声でストレスを評価し、うつ病の予兆などを捉える新システム『メンタルエール』の実証実験を約300名に開始

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3年連続で過去最悪を更新し続ける精神障害による全国的な労災を減らすシステム開発に着手

株式会社バルコムのグループ企業として、ITサービスの開発・運営を提供している、株式会社バルコムテクノロジーズ(所在地:広島県広島市、代表取締役会長:山坂哲郎、以下バルコムテクノロジーズ)は出退勤の際の「あいさつの声」でストレスを評価し、うつ病の予兆などを捉えるための新システム『メンタルエール』の実証実験を、11月より開始しました。実証実験は、株式会社バルコムモータースの運営するBMWの販売店などの約300人を対象として、12月末まで実施します。
背景
厚生労働省が発表した『2021年労働安全衛生調査(実態調査)』によると、メンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業、または退職した労働者がいた事業所の割合は10.1%、前年比0.9ポイントの増加となっています。

また同じく厚生労働省の『労災補償状況』によると、仕事が原因でうつ病などの精神障害を患い、2021年度に労災認定されたのは前年度比21件増の629件。1983年度の統計開始以来、3年連続で過去最多を更新しています。

このように企業にとっても、従業員にとっても、メンタルヘルスの不調のリスクは増え続けており、これらを未然に防ぐ、あるいは軽いうちに対処することは、極めて重大な高い課題となっています。

ですが、職場でも、そして本人自身も、こうした予兆は見逃されてしまいがちなのが実情です。そこで私たちは、メンタルヘルスの不調を毎朝の出退勤時に負担なくチェックできるシステム『メンタルエール』を開発することにしたのです。

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