部分をOutlinerのサービスで代替することを目指していると考えられます。そのため基礎科目授業の提供において成長シナリオを描いている可能性が高いのではないでしょうか。

その場合、現時点のパートナーはピッツバーグ大学だけですが、今後は米国中に提携大学を増加させていき、主に基礎科目コース部分だけをOutlinerの動画授業で代替していくということになります。

さて、ここまで現状わかる範囲で、Outlinerの特徴・ビジネスモデルに関して考察を書いてきました。ただ、同社は未だ創業から1年未満であり、今度様々な方向転換が行われる可能性も十分にあることに留意が必要です。

米国は授業料の高騰による教育格差の拡大や学生ローンの肥大化が社会問題しているため、ポジティブに捉えれば、Outlinerのような革新的なエドテック・サービスが誕生し易い社会的なニーズが整っていると考えることができます。

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2020は“空港無人化”が進むーー無人ロボットカフェ「Cafe X」が空港へ進出

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ピックアップ:Cafe X shuts some of its robot coffee shops ニュースサマリー:ロボットがコーヒーを淹れる無人カフェ「Cafe X」が店舗を閉鎖したとAxiosが報じている。サンフランシスコの3店舗が対象で、2017年頃よりロボットアームが特徴的な無人カフェを香港・サンフランシスコダウンタウンにて展開を開始していた。 Cafe Xによれば、ダウンタウンの店舗…

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Image Credit: Cafe X

ピックアップ:Cafe X shuts some of its robot coffee shops

ニュースサマリー:ロボットがコーヒーを淹れる無人カフェ「Cafe X」が店舗を閉鎖したとAxiosが報じている。サンフランシスコの3店舗が対象で、2017年頃よりロボットアームが特徴的な無人カフェを香港・サンフランシスコダウンタウンにて展開を開始していた。

Cafe Xによれば、ダウンタウンの店舗は一時的な実証実験の一環だったとし、昨年12月にサンフランシスコ空港(SFO)とサンノゼ空港(SJC)に新店舗を設立したことを強調。2020年は空港を中心に施設展開していくとした。

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Image Credit: Cafe X

話題のポイント:2020年以降、空港店舗に「無人化」のトレンドが訪れると感じます。今回、Cafe Xが空港にバリスタロボット進出を果たしたように、24時間運営に需要がある環境「エアポート」に注目が集まりつつあります。

Amazon Goの「OMO戦略」でも触れましたが、Amazonは空港の不動産投資費用対効果に目を付け、無人コンビニの店舗拡大計画の一環として進出を進めているといいます。さらに、Amazon Goが中心商品として扱う「軽食」はダウンタウンの商品としては安価でありませんが、空港価格でいえば妥当なため販売促進が見込まれています。

Cafe XのCEO、Henry Hu氏によれば、過去2〜3年における街中での営業は消費者行動の分析を兼ねていたとAxiosに語っており、決してキャッシュフロー悪化によるシャットダウンでないとしています。つまり、実証実験の結果から同社のスイートスポットは空港であると結論付けたということでしょう。

ちなみに、空港における戦略で新しいものとえば、日本の成田空港・羽田空港に約300台ほど並ぶガチャガチャが想起されます。旅客のため、換金できない硬貨を最後の最後でお土産へと変身させることができることで世界中で話題となりました。旅行者需要を巧みに捉えた空港サービスと捉えられます。

さて、単なる「カフェ」でいえば、空港で求められるのは「コーヒーのクオリティー」より時間を過ごす場としての「環境」であると感じます。同社ウェブサイトを見る限り空港に設置されたロボットアームの”箱”(本記事最上部画像)は、自動販売機のような見た目で、いわゆるサードプレイスとしての環境提供を前提に置いていないことが分かります。

そのためCafe Xは空港をサードプレイスでなく、完全ロボット化を通した「圧倒的時短」による価値提供にこそ需要があると想定しているのかもしれません。この点で、Amazonが「無人店舗」戦略として空港に目を付けた背景とは大きく違ってきています。

いずれのケースにしろ、空港が環境として「無人店舗」と相性がいいことには変わりはなく、Cafe Xが空港における「圧倒的時短」への価値需要に対する仮説を証明できれば、今後より一層、空港のロボット化・自動化が進んでいきそうです。

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DIYの自動運転キット「Comma.ai」が再来、次代型のハードウェアを発表

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※本記事は提携するVentureBeat「Comma.ai launches Comma Two, a $999 kit that imbues cars with assisted driving features」の抄訳になります。 市場アナリストは2020年までに1,000万台以上の自動運転車が道路に衝突すると予測していた。これは決して強気の予測ではなかった。 ところが、2016年になるとG…

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Image Credit: Comma.ai

※本記事は提携するVentureBeat「Comma.ai launches Comma Two, a $999 kit that imbues cars with assisted driving features」の抄訳になります。

市場アナリストは2020年までに1,000万台以上の自動運転車が道路に衝突すると予測していた。これは決して強気の予測ではなかった。

ところが、2016年になるとGuardianとBusinessInsiderの2誌は、2020年から完全自動運転車に乗れるようになり、私たちが運転席に座ることはなくなり始めると予測。ただ、2025年には最大800万台の無人運転車が道路に追加されるという保証がある関わらず、未だ市場に自動運転は普及していないのが現状だ。

たとえば、AlphabetのWaymoのような自動運転企業でさえ、指定区域外でのオペレーション拡大を図れていない。大きな理由として、規制と技術の問題が挙げられるが、費用が足かせになる点が挙げられる。控えめな見積もりでも、1台あたり10万〜25万ドルの実装コストを必要とする。

そこで高額な費用ではなく、DIYによって自動運転を実現させたいとした人物がいた。それが5年前に登場したComma.ai創業者のGeorge Hotz氏である。Hotz氏はAppleのiOSを標的としたハッキングシステムを開発し、SonyのPlayStation 3をリバースエンジニアリングすることで有名な米国のハッカー。

2015年9月、Hotz氏は自動車に自動運転機能を吹き込む支援システム「OpenPilot」を開発。しかし、OpenPilotの立ち上げは多くの障害が立ちはだかった。Bloombergの記事で公開された最初のバージョンは、カリフォルニア州自動車局からの認可を受けず、免許なしで自動運転車をテストしたと非難された。

その後、OpenPilotは「Comma One」と呼ばれる出荷可能なデバイスにパッケージ化された。ただ、Comma Oneは米国連邦自動車安全基準に違反したため、再び当局に違反したと指摘される。結局、当局からの圧力を受け、Comma Oneの開発は断念しなければならず、GitHub上でOpenPilotはオープンソース化された経緯を持つ。

こういった経緯で8日に発表されたのが「Comma Two」になる。Comma.aiは以前、フロントガラスに取り付ける型の改良版OnePlusスマートフォンである「Eon Devkit」を販売していた。599ドルからの価格で、OpenPilotがインストールされるとCANネットワークトラフィックを分析することで自動車モデルが自動認識される。

Comma TwoはEon Devkitの機能をほぼ全て踏襲しているアップデート版。Comma Twoに搭載されているOpenPilotは路上カメラ・CAN・GPS・慣性測定ユニット・磁力計・温度センサー・オペレーティングシステムの情報を基に、Comma.aiの​​サーバーに運転データをリアルタイムでアップロードする。値段は1,000ドルから。最初の販売キットは300個ほど展開され、今すぐに購入可能だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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