ZENBと共同で購買ビッグデータに基づくグルテンフリー食品の市場分析を実施

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AI技術を活用して消費者の購買特性と潜在市場のつながりを明らかに

 東芝データ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:北川浩昭、以下“東芝データ”)は、このたび、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート(R)」から得られる購買ビッグデータを用いて、ミツカングループの株式会社ZENB JAPAN(本社:愛知県半田市、代表:濱名誠久、以下“ZENB”)と共同でグルテンフリー食品の市場を分析しました。AI技術を活用して分析した結果、現状の市場における消費者の購買特性と、潜在的なグルテンフリー食品市場のつながりを、データドリブンで明らかにすることができました。
■背景
 「ZENB」は、植物を可能な限りまるごと使った食で、おいしくてカラダにいい、人と社会と地球の健康に貢献する新しい食生活を提案するD2Cブランドです。ZENBは、生活者に寄り添いながら、生活者起点・顧客起点で、ウェルビーイングな市場を創造していくビジョンを推進しており、その1つの軸としてグルテンフリーに着目していました。今後さらにグルテンフリー食品の市場規模を拡大させていくためには、その潜在市場を把握することが重要になるため、実際の購買ビッグデータを用いて市場分析をしている東芝データと共同で、グルテンフリー食品の潜在市場を分析しました。

■レシートデータの分析に特化したAI技術
 東芝データでは、実際の購買ビッグデータに基づく価値ある市場分析を提供するために、クラスタリングや自然言語処理など最新のAI技術を活用する「レシート・インフォマティクス技術」の研究開発を推進しています。
 グルテンフリー食品の市場分析には、株式会社東芝 研究開発センターが製造やデータ分析の分野で培ってきた独自のクラスタリング技術を、「スマートレシート(R)」で得られる購買ビッグデータ向けにアレンジし適用しました。クラスタリングAIは、実際の購買ビッグデータから、消費者の購買パターン(購買特性)が共通する商品を同じ商品グループ(クラスター)に自動で分類する技術です。クラスタリングAIを活用することで、隠れた購買トレンドの発見や気付きを得ることが可能となります。

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