Fastly、Compute@Edge のアップデートにより、開発者に豊富なツール、スケーラビリティ、パフォーマンスを提供

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Compute@Edge に Terraform API サポート、強力なコマンドライン インターフェイス、新たな言語対応などを追加し、開発者のエクスペリエンスを向上

カリフォルニア州サンフランシスコ (2020 年 10 月 28 日) – 主要エッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc. (NYSE: FSLY、https://www.fastly.com/) は本日、Compute@Edge ソリューションの大幅に機能を強化し、新たな開発者向けツールと機能の追加を発表しました。ウェイティングルームトークン、ダイナミック エッジ パーソナライゼーション、エッジでの認証、フルサーバレス アプリケーションなどの革新的なユースケースを含む、本番環境のトラフィックを Compute@Edge 上で実行できるようになりました。開発者は、Compute@Edge の強化されたツールにより、パフォーマンス、効率性、セキュリティを維持しながら、前例のないインターネットトラフィックとデジタルエクスペリエンスに対する期待の高まりに対応したアーキテクチャを構築することができるようになります。
米 Vox Media の CTO である Pablo Mercado 氏は次のように述べています。「Vox Media がFastly をプラットフォームとして選んだのは、Fastly の製品が API とパフォーマンスを重視しており、顧客とエンジニアリングを中心に設計されていたためです。Fastly は Compute@Edge により、7 年を経た今も、その方針を変わらずに維持していることを嬉しく思っています。Fastly が Compute@Edge への投資で取ったアプローチによりサーバーレスを実現しており、開発者にさらなる可能性と、確固たるパフォーマンスと安定性を提供しています。Compute@Edge と Fastly のエンジニア向けの顧客サービスが組み合わさることで、FastlyはVox Media の読者や視聴者に卓越したデジタルエクスペリエンスを提供して当社の未来を構築して行くことができる素晴らしいパートナーとなります。」

Compute@Edge は、エンドユーザーにより近い場所でコードを構築、実行したいと考えている開発者に、Fastly のグローバルに分散されたエッジクラウドプラットフォーム上で動作する強力かつパフォーマンスの高いサーバーレスコンピューティング環境を提供します。Fastly のサーバーレスソリューションは、インフラのアウトソーシングに伴う一般的な課題を排除して、サーバーレスコンピューティングのメリットを提供し、パフォーマンスの向上、可視性の向上、レイテンシの低減を可能にします。企業は、エッジ上に高度なアプリケーションやカスタムロジックを構築することで、インフラコストを削減し、迅速にスケールすることができます。

Compute@Edge は、サーバレスコンピューティング環境での開発者のエクスペリエンスを最優先に構築されています。Fastly が Compute@Edge で提供する最新の機能強化は以下の通りです。

Terraform API のサポート:新しい Terraform のサポートにより、開発者は Fastly インフラをコードとして扱い、組織の既存の技術スタックの統合された一部として機能させることができます。開発者は、この統合により、インフラのプログラム、設定、プロビジョニングを迅速に行うことができます。
コマンドライン インターフェイス (CLI) :Compute@Edge CLI は、アプリケーションを大規模にプログラムし、構築し、デプロイするために最適化された新たなエクスペリエンスを開発者に提供します。
新たな言語への対応: Compute@Edge は、開発者が最も慣れ親しんだ言語でプログラミングできるように設計されており、現在提供しているベータ版では AssemblyScript に対応しています。
可観測性の向上:サーバレス環境で開発者が必要とするミッションクリティカルな可視性を強化し、統計やエラーは API によりユーザインターフェース上で確認および管理できるようになりました。このアップデートにより、開発者は可観測性をワークフローにシームレスに統合することができるようになります。

米 HashiCorp のテクノロジーアライアンス担当ディレクターである Asvin Ramesh 氏は次のように述べています。「Fastly とのパートナーシップは、高品質でシームレスな CI/CD エクスペリエンスと優れたツールを開発者に提供するという相互のコミットメントの上に成り立っています。Fastly の Compute@Edge が HashiCorp の Terraform と統合され、開発者を包括的に支援し、インフラ管理における柔軟性を一元的に提供できることを嬉しく思います。」

Fastly の CTO である Tyler McMullen は次のように述べています。「サーバーレスはアプリケーション開発の未来であり、イノベーションの機会は無限にあります。この技術はまだ比較的若い技術ですが、開発者やビジネスリーダーの間では、サーバーレスへの移行がイノベーションの速度やスケールする能力と比例するという認識が高まってきています。また、Compute@Edge を支えるテクノロジーは、他のサーバーレス製品が直面するコールドスタートやサイバーセキュリティの脅威を無効化するため、サーバーレス化はパフォーマンスとセキュリティの向上を意味します。業界をリードする企業のユースケースにおいて、低遅延のライブストリーミング、リアルタイムのセキュリティ認証、マイクロサービスの移行、コンテンツのスティッチングなどが実現されていることを大変光栄に思っています。最新のCompute@Edge は、エンジニアリングチームが現状のニーズに対応するために必要な柔軟性とスピードを向上させています。」

Compute@Edge に関する詳細は、最新のブログ (https://www.fastly.com/blog/cli-functionality-terraform-api-support-new-language-support-compute-at-edge) もしくは Fastly Developer Hub (https://developer.fastly.com/) をご覧ください。Fastly のスターターキットやソリューションライブラリ、言語チュートリアル、25 以上のRust レシピなどを提供する Developer Hub は、開発者の迅速な立ち上げ、実行を支援する堅牢なリソースであり、革新的な新しいユースケースの構築および展開をサポートします。開発者や企業の皆様は、https://www.fastly.com/products/edge-compute/serverless にてご登録いただければ、今後 Compute@Edge の最新情報をお届けします。

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