東京大学発スタートアップの株式会社commissureにScientific Founderとして身体情報学分野の専門家、東京大学稲見昌彦教授が就任

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株式会社commissure(東京都目黒区、代表取締役CEO:溝橋正輝、堀江新)は、
東京大学先端科学技術研究センター教授、稲見昌彦(身体情報学分野、稲見・門内研究室)がScientific Founderとして就任することをお知らせします。

就任の背景

株式会社commissureは、東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室発、JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト発ベンチャーとして2023年1月に設立されました。
筋肉間通信とも呼べるような体性感覚共有システムの開発や、独自の触覚提示手法を始めとした直覚技術を研究開発しており、目的の対象をまるで自分の身体のように理解を可能にすることを目指しています。

稲見教授の本就任により、教授がこれまで携わってこられた人間のシステム的理解、人間拡張工学自在化技術、エクスペリエンス工学、エンタテインメント工学などの研究を活かし、
commissureの保有する「直覚技術」の研究および事業を一層強固なものとして参ります。

就任コメント

社名のcommissureとは大脳の左右を繋ぐ線維を示すとともに、接合を意味します。この名前には、物理と情報、自己と他者、そしてアカデミアと社会との接合を目指した組織でありたいという願いが込められており、私が研究総括を務めたJST ERATO稲見自在化身体プロジェクトの成果を社会と接合するためのチャレンジです。
他者の技を「目で盗む」時代から、他者の状態を直接知覚しつつ自在にスキルを身に着ける「直覚」時代への扉を、様々な方との連携を通しつつ開いていきたいと思います。

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