「学ぶコミュニティ」が豊かになる世界を実現したい、勉強会やイベントのアイデアが実現するプラットフォーム「Manaboo」のベータ版がリリース

SHARE:

2019年2月22日、株式会社Mewcketは、イベント、勉強会、ハッカソンの実現支援プラットフォーム「Manaboo」をリリースします。Manabooは、主にSTEM(”Science, Technology, Engineering and Mathematics”)学生向けの企画の取り扱いを行なって参ります。
勉強会実現支援プラットフォーム Manaboo
https://manaboo.me/

世界が奪い合うSTEM学生とは?

STEMとは"Science, Technology, Engineering and Mathematics"の頭文字を取ったもので、2000年代からアメリカで取り組みが始まった教育モデルのことです。各分野は現在成長分野の主軸になるスキルであり、STEM教育を受けた人材の争奪戦は世界的に見ても激化しています。

2018年度、求人倍率は44年ぶりの高水準である1.63倍を記録し、特にSTEM人材が多く活躍するIT、ソフトウェア開発領域においては4倍を超える高水準になっています。

STEM学生と、先端ノウハウを持つ企業のマッチングを実現する

STEM学生は学習意欲が高いものの、学外で学びの場を持つためにはハードルが高いことが課題です。企業側が学生にアプローチするのは主に就職活動をきっかけにした時が多く、接点も主に企業説明会など、STEM学生が求めている、座学と実践を繋げるようなものではないことがほとんどです。

一方で企業側も、ダイレクトリクルーティングが盛んになり、学生のキャリア意識が変わっていく中で、従来の就職活動だけでは十分に自社の魅力を伝えたり、適切な学生とのマッチングを実現することが難しい状況でした。特にSTEM学生は自身の専攻した研究内容を活かし、さらに強化していくことができる環境を望む傾向があります。しかし現状の接点のなかで、企業がどの程度科学技術をビジネスで活用しているかを学生が判断するのは困難です。
Manabooでは両者の課題を解決するプロダクトです。学生が学びたい内容を投稿し、企画として成立すると、それがManabooのウェブサイト上に掲載されます。その後、そのニーズに答えられる企業が登壇者としてアサインされ、イベント、勉強会、ハッカソンの開催が確定します。

従来、学生が企画するには場所や登壇者の手配、当日の運用などが手間でした。一方、企業側は学生が求めている企画を立案し、集客することが困難でした。Manabooはプラットフォームとして、それらの課題を解決することを実現します。

Manabooが目指す「学ぶコミュニティ」が豊かなになる社会

Manabooは、学習意欲がある人と、価値ある情報を持つ企業が出会い、交流を深める場を提供します。それは、より意欲の高い学生が、よりよい職場環境と出会い、よりよい価値創造に貢献していくことに繋がります。Manabooを通じて、「自分たちの成長」に投資する学ぶコミュニティが豊かに、そこに参加する個人が豊かになる社会を目指しています。
STEM学生176名にアンケートを取得したところ、就職先に求める要素として「学習・成長環境」が非常に大きいことがわかりました。しかし先述のように、企業はその環境があることを学生に伝えることが困難で、結果、広告費による認知拡大が主な解決策となっています。一方で、STEM学生は広告では動かないこともわかっており、両者のギャップは埋まっていません。
勉強会やハッカソンが増えることで、一層の学生のスキルアップに寄与するとともに、学生に提供する情報を持つ企業が採用力を持てるようになる状態を目指しています。

Manabooの仕組み概要と利用状況

従来のイベントと異なり、学ぶ側が起点になります。

PR TIMESで本文を見る