動画生成AI「Vidu」が発表、「小紅書」が評価額200億米ドルでの資金調達を否定——中国スタートアップシーン週間振り返り(4月29日~5月5日)

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本稿は、Technode(動点科技)が、4月29日〜5月5日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

「Sora」のような動画生成 AI モデル「Vidu」が発表(4月30日)

中国の AI スタートアップ Shengshu Technology(生数科技)は4月27日、清華大学と提携し、中国で最新となる、テキストから動画への変換モデル「Vidu」を発表した。

Viduは、2月に OpenAI の「Sora」がリリースされて以来、「世界的に大きなブレークスルーを起こした最初の動画モデル」であると、北京に拠点を置く同社は WeChat(微信)の公式投稿で述べた。

Shengshu Technology は、Sora のような中国語プログラムを構築する能力を売りにしている最新の AI 企業である。OpenAI はまだ Sora を公開していない。生数科技

RED(小紅書)、評価額200億米ドルでの資金調達を否定(4月30日)

中国のライフスタイル共有ソーシャルメディアプラットフォーム「RED(Xiaohongshu=小紅書)」は、地元メディア「IPO zaozhidao(IPO 早知道)」による、「評価額200億米ドルで新たな資金調達中」とする報道を「真実ではない情報」として退けた。

テックメディア「The Information」は2023年9月、Sequoia China(紅杉資本)が既存投資家から RED の株式を取得し、その際の評価額は140億米ドルで、2021年の RED の評価額200億米ドルと比べると30%のディスカウントになったと報じた

この動きは、Sequoia China が Alibaba(阿里巴巴)や Tencent(騰訊)と共に RED に賭けることを意味する。検索機能や共有機能で若いユーザに人気のソーシャルアプリは、ここ数ヶ月、収益を上げるために e コマースや広告サービスへの取り組みを強化している。IPO 早知道)(上海証券報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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