NTT西日本グループで当社のねむりの改善プログラムを活用した社員向け福利厚生健康施策を実施

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オンラインによる睡眠改善の有用性、睡眠・労働生産性・ストレスとの相関性を確認

ねむりのDXカンパニーNo.1をめざすNTT PARAVITA株式会社(大阪市 代表取締役社長:中野 康司、以下「NTT PARAVITA」)は、2022年11月1日(火)から2023年5月9日(火)にNTT西日本グループが従業員の健康維持・増進を目的に実施した福利厚生健康施策に当社のねむりの改善プログラム「ねむりのあれこれ」(※1)を提供いたしました。

約1,000名が参加した本取り組みでは対象者を介入群・非介入群に分け、オンラインによる睡眠改善アドバイスの有用性を確認しました。また、睡眠改善と労働生産性、ストレスとの相関性についても実証されましたのでお知らせいたします。

※本プレスリリースの記載内容は、NTT PARAVITAによる社内検証をまとめた情報です。
ねむりの改善プログラム提供の背景

経済協力開発機構(OECD)の調査(※2)によると、加盟33カ国の平均睡眠時間は8時間24分に対し、日本の睡眠時間は7時間22分と最短で、さらに男性と比較して女性の方が睡眠時間が平均13分短いことがわかっています。また、新型コロナウイルス感染症の流行後、テレワークなどの職場環境の変化により、半数以上の労働者が仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じていることが明らかになっています。(※3)ストレスは、質の良い眠りを妨げる原因となり、そういった背景から働き世代の中に睡眠の悩みを抱えている人は多く、当社のサービス利用者に行った調査では、70%以上の人に不眠症の疑いがあるというデータが出ています。

NTT西日本グループが福利厚生健康施策にNTT PARAVITAのねむり改善プログラムを採用した背景には、こういった日本の睡眠課題に対して従業員が睡眠に向き合い、改善する機会を提供することで、健康で安心して働き続けられる環境づくりを整備したいという思いがありました。コロナ禍における運動不足やコミュニケーション不足、生活習慣の乱れ等への対処が課題であったことも、ねむりの改善プログラム提供の後押しとなりました。

少子高齢化に伴う人口減少やそれに伴う働き方改革の推進等により、日本全体の労働生産性について議論されることが多くなっています。一方で、日本の生産性は諸外国と比べても低い状態となっており、改善の余地が存在します。また、睡眠不足・不眠により集中力が低下し、労働生産性に影響を与えるという報告がなされていることから、睡眠と労働生産性については深い関係性が存在することが考えられております。そこで、睡眠を契機とした従業員の生産性向上の実現性を検証するべく本取り組みを実施する運びとなりました。

図1:従業員の生産性向上と健康増進をサポートする企業・団体向け健康経営サービス「ねむりのあれこれ」サービスの流れ

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