2022年4月にお披露目された、Claude の新ブランド「Noesantara」のコレクションから Image credit: Claude
ジャカルタに拠点を置く Claude は、女性向けファッションブランドを運営するスタートアップだ。Ernst&Young 出身の Christie Johana 氏と PricewaterhouseCoopers で財務コンサルタントをしていた Tommy Budihardjo 氏の2人によって、2018年に設立された。4年の時を経て Claude は従業員100人を超えるまでに成長した。
ファストファッションは、大量の商品を消費者に安価で届けるには便利な方法だが、製造に携わる人々に安い賃金での労働を強いたり、超過在庫やシーズンを逃した商品は廃棄処分となったりするなど、社会的なデメリットも大きい。そこで Claude では、ファストファッションとテイラーメイドの中間にあたる「アダプティブファッション」というモデルを開発した。これは消費者の需要に基づいて商品を製造するものだ。同社によれば現在完成された製品の廃棄は発生しておらず、99.9%が顧客に届けられているという。
Claude で最も愛されているのは、Ula Dress、Tame Jumpsuit、Tupa Top などで、パーティ、仕事、ブライズメイド(披露宴での花嫁付き添い)といったさまざまなシーンで使いこなせるのが特徴だ。多くの東南アジアのファッションインフルエンサーが Claude のドレスを着用して写真を投稿し、これがこの地域で Claude の認知を高めるのに一役買っている。D2C モデルではあるが、シンガポールやインドネシアの有名ショッピングモールにコンセプトストアを出店し、顧客のタッチポイントを拡大している。
<ピックアップ> B2B Cycle Care Company Aunt Flow Raises a $8.5M Series A to Invest in Growth 重要なポイント:オーガニックの生理用品をすべての公衆トイレで無料で利用できるようにする Aunt Flow は4月21日、シリーズ A ラウンドでの850万米ドルの資金調達を発表した。 このラウンドは総合不動産サービス大手の J…
中国のゲーム大手 Tencent は、Xiaomi(小米)が投資したゲーム用スマートフォンメーカー BlackShark(黒鯊科技)の買収を断念したと、中国メディアの21世紀経済報道が13日に報じた。Tencent は Black Shark と買収を協議中で、BlackShark がメタバース関連コンテンツのためのバーチャルリアリティヘッドセットを作ることを望んでいると1月に初めて報じられた。今回の報道は、Tencent が当局の承認を得られず、買収を断念したと伝えている。
今回の報道では、BlackShark CEO Luo Yuzhou(羅語周)氏は、Tencent と同社間の買収は、「そもそも存在せず、BlackShark には今も資金調達と買収の計画をがある」と述べている。Canalys によると、2017年に設立された BlackShark は、2018年第2四半期から2021年第1四半期までの世界のゲーム用スマートフォン市場の13%を占めるゲーム用スマートフォンメーカー大手だ。(21世紀経済報道)
短編動画アプリ「Kuaishou(快手)」、ローカルサービスや不動産販売に関する e コマース部門を設立(5月10日)
中国メディア「界面」が9日、関係者の話として報じたところによると、Kuaishou(快手)の e コマース部門は、ローカルサービスや不動産のオンライン販売を対象とした2つの新しい事業所を設立した。この報道によると、4月に設立された2つの新センターの責任者は、Kuaishou の e コマース事業の責任者である Xiao Gu(笑古)氏の直属の部下になるという。
アニメのファンの中でも声優ファンを「自分の〝推し声優〟のコンテンツを追いかける熱狂的なアニメファン」と any style では定義し、彼らを魅了できる音声を使ったコンテンツ配信アプリとして「dear.」を開発しました。これは言わば、〝有料版の公式 LINE〟のようなサービスで、推しの声優やキャラクターをサブスク課金すると、定期的にメッセージが届きます。また、声優にレターを送れる「レター機能」、配信者同士のトークを見られる「グループ配信機能」、「音声番組配信機能」なども提供しています。
any style は2019年11月、共に音響工学系分野の出身である、東京大学卒業の萩原湧人さん(CEO)と、早稲田大学大学院卒業の植井康介さん(COO)により創業しました(当初の社名は EARS)。同社は、東京都のアクセラレータプログラム「ASAC(青山スタートアップアクセラレーションセンター)」第11期に採択され(2020年)、グロービスが運営するアクセラレータプログラム「G-STARTUP」の第4期デモデイで最優秀賞を獲得しました(2022年)。2020年7月には、ANRI からシード資金を調達しています。