位置情報ビッグデータのAI解析システム=Location Engine(TM)️で解析した各種の人流統計データを提供開始

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マーケティングから金融、公共の分野まで幅広く活用できる統計データを提供

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は、クラウドサービスとして提供中の位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(TM)(ロケーションエーアイプラットフォーム、LAP)」の利用ライセンス提供に加えて、LAPのコアシステムである分析エンジン、Location Engineで解析した人流統計データの提供を開始しました。
近年、自然災害や、コロナパンデミックなどの影響などで人々の動きは大きく変化しています。実際にマーケティングの領域のみならず、スマートシティやモビリティサービス開発のための基礎的なデータとして、また金融業界でのオルタナティブデータとしても、人流データの活用が進んでいます。政府においても、EBPM(Evidence-Based Policy Making、エビデンスに基づく政策立案)の取り組みが推進されており、人流データもそのひとつとして着目されています。

しかしながら現在、人流データのサービスは一般的にはまだ希少で、さらにはその形態も限定されたエリアをスポットでレポート形式で提供を受けることが通常で、コストも高額であり、全国規模のスケールで分析を実施することは困難でした。クロスロケーションズのLocation Engine™️は、数年間に渡って位置情報ビッグデータを蓄積、数万を超える拠点情報を登録し、数億レコードを超える人流データを準リアルタイムに解析できるシステムです。当日のデータを翌日午後には統計加工されたデータとして提供します。また、全国の店舗や拠点の人流を統合し、図1のように特定の業界や自社系列店舗のトレンドを把握するような分析も可能になります。

図1 全国百貨店の人流データを集約して推計来訪者数を分析
2020年(緊急事態宣言後)は2019年(緊急事態宣言前)に比べて著しく人流が減少した。

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