
全国のパンが食べられる冷凍サブスク「パンスク」やパン屋実店舗への送客事業「全国パン共通券」などを展開するパンフォーユーは1日、シリーズ B ラウンドで約6億円を調達したことを明らかにした。同社にとっては、2021年5月にクローズしたシリーズ A ラウンドに続くものだ。
このラウンドに参加したのは、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(GP:グローバル・ブレイン、LP:キリンホールディングス)、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、東和 SBI お客様応援ファンド(東和銀行とSBI キャピタルマネジメントによる出資、東和銀リースと SBI 地域活性化支援による運営・出資)、日清製粉(東証:2002)、三菱 UFJ キャピタル、ギフティ(東証:4449)、GxPartners、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、KDDI Regional Initiatives Fund(GP:グローバル・ブレイン、LP:KDDI)、嶺井政人氏(グロース・キャピタル CEO)など。
ギフティ、GxPartners、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、KDDI Regional Initiatives Fund は以前のラウンドでの出資に続くフォローオン。
パンフォーユーは2017年1月に創業。当初は、パンの原料を選んで冷凍パンを届けてもらえるオーダーメイドサービスを展開する事業としてスタートし、複数のパン工場/パン屋のパンを扱うプラットフォームへとサービスをピボットした。家庭需要に加え、オフィスにいる社員向けにパンを届ける「パンフォーユー・オフィス」では、オフィスに冷凍庫を配置し、オフィスの社員は好きなときに好きなパンを、レンジして焼きたてのおいしさを味わえる。その後、パンスクや全国パン共通券といった新サービスをローンチした。
同社では調達した資金を使って、全事業の拡大に向けたマーケティングやシステム開発を推進する。また、コロナ禍でより注目が高まっている健康・ウェルネス分野にも焦点をあて、糖質15g以下の冷凍パンブランド「まいパン」や、多方面の企業との連携により、健康食品市場に新たな視点でアプローチすべく構想・企画・開発を進めるとしている。
via PR TIMES
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