ClipLine(クリップライン)と顔認識技術・人工知能(AI)を活用した接客コンテストを実施

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~従業員がClipLine上に投稿した笑顔・謝罪の表情を映した写真を顔認識技術とAIにより採点・評価~

株式会社ジェネックスソリューションズ(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋 勇人、以下「GS」)は、GSが提供するサービスマネジメントプラットフォーム「ClipLine(クリップライン)」を導入している、飲食・美容・フィットネス業界の企業4社において、ClipLineと顔認識技術・人工知能(AI)を活用した接客コンテストを実施したことをお知らせ致します。
■ 背景と実施結果
飲食店等を多店舗展開している企業では、従業員の接客教育の一環として、従業員同士が接客技術を競い、経営者や本社担当者が審査員となって評価する接客コンテストを年1回程度開催されています。接客コンテストは個々の従業員の接客技術向上だけでなく、従業員や外部に対して、自社の教育に対する姿勢・コミットメントを明示的に示すことができ、企業イメージの向上も目的に含まれております。そのため、会場費、交通費・宿泊費、およびコンテスト運営にかかる人件費等含め、1回あたり数百万円から数千万円程度の費用をかけた大規模なコンテストを実施する企業も出てきており、接客コンテストは効果の高い教育手法となっております。

そのため、従業員教育の仕組みとしてClipLineを導入している企業では、店舗に設置されているiPad上のClipLineアプリからコンテストテーマに対応するレポート(動画・写真)を全従業員に提出させ、経営者や本社担当者はレポートに対して評価を行う形式で、接客コンテストを実施される事例も出てきております。しかし一方で、コンテストのレポート評価は経営者・本社担当者の定性的な判断のみに依存することや、店舗数が多く、コンテスト参加対象の従業員が数百・数千人となる企業においては、評価作業の負荷も上がることが課題となっておりました。

そこで、ClipLine上で接客コンテストを実施したい企業がより手軽に行うための新たな手法の確立を目的として、GSはClipLineを導入している飲食・美容・フィットネス業界の企業4社において、従業員がClipLine上に投稿した接客時の笑顔・謝罪の表情を映した写真に対し、顔認識技術・AI(今回は米Microsoft社が提供する「Emotion API」を利用)による自動評価・採点を行う形式で接客コンテストを実施致しました。

本コンテストでは、接客時の笑顔・謝罪の表情を写した写真から顔認識技術・AIが自動検出した感情を点数して得た定量的な指標もとに評価を行い、評価作業の負荷低減(経営者や評価担当者の人件費の低減)を実現するとともに、外食・美容・フィットネスという業界・業種を超えた複数企業横断で実施・表彰したことにより、ClipLine導入企業における活用度を高める副次的な効果についても検証することができました。

ClipLineのプラットフォーム上で全店舗・全従業員が参加可能なコンテストを手軽に実施できることは、接客教育の一環としてコンテストを実施したい企業にとって、追加費用をかけず、費用対効果高く実施できるため、GSでは引き続きClipLineと顔認識技術・人工知能(AI)を活用したコンテスト実施の支援をするとともに、接客教育の効果・効率性を向上させるための環境を開発・提供していく予定です。

■ 接客コンテストの概要
ClipLineの導入企業のうち、飲食・美容・フィットネス業界の企業4社(下記「参加企業」参照)において、下記のとおり、接客コンテストを実施致しました。

1. 店舗従業員より「笑顔」と「謝罪」の表情を映したレポート(写真)を提出
2. 顔認識技術とAIにより自動採点・評価を実施
3. コンテンストの全参加者の採点結果を基に、参加企業横断で従業員別・店舗別のランキング付け(※)を実施
※ランキングの上位者及び、上位店舗にはGSより、表彰を実施いたしました。

【参加企業(五十音順)】
・株式会社一源(飲食)
・株式会社エイ・アイ・シー(審美歯科)
・株式会社津気屋(飲食)
・株式会社トゥエンティーフォーセブン(フィットネス)

【AIによる採点結果・参加者への表彰】
従業員別ランキング
1位 株式会社エイ・アイ・シー ホワイトエッセンス 泉北深井店 大西様
「笑顔」の表情:100点 / 「謝罪」の表情:96点

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