「生鮮食品のフードバリューチェーンを強化するIoTソリューション」事業がNEDO平成28年度研究開発型ベンチャー支援事業として採択決定

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デリケートな食材もIoTによる鮮度保持が可能になる

株式会社スカイディスク(本社:福岡件福岡市、代表取締役:橋本 司、以下「当社」)が展開する「生鮮食品のフードバリューチェーンを強化するIoTソリューション」事業が、平成28年度NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)第2回公募「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」として採択されたので、お知らせします。
■「生鮮食品のフードバリューチェーンを強化するIoTソリューション」の詳細
今回支援対象となる事業は、契約農家から一般家庭やレストランなどの消費者に直接生鮮食品を届ける「生産物流企業」とタッグを組み、生産者から消費者に生鮮食品を届けるまでの物流の品質を監視、コンサルティング、保証するものです。

社会背景として、インターネットの普及によりネットスーパーや有機野菜の宅配事業などのサービスが増え、高齢化社会や健康志向の高まりといったニーズに応えるためにサービスも成熟しつつあります。それらのサービスを支える生鮮食材の宅配事業の多くは、消費者に直接生鮮食品を届ける生産物流企業が運営しており、通常の物流よりも高レベルな品質を保つことが要求されています。この分野の市場拡大につれて競争も激化しており、生鮮食品を「鮮度を保ったまま」供給することは各生産物流企業にとって大きな事業ニーズです。

生鮮物流企業は、生鮮食品の鮮度管理が難しくデリケートな商品の破棄率が高いため、食材の品質保証ができないといった事業課題を抱えています。これらの課題に対して、当社のセンサデバイスである「SkyLogger」を利用しデータを集積、汎用型人工知能の「Skydisc AI」で生鮮食品の管理をするといった取り組みを適用し、本助成金でより強固なエコシステムを確立します。

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