記憶術のオンライン学習サービス「メモアカ」、East Venturesから3,000万円をシード調達

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Image credit: Memoaca

記憶術のオンライン学習サービス「メモアカ」の開発・運営を行うメモアカは17日、シードラウンドで3,000万円を調達したと発表した。このラウンドには East Ventures が参加した。

メモアカは、日本のメモリースポーツチャンピオンであり、東京大学で記憶の研究を行っていたメンバーによって設立された。記憶術のオンライン学習サービスのメモアカの開発、記憶術・メモリースポーツのスクール「メモアカclass」の運営、記憶に関する書籍の執筆や講演会など、多岐にわたる活動を行っている。

事業の背景には、多くの人が抱える「覚えること」に関する課題に対して、メモリースポーツで得られた知見が有効であるという発見がきっかけだったという。同社はこれまで、小学生から年配者まで幅広い年齢層にサービスを提供し、記憶力の向上を実現してきたという。

同社の提供するオンライン学習サービス「メモアカ」では、ストーリー法やペグ法、場所法といった記憶術の基本技術を用いて、効率的に情報を覚える方法を学ぶことができる。ストーリー法は、情報をイメージやゴロを使ってストーリーに組み込む方法で、英単語や年号の記憶に有効である。ペグ法は、数字や順番をイメージに関連付けて覚える技術で、電話番号やリストの記憶に適している。場所法は、特定の場所に情報を配置して記憶する方法で、自分の家の部屋をイメージして情報を覚える際に使用する。

メモアカのオンラインコースには、TOEIC や英検、難関大学の合格を目指す「スパルタ英単語コース」や、トランプ記憶、数字記憶、顔と名前の記憶などを学べる「メモリースポーツコース」などがある。これらのコースは、週1回から2回の授業で構成されており、オンラインと対面の両方で受講できる。初心者から上級者まで幅広い年齢層に対応しており、小学生から年配者まで誰でも参加可能。質問にも24時間対応している。

メモアカは、今回の資金調達を受け、さらに事業の成長を加速させる方針である。同社は今後、既存のマーケットを維持しつつ、より広いマーケットに進出するため、短い時間で楽しみながら記憶力を向上させられる脳トレアプリのリリースを予定している。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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