秋田空港と秋田市内の移動をシェアにより「はやく、お得で、スムーズ」に秋田空港利用促進協議会と移動課題解決に向けた実証実験を開始

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新型コロナウイルス水際対策の大幅緩和により高まる“移動ニーズ”への対応を目指す

独自のAIを活用し相乗りにより「はやく、お得で、スムーズに」移動ができる「スマートシャトル(R)」を展開する株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)と秋田空港利用促進協議会(会長:三浦 廣巳)は、秋田空港の移動課題解決に向けた実証実験を本日より開始いたします。
2022年10月、日本政府の新型コロナウイルスの水際対策が大幅緩和となり、入国者数の上限撤廃、個人旅行客の入国も解禁となり、訪日外国人旅行者はほぼコロナ禍前の水準に戻っていくことが予想されます。また、46道府県で旅行需要喚起策「全国旅行支援」が始まり、日本人の国内旅行ニーズも高まっています。

この規制緩和と旅行需要喚起策によって、今後、更に高まることが予想される移動のニーズに対応するため、秋田空港利用促進協議会とニアミーは、独自のAIを活用した最適なルーティングで空港と秋田県内とをドアツードアで結ぶ空港送迎型の「スマートシャトル(R)」である『nearMe.Airport(ニアミー エアポート) 』のシステムを「秋田エアポートライナー」(運営:秋田空港からの二次アクセスを高める会)の一部路線に導入します。

同システムを導入することで、「秋田エアポートライナー」の一部路線では、乗車予約後のご案内など、一部電話等で対応していたサービスも含め、WEB上で対応することができるようになります。これにより、乗車予約から乗車後の決済までの全てのサービスをWEB上のみで完結することができるようになりました。

秋田空港利用促進協議会とニアミーは、今後高まる移動のニーズに対応するだけでなく、サービスのDX化を推進し、利便性を更に向上させていくことで、より多くの皆様にドアツードアによる快適な移動体験を提供していきます。

秋田空港利用促進協議会 国際線部会事務局長 佐々木一生 コメント

秋田空港からの二次アクセスを担うエアポートライナー(乗合・定額のタクシーサービス)については、今後、国内外の個人旅行者や少人数グループの移動手段として需要の増大が見込まれていることから、エアポートライナーの課題であるユーザーの利便性向上や運行会社のバックオフィスの効率化、マーケティングの精度向上等の改善に向けて、デジタル技術を活用した実証と効果検証を行うこととしました。
ニアミーは、独自開発したデジタル技術により、マッチングやAIを活用したルーティングの効率化や、配車手配や配車組業務等のデジタル化、顧客データの分析等のサービスを展開していることに加え、そのサービスの実証事業を青森空港や南紀白浜空港と行っていることやJAL・ANAとマイレージ提携するなど、空港からの二次アクセス改善や航空会社との連携にも積極的なことから本業務を委託しました。
今後はインバウンド需要においても、ニアミーは英語や繁体字を中心とした多言語対応にも積極的であり、外国人観光客にもストレスなくドアツードアによる移動体験を提供できると考えています。

秋田空港からの二次アクセスを高める会 事務局(佐藤謙司) コメント

秋田空港から県内各地への二次アクセスについては、現在、仙北市方面(乳頭号・玉川号)、秋田市内(速籠便)、大仙市・美郷町方面(大仙・美郷号)、男鹿市方面(男鹿半島号)、由利本荘市・にかほ市方面(本荘・象潟号)に事前予約制のエアポートライナーが運行しておりますが、この度、秋田空港利用促進協議会に協力し、株式会社NearMe社のAIを活用した配車予約システムによる実証実験を行うことといたしました。
今回は、秋田市内路線での実証実験となりますが、お客様の更なる利便性向上やタクシーの効率的な稼働などにつながるものと期待しております。

株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント

この度は、秋田空港利用促進協議会とともに移動の実証実験を開始できること、大変嬉しく思います。秋田エリアにおいては、今回の取り組みにより、「秋田エアポートライナー」を利用いただく方々に対して、より利便性の高い移動サービスを提供できると考えています。また、ユーザーだけではなく供給側のメリットとしても、WEBでサービスを完結できることでオペレーションの煩雑さがなくなるだけではなく、英語を中心としたサービスの多言語対応など、インバウンドを見据えた対応も可能になります。
また、シェアによるドアツードア移動が当たり前になれば稼働台数が効率的になるため、今後は環境負荷を下げサステナブルな地域の実現に貢献したいと考えています。
実証実験では、今後秋田のみなさまのアシとなれるよう新たな移動の選択肢を提供することで需要を喚起し、本格的なローンチに向けて検証していきますので、ぜひこの機会にご体験いただければ幸いです。

実証実験概要

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