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CLAUDE:ジャカルタ発、廃棄ゼロを実現した女性ファッションブランド【CyberAgent Pitching Arena登壇社紹介】

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本稿では、5月25日にサイバーエージェント・キャピタルがオンライン開催する「CyberAgent Pitching Arena」の登壇スタートアップ11社を順にご紹介します。 サイバーエージェント・キャピタルは世界各国に持つグローバル拠点ネットワークを活かし、東南アジアのスタートアップと国内外の有力ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を繋ぐことを目的として、CyberAgent Pitching…

本稿では、5月25日にサイバーエージェント・キャピタルがオンライン開催する「CyberAgent Pitching Arena」の登壇スタートアップ11社を順にご紹介します。

サイバーエージェント・キャピタルは世界各国に持つグローバル拠点ネットワークを活かし、東南アジアのスタートアップと国内外の有力ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を繋ぐことを目的として、CyberAgent Pitching Arena を半年に一度開催しています。

2019年にジャカルタで開催した海外版「Monthly Pitch」、2021年1月に開催した第2回目となる東南アジア版「Monthly Pitch Asia」に続き、2021年9月に開催された第3回から「CyberAgent Pitching Arena」になりました。

  • 日時:2021年5⽉25⽇(水)15:00~17:00 (オープニング・10社のピッチ)
  • 場所:オンライン(ZOOM)
  • 言語:日本語・英語
  • 観覧方法:審査制(観覧応募フォームよりお申し込み)
  • 観覧応募締め切り:5月24日(火)18時

CLAUDE

2022年4月にお披露目された、Claude の新ブランド「Noesantara」のコレクションから
Image credit: Claude

ジャカルタに拠点を置く Claude は、女性向けファッションブランドを運営するスタートアップだ。Ernst&Young 出身の Christie Johana 氏と PricewaterhouseCoopers で財務コンサルタントをしていた Tommy Budihardjo 氏の2人によって、2018年に設立された。4年の時を経て Claude は従業員100人を超えるまでに成長した。

ファストファッションは、大量の商品を消費者に安価で届けるには便利な方法だが、製造に携わる人々に安い賃金での労働を強いたり、超過在庫やシーズンを逃した商品は廃棄処分となったりするなど、社会的なデメリットも大きい。そこで Claude では、ファストファッションとテイラーメイドの中間にあたる「アダプティブファッション」というモデルを開発した。これは消費者の需要に基づいて商品を製造するものだ。同社によれば現在完成された製品の廃棄は発生しておらず、99.9%が顧客に届けられているという。

Claude で最も愛されているのは、Ula Dress、Tame Jumpsuit、Tupa Top などで、パーティ、仕事、ブライズメイド(披露宴での花嫁付き添い)といったさまざまなシーンで使いこなせるのが特徴だ。多くの東南アジアのファッションインフルエンサーが Claude のドレスを着用して写真を投稿し、これがこの地域で Claude の認知を高めるのに一役買っている。D2C モデルではあるが、シンガポールやインドネシアの有名ショッピングモールにコンセプトストアを出店し、顧客のタッチポイントを拡大している。

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生理の貧困を解決するスタートアップ米Aunt Flow、シリーズAラウンドで850万米ドルを調達

<ピックアップ> B2B Cycle Care Company Aunt Flow Raises a $8.5M Series A to Invest in Growth 重要なポイント:オーガニックの生理用品をすべての公衆トイレで無料で利用できるようにする Aunt Flow は4月21日、シリーズ A ラウンドでの850万米ドルの資金調達を発表した。 このラウンドは総合不動産サービス大手の J…

Image credit: Aunt Flow

<ピックアップ> B2B Cycle Care Company Aunt Flow Raises a $8.5M Series A to Invest in Growth

重要なポイント:オーガニックの生理用品をすべての公衆トイレで無料で利用できるようにする Aunt Flow は4月21日、シリーズ A ラウンドでの850万米ドルの資金調達を発表した。

  • このラウンドは総合不動産サービス大手の JLL Spark がリードし、Harlem Capital、CityRock Ventures、Precursor Ventures、女性向け健康ベンチャーファンド Amboy Street Ventures が参加した。

詳細:Aunt Flow は2016年、アメリカ・オハイオ州で設立。創業者兼 CEO の Claire Coder 氏が18歳の時に生理用品がないまま公共の場で生理になってしまった経験から、誰もが月経用品にアクセスできるような社会を実現するため同社を立ち上げた。

  • 過去数年にわたり、同社は主にオフィスや学校など B 向けにトイレに設置し利用者に無料で配布するためのオーガニック生理用品ディスペンサーを提供してきた。現在は、Apple、Google、プリンストン大学、Netflix などのパートナーのトイレに同社の生理用品ディスペンサーが設置されている。
  • 同社 CEO の Coder 氏は、この調達を発表したプレスリリースで次のようにコメントしている。

私たちは生理用品を誰もが手に入れられるようにするという一貫した想いで、「生理の貧困」に関わる運動の最前線にいることを誇りに思っています。JLL Spark がパートナーになることで、私たちはより大きなスケールで社会に貢献できるようになるでしょう。トイレットペーパーが公衆トイレで無料で提供されているならば、タンポンやナプキンもそうあるべきではないでしょうか。

  • 今回調達した資金は、同社のアメリカでの顧客基盤や支援活動の拡大、パートナーへの100万個以上の製品の寄付、新製品の開発やなどに活用される予定。

背景:現在アメリカでは多くの州や都市が、企業や施設に公衆トイレで生理用品を無料で提供することを義務付ける法案を提案・可決している。2021年には37の州で生理用品に関する法案が提出され、ミシガン州アナーバー市はすべての公衆トイレで生理用品の無料提供を義務付けるアメリカ初の都市となった。

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

via FemTech Insider

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ByteDance(字節跳動)がライバー用端末発売、子会社名変更でIPOの噂再燃など——中国スタートアップシーン週間振り返り(5月9日〜5月13日)

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本稿は、Technode(動点科技)が、5月9日〜5月13日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。 Tencent(騰訊)、ゲーム用スマートフォンメーカー BlackShark(黒鯊科技)の買収を断念(5月13日) 中国のゲーム大手 Tencent は、Xiaomi(小米)が投資したゲーム用スマートフォンメーカー BlackShark(黒鯊科技)の買収を断念し…

本稿は、Technode(動点科技)が、5月9日〜5月13日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

「Lingjing(聆鏡)」
Image credit: ByteDance(字節跳動)

Tencent(騰訊)、ゲーム用スマートフォンメーカー BlackShark(黒鯊科技)の買収を断念(5月13日)

中国のゲーム大手 Tencent は、Xiaomi(小米)が投資したゲーム用スマートフォンメーカー BlackShark(黒鯊科技)の買収を断念したと、中国メディアの21世紀経済報道が13日に報じた。Tencent は Black Shark と買収を協議中で、BlackShark がメタバース関連コンテンツのためのバーチャルリアリティヘッドセットを作ることを望んでいると1月に初めて報じられた。今回の報道は、Tencent が当局の承認を得られず、買収を断念したと伝えている。

今回の報道では、BlackShark CEO Luo Yuzhou(羅語周)氏は、Tencent と同社間の買収は、「そもそも存在せず、BlackShark には今も資金調達と買収の計画をがある」と述べている。Canalys によると、2017年に設立された BlackShark は、2018年第2四半期から2021年第1四半期までの世界のゲーム用スマートフォン市場の13%を占めるゲーム用スマートフォンメーカー大手だ。21世紀経済報道

新型コロナのロックダウンにより、中国でタブレットの需要が増加(5月13日)

IDC は13日、中国における第1四半期のタブレット端末の出荷台数が年率8%増の680万台に達したとする報告書を発表した。同時期の世界市場におけるタブレット端末の出荷台数が5%減少したことから、この成長は世界的な減少傾向とは一致しないものである。

IDC のシニアアナリスト Guo Tianxiang(郭天祥)氏は、新型コロナウイルスの発生とそれに伴うロックダウン措置が、消費者のタブレット端末に対する需要を押し上げたと述べている。また、上海とその周辺地域はタブレット端末の主要生産地ではないため、ロックダウンがタブレット端末のサプライチェーンに影響を与えることはなかったと Guo 氏は述べている。IDC

短編動画アプリ「Kuaishou(快手)」、ローカルサービスや不動産販売に関する e コマース部門を設立(5月10日)

中国メディア「界面」が9日、関係者の話として報じたところによると、Kuaishou(快手)の e コマース部門は、ローカルサービスや不動産のオンライン販売を対象とした2つの新しい事業所を設立した。この報道によると、4月に設立された2つの新センターの責任者は、Kuaishou の e コマース事業の責任者である Xiao Gu(笑古)氏の直属の部下になるという。

Kuaishou は1月、EC ストアをローカルサービス事業者に開放し、現在16都市でライブストリーミングによる住宅販売を可能にしている。どちらのサービスも中国の小都市のユーザを対象としており、「Douyin(抖音)」の競合である同社はより強い影響力を持っている。Kuaishou の2021年の取引流通総額は前年比78.4%増の6,800億人民元(約13兆円)だった。界面

ByteDance(字節跳動)、プロユーザ向けライブストリーミング専用端末をリリース(5月9日)

TikTok を所有する ByteDance(字節跳動)は、プロのライブストリーマー向けに、15,800人民元(約30万円)のオールインワンのビデオ・オーディオストリーミングデバイスと対応アプリをリリースしたと、中国メディアの 36Kr(36気)が9日報じた。

「Lingjing(聆鏡)」と名付けられたこのデバイスは、スマートフォンにマニュアル操作とフリップ可能なカメラを追加したもので、映像と音声の取込、スマート処理、パブリッシング機能を備えている。付属のアプリは、複数のチャンネルへの同時ストリーミングをサポートし、ディレクターのためのマルチフィード・アクセスを提供する。また、グリーンスクリーンマスキングや画質向上などの内蔵エフェクトを利用することができる。36気

ByteDance(字節跳動)、子会社の名称変更で IPO の噂が現実味を帯びる(5月9日)

TikTok を所有する ByteDance(字節跳動)は6日、同社の短編動画アプリ「Douyin(抖音)」に由来する形で、香港子会社の名称を ByteDance (Hong Kong) Limited から Douyin Group (Hong Kong) Limited に変更した。ByteDance は最近、多くの子会社名を「ByteDance」から「Douyin」に置き換えている。

このブランド変更により、同社は Douyin を取り巻く事業を分離して香港で IPO するつもりではないか、との市場の憶測が再燃した。ByteDance は4月下旬、国際法律事務所 Skadden の元幹部 Julie Gao(高准)氏を CFO に任命しており、今回の社名変更はその直後のことである。Gao 氏の任命は、同社が IPO を開始するための努力の一部であると広く解釈されている。南華早報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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Dagangan:インドネシアの郊外や農村部にグループ購入ECを展開【CyberAgent Pitching Arena登壇社紹介】

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本稿では、5月25日にサイバーエージェント・キャピタルがオンライン開催する「CyberAgent Pitching Arena」の登壇スタートアップ11社を順にご紹介します。 サイバーエージェント・キャピタルは世界各国に持つグローバル拠点ネットワークを活かし、東南アジアのスタートアップと国内外の有力ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を繋ぐことを目的として、CyberAgent Pitching…

本稿では、5月25日にサイバーエージェント・キャピタルがオンライン開催する「CyberAgent Pitching Arena」の登壇スタートアップ11社を順にご紹介します。

サイバーエージェント・キャピタルは世界各国に持つグローバル拠点ネットワークを活かし、東南アジアのスタートアップと国内外の有力ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を繋ぐことを目的として、CyberAgent Pitching Arena を半年に一度開催しています。

2019年にジャカルタで開催した海外版「Monthly Pitch」、2021年1月に開催した第2回目となる東南アジア版「Monthly Pitch Asia」に続き、2021年9月に開催された第3回から「CyberAgent Pitching Arena」になりました。

  • 日時:2021年5⽉25⽇(水)15:00~17:00 (オープニング・10社のピッチ)
  • 場所:オンライン(ZOOM)
  • 言語:日本語・英語
  • 観覧方法:審査制(観覧応募フォームよりお申し込み)
  • 観覧応募締め切り:5月24日(火)18時

Dagangan

Image credit: Dagangan

<事業内容>

Dagangan は、インドネシアを拠点とする農村地域向けのソーシャルコマースプラットフォームだ(法人はシンガポール登記)。インドネシア人口約2.7億人のうち、約8割は交通の不便な農村地域や離島などに住んでいる。同社は市場やスーパーなどへのアクセスが不便な消費者に対し、ソーシャルコマースで日用品を安価に供給するプラットフォームを展開している。

人口の多い第1級、第2級都市に比べて、第3級都市や第4級の農村地域(インドネシア国家計画庁=DEPERNAS によれば、人口30万人未満の都市や農村を第3級、第4級の地域としている)では、日用品を手に入れるのに時間や労力が最大35%余分に必要になる。一方、これらの地域では今後数年間で、インドネシア経済を牽引するほどの大きな発展が期待されている。

郊外や農村地域で生じる日用品が入手しづらい問題は、非効率なサプライチェーンと貧弱な物流ネットワークによってさらに悪化している。Dagangan では、テクノロジーを駆使したコミュニティベースのハブを構築・拡大することで地方の経済成長を促進、サプライチェーンを効率化し、十分なサービスを受けられていない人々に日用品を供給することを目指している。

Dagangan のユーザ(エージェントと呼ばれる農村地域の既存零細小売店及び一般消費者)は、専用の Android アプリを使って必要な日用品を注文する。ユーザは住んでいる地域の他の購入者と共同購入することができ、エージェントがエンドツーエンドでユーザ体験を支援する。この戦略により、一般的なサプライチェーンサプライヤーと比べ、コストを95%削減できる。メーカーや農家と連携した食料品や農産物の直販も開始した。

現在、Dagangan は8つの第3級都市、8,000の第4級村でサービスを展開している。取扱商品数は3,000SKUを超えており(3,000SKU とは、日本の平均的なコンビニエンスストアの取扱商品数に匹敵する量)、年間物流総額6,000万米ドルを超える。昨年9月にシリー ズ A ラウンドで1,150万米ドルを調達しており、インドネシアの島々への事業拡大を図る計画だ。

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ECの「探す」体験をアップデートするメタストア、脳科学の開発者に聞いたその方法

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載 脳科学から導いたVRおよびブレインテック事業を手がけるハコスコは3月、メタストアのβプログラム開始を伝えている。メタストアはShopifyなどのECサービスと連携し、利用ユーザーに仮想的な店舗空間のインターフェースを提供する。 PCやモバイルなどの2次元画面で商品を検索・選択する場合、リスト表示や詳細…

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

脳科学から導いたVRおよびブレインテック事業を手がけるハコスコは3月、メタストアのβプログラム開始を伝えている。メタストアはShopifyなどのECサービスと連携し、利用ユーザーに仮想的な店舗空間のインターフェースを提供する。

PCやモバイルなどの2次元画面で商品を検索・選択する場合、リスト表示や詳細情報などのウェブページを利用するのが一般的だが、メタストアはこの表示を3D空間表示に変えてくれる。現実世界で見慣れた店舗やギャラリーなどの空間テンプレートや、棚やカウンターなどの什器パーツを提供しており、事業者はそれらを選択し配置するだけで、平面的な販売メディアを奥行きのある販売空間に拡張することができる。また、ショップ側とのコミュニケーションには音声やチャットを使ったグループ会話機能が利用できる。

出力された3D空間はiFrameで既存のウェブサイトに貼り付けることができ、ユーザーはスマートフォンやPCから利用することができる。利用料金は月額1万円からで、βプログラムは6月1日から開始予定。MUGENLABO Magazine編集部ではハコスコ代表取締役で医学博士・脳科学者の藤井直敬氏にサービスの狙いなどをお聞きした。(太字の質問はすべて編集部。回答は藤井氏、敬称略)

メタストアの概要を教えてください

藤井:ハコスコは「現実を科学し、ゆたかにする」をミッションに掲げ、現実を科学する実験カンパニーとして創業しました。 VR はその上に乗っていて、課題としてあったのがメタバース系のリッチな空間におけるコミュニケーションのあり方と、何に使われると価値が出るのだろうということだったんです。

今回作ったメタストアは一見すると、いわゆる世間のメタバースっぽい要素はありますが、オンラインとオフラインの良さを地続きに繋ぐ、中間ポジションのコミュニケーション空間は作れるのだろうかという挑戦から生まれています。

具体的にそこに入った人たちはどういう体験を得て、どんな価値を得られますか?

藤井:今プロトタイプとして公開しているメタストアのコンビニがあるのですが、そこに入っていただくと、みなさんが知っているコンビニそのものがCG で作られてるわけです。

ところで、コンビニの中ってどこに何があるのかというのは大体どこも同じです。窓際に本があって奥の方には冷凍食品とか。壁際には飲み物とか生鮮食品があって、真ん中の棚には雑貨があってお菓子があって、ラーメンとかがあるという。

それをメタストアのコンビニの中で再現すると、無意識にどこに何があるのか分かるんです。例えば今、プロトタイプのコンビニには2,000種類ぐらいのモノが入っていますが、2,000種類入ったウェブページって一度に一覧はできないですよね。多分すごくスクロールする必要がある。

でもあの空間の中に自分たちが慣れ親しんだルールでモノが置いてあると探索性がすごくいいんです。実は人はモノが沢山あると抽象化を始めるんです。ポテトチップスの棚があれば、ポテチの棚だなと認識して、味は何が違うのかな?という細部の情報に向かうんですよ。ポテチもひとつ一つのパッケージデザインで見たことないものを見て、新商品じゃん!みたいな。

店舗側とのコミュニケーションはどのようになっていますか?

藤井:そうですね、お店の人はアバターとして出てくるようにもできますが、基本、お店に行った時の音声ボイスチャットは大きく2種類あって、お店の人とお客さん、お客さん同士の会話の2つに分けられます。それを準備してあげて、店舗内に例え1万人入ったとしても、それぞれのグループチャットができるようになっているので、全部カップルだとしたら5,000組の会話が並行して動きます。

没入感というよりは、モノの検索性にフォーカスしたメタバースという理解です

藤井:ハコスコはVRゴーグルから始まっているので、みなさんも弊社がメタバースというと当然ヘッドマウントディスプレイの対応機種を教えてくださいとかVRゴーグル必要ですよね?という前提でいらっしゃいます。しかし、基本的にウェブベースなので全くゴーグル不要で、入り口をバナーのように貼っていただくこともできますし、iFrameとして新しい空間の入り口をウェブページに設けることもできます。

メタバースの今の大きな課題はメタバースに行く作業です。(ヘッドセットを使って没入させようとすると)これが大変なので、どうやって集客するの?どうやって誘導するの?と難しいのですが、弊社のメタストアではウェブページに貼っていただければそれで大丈夫です。

ECカートと連携する箇所を詳しく教えてください

藤井:ネットストアのバックエンド側は基本的に既存のECサイトのカートを利用しています。今はShopifyと連動していて、これから国内の主要サービスをつなげていく予定です。

例えばスーパーで50%オフシールが貼ってあるだけで買ってしまうことってありませんか?お店の人が試食品をくれたりとか、名物店長さんがトークで引き込むなど、空間の何かに無意識に誘導されてしまう。そういうものを次の拡張として提供したいなと思っています。

ECのストアだけではなく、現在ギャラリーであったり学校だったり、催事販売みたいなところからもお問い合わせいただいているので、こういった用途にも広げていきたいなと思っていますが。

最後に今後のステップについても教えてください

藤井:コロナ禍で非接触が推奨される世の中になり、失われてしまったものをオンラインで再現できないのかな、というのが私たちがこのタイミングでこれをやってる理由です。基本的にベータ版はShopifyに連動した形で6月1日にリリース予定です。また、それ以降他のECサービスとも連携していきます。

あともうひとつ、大きくやりたい課題としては、ビデオのストリーミングをブラウザの3次元空間で出すということをやりたいと思っています。

これをやることによってライブコマース的なものが視聴空間の中でできるようなので、 SKU(※商品コード)がついてないものも売れる可能性が出てきます。例えばお肉 500gをライブで見せてQRコード読み込んで買ってもらうような、すごいアナログなんだけどメタバースならではな方法ですよね。

ありがとうございました。

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声優から届くメッセージアプリと音声メディア立ち上げ支援のany style【Monthly Pitch!注目スタートアップ】

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本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載 サービス概要:any style は、『「好き」が加速する体験をつくる』ことをビジョンに、エンタメ業界に挑戦するテクノロジー企業です。声優から届く一対一感覚のメッセージアプリ「dear.(ディアー)」、Podcastの企画・制作・配信、Web mediaの音声コンテンツ化、音声マーケティングなど…

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

サービス概要:any style は、『「好き」が加速する体験をつくる』ことをビジョンに、エンタメ業界に挑戦するテクノロジー企業です。声優から届く一対一感覚のメッセージアプリ「dear.(ディアー)」、Podcastの企画・制作・配信、Web mediaの音声コンテンツ化、音声マーケティングなど、一気通貫で支援する「ear. style studio」を開発運営。

Monthly Pitch編集部はココに注目:近年、「推し活」という言葉を耳にすることが増えてきましたが、any styleは、まだ未整備であるこの「推し活市場」で、全世界のアニメファンが推し活できる『アニメのスーパーアプリ』を創ることをミッションに掲げています。「dear.」では、オスカープロモーションと青二プロダクションに同時所属している美声女ユニットelfin’(エルフィン)を公式アンバサダーとして起用。

詳細:日本動画協会が発表する「アニメ産業レポート」によれば、日本のアニメ産業の市場は約2.5兆円(2020年現在)に上ります。しかもその約半分の売上は海外からもたらされているという、外需開拓をする上では非常に有望な市場です。海外でもアニメーションやマンガをテーマとした産業は生まれていますが、IP(キャラクタなどの知的所有権)の観点などから見ても、まだまだ日本のアニメ産業の存在感は揺らいでいません。any style は、そんなアニメ業界からユニコーンを目指すスタートアップです。

アニメのファンの中でも声優ファンを「自分の〝推し声優〟のコンテンツを追いかける熱狂的なアニメファン」と any style では定義し、彼らを魅了できる音声を使ったコンテンツ配信アプリとして「dear.」を開発しました。これは言わば、〝有料版の公式 LINE〟のようなサービスで、推しの声優やキャラクターをサブスク課金すると、定期的にメッセージが届きます。また、声優にレターを送れる「レター機能」、配信者同士のトークを見られる「グループ配信機能」、「音声番組配信機能」なども提供しています。

any style は2019年11月、共に音響工学系分野の出身である、東京大学卒業の萩原湧人さん(CEO)と、早稲田大学大学院卒業の植井康介さん(COO)により創業しました(当初の社名は EARS)。同社は、東京都のアクセラレータプログラム「ASAC(青山スタートアップアクセラレーションセンター)」第11期に採択され(2020年)、グロービスが運営するアクセラレータプログラム「G-STARTUP」の第4期デモデイで最優秀賞を獲得しました(2022年)。2020年7月には、ANRI からシード資金を調達しています。

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Web3が浸透すると確信する、これだけの理由【ゲスト寄稿】

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本稿は、 microverse の創業者で代表取締役の渋谷啓太氏による寄稿。 渋谷氏は、ブロックチェーンゲーム開発や IP コンテンツホルダー向けの NFT プロデュース事業を行う double jump.tokyo で、大手 IP ホルダーの NFT マーケットプレイス開発案件のディレクターとして従事したのち、2020年11月、IP やコンテンツのファン向けのデジタルグッズ NFT の販売・配布…

渋谷啓太氏

本稿は、 microverse の創業者で代表取締役の渋谷啓太氏による寄稿。

渋谷氏は、ブロックチェーンゲーム開発や IP コンテンツホルダー向けの NFT プロデュース事業を行う double jump.tokyo で、大手 IP ホルダーの NFT マーケットプレイス開発案件のディレクターとして従事したのち、2020年11月、IP やコンテンツのファン向けのデジタルグッズ NFT の販売・配布支援を行う microverse を創業した。

2022年から本格に活動を始め、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」や VTuber 等の NFT を販売・配布している。


web3.0の会社への投資や無数のプロジェクトが立ち上がるなど、〝web3.0熱〟は急激に増しています。

一方で、web3.0の根幹をなすブロックチェーンが基盤となったサービスを利用しようとすると、ウォレットの開設や暗号資産の入手、ガス代の支払い等、一般の人が使うには UX 上まだまだハードルが高い状況です。

しかし私たち microverse は、このようなハードルはいずれ解決され、web3.0のテクノロジーや思想が浸透すると考えています。本稿では、web3.0の現状の UX 的な課題を明示しつつ、そのように考える理由について書いていきます。

web3.0のテクノロジーの UX 的な課題

Image credit: Piqxels

現状のweb3.0の根幹をなすブロックチェーンを活用したサービスを利用しようとすると、次の3つの UX 的な課題があると考えています。

  • ウォレット
  • ガス代
  • 暗号資産の入手

まず、ウォレットについてですが、主流となっているメタマスクなどを利用しようとすると、シードフレーズの保存等、馴染みのない行為が求められます。ユーザとしてはこの時点で戸惑う人も多いかと思います。さらに、シードフレーズの保存を忘れるなどすると、自身が保有している暗号資産や NFT にアクセスできなくなるというようなこともあります。

次にガス代と暗号資産の入手についてですが、Ethereum と呼ばれる主要なパブリックブロックチェーンを利用しようとすると、時期によりますが、数千円から数万円の高額なガス代の支払いが必要となります。ものを買ったり送金したりする度にこの金額の手数料がかかるとなると、とてもではないですが、日常使いは難しいと考えています。

ならば、Polygon や Astar 等ガス代の安いブロックチェーンを利用しようという発想になりますが、これらを利用しようとすると、日本の取引所では現状手に入れることが難しい暗号資産を入手する必要があります。これらの入手のためには、DeFi 等を駆使する必要があり、ブロックチェーン等に馴染みのないユーザにとっては、高いハードルとなります。

ここまで UX 的なハードルを列挙しましたが、これらの課題はテクノロジーの進歩によって解決されると考えています。そして、これら課題が解決されて、一般の人の生活に web3.0のテクノロジーや思想を基盤としたサービスやプロジェクトが浸透すると考える理由をここから書いていきます。

web3.0が浸透すると思う理由1:決済面における圧倒的な便利さ

前提として私たちは、

  • 圧倒的に便利になる
  • 人の欲望を満たす

……のどちらかまたは両方が満たされないと新興の技術は浸透しないと考えています。

まず前者についてです。

みなさんは、暗号資産で NFT 等を購入されたことはありますでしょうか?

ない方はぜひ一度試してみてください。

既存の決済方法に比べて、すごく楽です。

クレジットカードなどの既存の決済手段を利用して EC サイトなどで買い物をしようとすると、だいたい次のようなフローが必要となります。

  • 電話番号やメールアドレス、氏名、住所などの個人情報を入力し、アカウントを開設
  • アカウント開設時に、SMS やメール等を利用し、本人確認を行う
  • クレジットカード情報を入力
  • 決済

ブラウザの機能等もあり、入力はだいぶ楽にはなりましたが、まだまだかなり面倒なのではないでしょうか?

しかし、web3.0の世界では、次のような決済フローとなります。

  • ウォレットをサイトに接続(ワンクリック)
  • (購入ボタンをクリック後)「署名」を実行(ワンクリック)

個人情報の入力や、認証のために別のアプリを開く、クレジットカード番号を入力するといった手間は一切ありません。

このように、web3.0の世界では、決済の UX が圧倒的に便利になっています。

便利なものは必ず浸透していくと考えているので、数年/数十年後の世界では、ウォレットを繋いで暗号資産で決済するということが当たり前になっていることでしょう。

web3.0が浸透すると思う理由2:〝好きなことで生きていける〟時代が本当に来るかもしれない

web3.0のテクノロジーや思想が広がれば、好きなことで生きていける時代が本当に来るかもしれません。

具体的に、アイドルを応援することを考えてみましょう。

まず、web2.0の時代に立ち上げ初期からアイドルを応援することを考えてみます。

現在の世界において、アイドルの立ち上げから応援しようとすると、下の図のように、ファンはクラファンの支援やライブ開催情報の拡散、グッズの購入などをします。しかしそれに対して、初期は直接的なお礼などを言ってもらえたりしますが、アイドルが成長するにつれて、ファンとの距離は遠くなってしまいます。

ファンは、ずっと時間やお金を使い続けますが、使い続けるにつれて距離が遠くなってしまいます。

では、web3.0の時代でアイドルを応援することを考えてみましょう。

web2.0の時代と同じく、ファンはクラファンの支援やライブ開催情報の拡散、グッズの購入などをします。web3.0の時代の違いは、これらの貢献に対して NFT やトークンを付与することができます。NFT やトークンを持っている人は、アイドルがどんなに有名になってもチケットやグッズを優先的に購入できるような設計が簡単にできたり、Twitter や Instagram 等が NFT 対応した世界では、持っている NFT によって自分が古参であることの証明などが容易になり、ファンは精神的なインセティブを獲得できるようになります。

さらに、ファンが増えていくにつれて、古参ファンが持っている NFT やトークンの価値も高まり、経済的なインセンティブも獲得できるかもしれません。これらの設計から、web3.0時代では、推し活等の自分の好きなことをしているだけで生きていける時代になるかもしれません。

最後に

本稿に書いたことはまだまだ夢物語のように思われ、実感が湧かない人も多いでしょう。ただ、暗号資産の保有者数や NFT プロジェクトの立ち上がりなどをみていると、時代は確実に動いています。私たち microverse も、時代の針を進めることに全力を尽くしていきます。

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XTech Ventures、130億円を調達し2号ファンドを最終クローズ

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XTech Ventures(クロステック・ベンチャーズ) は13日、2021年2月に組成開始を明らかにしていた(実際の組成開始は2020年12月)2号ファンドをファイナルクローズしたと発表した。当初調達上限額を100億円に設定していたが、最終的にオーバーサブスクライブして約130億円を調達し着地した。 53億円だった1号ファンドの2倍以上の金額となる。5月11日までに23社への投資を実行済だ。2…

Image credit: XTech Ventures

XTech Ventures(クロステック・ベンチャーズ) は13日、2021年2月に組成開始を明らかにしていた(実際の組成開始は2020年12月)2号ファンドをファイナルクローズしたと発表した。当初調達上限額を100億円に設定していたが、最終的にオーバーサブスクライブして約130億円を調達し着地した。

53億円だった1号ファンドの2倍以上の金額となる。5月11日までに23社への投資を実行済だ。2号ファンドの組成時には、チケットサイズ1.5〜2億円程度で40〜50社への出資を目指すとしていたので、概ね半数への出資が完了していることを意味する。

以前から運用している1号ファンドについては、投資した39社のうち、2021年に伝えたトリコ、スペースマーケット(東証:4487)、オネストフードのイグジットに加え、直近の約15ヶ月でスローガンが IPO、モノカブとアンターが M&A、コールドクターがトレードセールの形で、それぞれイグジットしている。

2号ファンドから投資された領域とスタートアップ
Image credit: XTech Ventures

2号ファンドからの投資先のイグジットについては、今のところ明らかになっていない。2号ファンドでは、最初のラウンドで投資したスタートアップに対し、のちのラウンドでフォローオン出資する事例が増えているという。

XTech Ventures は今年2月、インキュベーションプログラム「X-Gate」をローンチした。このプログラムの第1期には6社が採択されたことが明らかになっている。

via PR TIMES

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営業組織のためのセールスダッシュボード「SALESCORE」【Monthly Pitch!注目スタートアップ】

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本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載 サービス概要:「営業を科学する」を掲げている Buff は、営業組織作りのプロが売れ続ける営業組織作りを科学し、サポートする仕組みを作っています。具体的には、再現性のある個人の成長を実現するために、あらゆる人の成長データを通し、成長をより科学し、正しい努力が出来る環境をデザインしています。現在は…

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

サービス概要:「営業を科学する」を掲げている Buff は、営業組織作りのプロが売れ続ける営業組織作りを科学し、サポートする仕組みを作っています。具体的には、再現性のある個人の成長を実現するために、あらゆる人の成長データを通し、成長をより科学し、正しい努力が出来る環境をデザインしています。現在は営業組織の「目標を達成する風土の定着」を促すSFA・CRMと連携するKPIダッシュボードの「SALESCORE」事業とSales Enablement Program事業を行っており、今後は営業に関わらず目標を形にするサポートを通し、誰もが自身の成長を通して人生の財産となるような体験の提供を目指しています。

Monthly Pitch編集部はココに注目:キーエンス、リクルート、プルデンシャル等のセールス組織でトップレベルの成果を挙げてきたスペシャリスト達で構成されて作られたBuffは、洗練された営業理論と最新のテクノロジーで、10年後の営業組織の当たり前を作るため、ロープレ等のスキル取得ではなく半永久的に根付く文化の構築にフォーカスして事業を作っています。

詳細:Buff は2018年12月、神戸大学の起業家精神育成ゼミ出身で、DeNA でゲームディレクターなどの経験を持つ中内崇人氏により創業しました。キーエンスや Salesforce の営業部門など、個人プレイではなく環境要因やチームの力で成長している営業組織を参考に、営業を成長させる仕組みをプログラム化しようと始まったのが Buff の営業顧問事業です。

この営業顧問事業を支援するために開発したのが SALESCORE で、元々は営業顧問事業のユーザ企業向けでしたが、2021年から SaaS 単体での販売も始めました。営業を改善するツールとしてはSalesforce や Hubspot などもありますが、これらのツールが過去をレビューすることに主眼を置いているのに対し、SALESCORE は PDCA を回すことに特化しています。

SALESCORE を使えば、営業活動で成約必要となる各ステップ——例えば、TEL アポ → 受注 → 売上 → 受注——のそれぞれで、目標を達成できているかどうかが、緑色・赤色表示で一目瞭然になります。営業担当者とマネージャーは、この情報を見ながら議論することで、営業活動の何を改善すればいいのかをデータに基づいて話し合うことができるわけです。2022年に入り、「SALESCORE Sync」という新機能がリリースされました。これは、SALESCORE の結果を Salesforce などのCRM と連携する機能で、ユーザは一度 Salesforce に直接入力する情報を最小限にすることが可能になります。ユーザの営業活動の入力負荷を削減し、営業活動の PDCA により多くの時間を割くことができるようになります。

毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇、オーディエンス参加を希望される方は、こちらから
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制汗デオドラント大手Degree、身体障がい者が車椅子や義肢のアバターで走るメタバースマラソンを開催

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載 身体に障がいを持つ人がその障害を VR 上に再現し、自分のアバターが車椅子や義肢を使って走る メタバースマラソン を、アメリカの制汗デオドラント大手 Degree が4月26日〜27日、メタバースプラットフォーム「Decentraland」で開催した。このイベントには、義足アスリートでパラリンピアンの…

Image credit : Degree

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

身体に障がいを持つ人がその障害を VR 上に再現し、自分のアバターが車椅子や義肢を使って走る メタバースマラソン を、アメリカの制汗デオドラント大手 Degree が4月26日〜27日、メタバースプラットフォーム「Decentraland」で開催した。このイベントには、義足アスリートでパラリンピアンの Patrick “Blake” Leeper 氏、ヒップホップ・ラッパーの Fat Joe 氏らも運営に協力した。デジタルな世界でも、障がい者がアクセスしやすく、参加しやすい環境を作ることを、開発者に促すことを目的としたものだ。

広告大手 Wunderman Thompson が発表した レポート によると、60%の人がバーチャルの空間には包括性の欠如を感じているとの調査結果が得られている。具体的には、自分の代わり身であるアバターに自分のアイデンティティが見出せない点、例えば、障がいを持つ人はその障がいがアバターに反映されず健常者として表示されたり、LGBTQ+ の人たちは自分の特徴がアバターに反映されなかったりすることにストレスを感じるという。Degree はこうした意見への社会の関心を高めるため、このイベントを開催した。

このメタバースマラソンでは、参加者は自分のアバターに、義肢やランニングブレード、車椅子などを入れることができ、現実世界での自分をデジタルで表現することができるのだ。参加者は、車椅子用スロープなどバリアフリー対応された建築物をはじめ、Decentraland の Vegas City Sports Quarter に設定された42.195km のマラソンコースを走破する。

メタバースアバターのためのプラットフォームは需要が高く、提携や資金調達がひっきりなしに続いている。例えば、Ready Player Me は昨年末に1,300万米ドルを調達し、現在は Adidas と共同でバーチャルヒューマンのアバタープラットフォームを共同開発している。このほか、Inworld が1,000万米ドル、Neosapience が2,150万米ドル、Soul Machines が7,000万米ドルなど、各社が大型調達を実施、Krafton などのゲームメーカーもまた、リアルなバーチャルヒューマンの開発に参入している。

Degreeはこういったアバターのプラットフォームが、障害者や LGBTQ+ などマイノリティの人々の要望を積極的に取り入れることを期待している。制汗デオドラントという本業を通じて、これまで全ての人々が自信を持ってスポーツすることを支援してきた立場から、デジタルな世界においても、全ての人々に自信を持って活動してもらえるようにすることが、このメタバースマラソンの狙いだとしている。

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