高卒新卒採用についての動向調査|2021年卒

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高卒採用人数を「前年より増やす・前年と同じ」は75%、新卒採用全体66%と比較しコロナの影響は少ない

高校生の就職を支援するジョブドラフトの運営と企業の高卒新卒採用支援を行う株式会社ジンジブ(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 満秀)は、企業の新卒採用担当者向けに、2021年卒の高卒新卒採用の募集人員の増減や新型コロナウイルスが採用活動に及ぼす影響に関する調査を実施いたしました。
(調査期間:2020年5月11日~12日、有効回答数:327人、うち高卒採用実施は147人)

◆調査結果サマリー

高卒新卒採用の募集人数は、「前年より増やす」18.4%、「前年と同じ」56.5%、「前年より減らす」16.3%。「前年より増やす・前年と同じ」74.9%、新卒採用全体の66.3%と比較し高卒採用は募集人数減の影響が少ない。
学歴が昇進昇格に関係ない会社は38.8%、高卒独自の研修を設けている会社は44.9%。
新型コロナウイルスの高卒新卒採用への影響は、「採用スケジュールの見込みが立たない・後ろ倒しになっている」が49.2%、「合同説明会など、採用イベントへの参加ができない」46.7%。

調査背景
高校新卒の就職活動は、ほとんどが学校による職業あっせんによるもので、学校に届く求人票から情報収集を行っています。また都道府県ごとにルールが定められた一人一社ずつの応募、求人公開する7月からの短期間での応募先選定、学内選考、内定を受けた企業に入社するなどの慣習が存在します。この度の新型コロナウイルス拡大の影響を受け、高校現場においては休校明けの学校カリキュラムへの対応や学習指導の遅延対応などで進路指導に関する業務が圧迫されることが懸念されています。

また企業も採用を積極的に検討しにくい状況に置かれています。しかし緊急事態宣言が解除され混乱時期が一旦落ち着いた時には、人材不足、特に若手人財の確保をする新卒採用が再度活性化することは明らかであり、その時期に採用準備を始めるのでは他社に大きな遅れが生じます。

そこで当社では、高卒新卒採用に関する、募集人員や募集職種の増減、昇進昇格、研修、採用の課題、新型コロナウイルス感染拡大の影響の実態を把握すべく緊急調査を行いました。

調査概要
【調査期間】  2020年5月11日~5月12日
【調査内容】  2021年卒の新卒採用に関するアンケート
【調査対象】  インターネット調査法
【有効回答】  N=327人(うち高卒採用実施は147人)

<主な調査結果>

1.高卒採用の募集人数の増減はありますか。(n=147 ※高卒採用実施)

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