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中華ショート動画戦争ーーTencent(騰訊)がTikTokに対抗、年内にもKuaishou(快手)に20億米ドル出資へ【報道】

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Tencent(騰訊)がショート動画プラットフォーム「Kuaishou(快手)」への20億米ドルを出資する交渉の最終段階に入っているとLatePostが報じた。同ラウンドはプレIPOで、総額30億米ドルを調達することになるという。これによりKuaishouの時価総額は286億米ドルになるとのこと。 重視すべき理由:Tencentはさらなる市場シェアの獲得に向けて同社運営のショート動画プラットフォー…

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Tencent(騰訊)がショート動画プラットフォーム「Kuaishou(快手)」への20億米ドルを出資する交渉の最終段階に入っているとLatePostが報じた。同ラウンドはプレIPOで、総額30億米ドルを調達することになるという。これによりKuaishouの時価総額は286億米ドルになるとのこと。

重視すべき理由:Tencentはさらなる市場シェアの獲得に向けて同社運営のショート動画プラットフォーム「Weishi」の販促に努めるほか、Kuaishouを活用して競合「TikTok (Douyin)」に対抗しようとしている。

  • ショート動画プラットフォーム「TikTok」を運営するBytedance(字节跳动)は2019年6月の時点でTencentと検索大手のBaidu(百度)を追い抜き、中国のデジタル広告市場で第2位に躍り出た。これにより先行企業はEC大手「Alibaba(阿里巴巴)」だけとなっている。

詳細情報:年内に完了するとみられる本案件により、TencentのKuaishou持分は約20%となる。

  • 20億米ドルという投資規模は8月に報じられていた10〜15億米ドルよりは多いものの、持分はTencentが当初取得を目指していた水準(30〜40%)を下回る。
  • 同ラウンドに参加した他の投資家には、Alibabaが出資するYunfeng Capitalのほか、Boyu Capital、Temasek Holding、Sequoia Capitalなどが名を連ねる。
  • KuaishouとTencentは、ビデオゲームに特化したジョイントベンチャーを立ち上げる計画を廃止し、代わりにゲーミングでの協力関係を対象にした提携を交わすことになった。
  • 12月3日のTechNodeからの取材問い合わせに対して、Tencentは回答を控えた。

背景:Kuaishouは来年アメリカで株式を上場し、 Bytedanceが擁するTikTokとの激しい競争に備えた資金を調達する可能性があると、Bloombergが9月に報じていた。

  • LatePostの当初の情報によると、Kuaishouの設立者Su Hua氏は、ショート動画プラットフォーム買収に関するTencentからのオファーを断ったとされる。

【via TechNode】 @technodechina

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期待集まる「ライドシェア車内広告」ビジネスーー中国Didi(滴滴)も上海で開始

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中国にてライドシェア事業を行うDidi(滴滴)は、収益増加を目的とした車内へのディスプレイ広告設置への動きを見せている。 重視すべき理由:車内広告スクリーンの導入は、ライドシェア事業に安定的な収入源をもたらす目的が大きい。同社は昨年、ライドシェア事業「Hitch」にて2名の女性が運転手によって殺害された事件を受け、社会的信用回復を第一に捉え経営を行ってきた。 同事件後、Didiは収益・グロースにプ…

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The exterior of one of Didi’s buildings in Beijing on Oct. 30, 2019. (Image credit: TechNode/Coco Gao)

中国にてライドシェア事業を行うDidi(滴滴)は、収益増加を目的とした車内へのディスプレイ広告設置への動きを見せている。

重視すべき理由:車内広告スクリーンの導入は、ライドシェア事業に安定的な収入源をもたらす目的が大きい。同社は昨年、ライドシェア事業「Hitch」にて2名の女性が運転手によって殺害された事件を受け、社会的信用回復を第一に捉え経営を行ってきた。

  • 同事件後、Didiは収益・グロースにプライオリティーを置かず、サービスの安全性向上に努めると表明している。その一環の取り組みとして、顔認証を利用したドライバーの管理手段を開始した。

詳細情報:Didiは同社運転手に対し、広告宣伝を目的とした車内へのタブレット端末の着用を求めている。現在は、上海で試験的に実施されている。

  • 設置されるタブレットには、広告のほか現在走行中のルートや安全面にて役立つ機能が実施されている。その他にも、レストラン・観光地のおすすめ機能なども利用可能。
  • Didiは深センに拠点を置く企業からディスプレイを単価約142ドルで調達した。なお、ドライバーはディスプレイ設置に対し費用を払う必要はないという。
  • ディスプレイ広告の取り組みは2018年中ごろから実施されていた。企業関係者によれば、トライアル期間は間もなく終了するとしている。
  • ローカルタクシーを含め幾つかのライドシェア事業者(Yidaoなど)も広告事業での収益化を目指したが失敗に終わった(関係者談)。
  • 「(地域的な)スモールスタートのため、広告依頼主側からすればターゲットが限りなく限られてしまい、魅力的に感じないだろう」(関係者談)。
  • Didiはハードウェアの購入数、今後の展開エリアなど詳細について未だ明らかにしていない。

背景:ライドシェア事業者の中でDidiのみが、広告事業を大きく率先しているわけではない。諸外国を含め、数多くの企業が広告業に打って出ている。

  • 今年初めに米Uberは、ニューヨーク発のスタートアップ「Cargo」とタッグを組み、期間限定としながらもアトランタ州にてディスプレイ広告の実験を行った。ディスプレイ広告を受け入れたドライバーには、週ごとに150ドル程度の追加収益が見込まれていたとAxiosのレポートが報じている。また、車内広告をベースとしたスタートアップも数多く誕生してきており、Octopusなどもその一例で、Lyft・Uber共に同社と全米で事業展開している。
  • ライドシェア事業者の経営状況は総じて上手くいっていない。Uberは今年上半期において62億ドルの赤字を計上し、2021年を目途に黒字転換を目指すとしている。同社ライバル企業のLyftも、2019年全体の純損失が7億ドルに登るだろうと予想を公開し、2021年を目途に黒字転換を目指すとした。

【via TechNode】 @technodechina

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Y Combinator、中国アクセラレータの創設計画を断念

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Airbnb、Reddit、Dropboxを輩出したシリコンバレー拠点のシードアクセラレータ「Y Combinator(YC)」は、11月21日、中国に同アクセラレータ支部を創設する計画を断念すると発表した。これにより、Baidu(百度)の元役員Lu Qi氏との正式な提携関係も解消される。 重視すべき理由:Y Combinatorにとって中国支部は米国外に設けられる初の拠点として、中国の起業家が世…

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Photo by Irina Iriser on Pexels.com

Airbnb、Reddit、Dropboxを輩出したシリコンバレー拠点のシードアクセラレータ「Y Combinator(YC)」は、11月21日、中国に同アクセラレータ支部を創設する計画を断念すると発表した。これにより、Baidu(百度)の元役員Lu Qi氏との正式な提携関係も解消される。

重視すべき理由:Y Combinatorにとって中国支部は米国外に設けられる初の拠点として、中国の起業家が世界で最も成功しているサポートチームの支援を受けながら成長できる機会を提供するはずだった。

詳細情報:同社の声明によると、最近になって経営陣が交代したこともありYCは戦略を見直したとのこと。シリコンバレー本社で「現地および世界のスタートアップを着実に支援する方法」を採用するとしていた。

  • Sam Altman氏は2019年5月にプレシデントの座を降り、元Yahoo上級幹部Geoff Ralston氏が新プレシデントに就任した。
  • Lu氏はMiraclePlusという別のプログラムに注力することとなり、「将来的にYCが支援・協業していく」対象となるかもしれないとのこと。
  • 広報担当がTechCrunchに語ったところでは、「YCとMiraclePlusもしくはQi Lu氏などとの関係は消滅するほか、中国の現地拠点もなくなる」という。
  • 声明では、Lu氏が同アクセラレータの非営利ラボラトリー「YC Research」所長にとどまるか否かは明言していない。同氏自身、この役割をYC Chinaの設立CEOとみなしていた。だが会社発表によると、Lu氏とYCの協力関係は終了することが示唆されている。

背景:Y Combinatorは2018年8月、中国でプログラムを開設する計画を発表していた。かつてMicrosoftとBaiduで役員を務めていたLu氏がこの取り組みを主導することになった

  • 設立場所、時期、この新たな取り組みへの投資規模などに関する情報は公表されていなかった。Sam Altman氏は2018年当時、「当社にとって中国は未完成のパズルを埋めるピースです」としたうえで、Y Combinatorは「シリコンバレーと中国、両地域における最高の部分を組み合わせるという長期的視野を持った現地組織となる」と話していた。
  • ウェブサイト情報によると、Y Combinatorが投資する上位企業の時価総額は1,550億米ドルを超える。これまでに1社あたり1億5,000万米ドル超の時価総額を有する企業102社と協業してきた。

【via TechNode】 @technodechina

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シェアはたったの「1%」、中国で苦戦するAmazonが取った戦略とは

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TechNodeが得た情報によると、Amazonが中国のソーシャルEコマースプラットフォーム「Pinduoduo(拼多多)」上でオンライン店舗を立ち上げるという。今回の契約は、Amazonに4億2,960万人にのぼるPinduoduoのアクティブユーザへのアクセスを認めるものである。 重視すべき理由:2019年初頭、Amazonは「Alibaba(阿里巴巴)」や「JD.com(京東商城)」といった…

Amazon
Image credit: Amazon

TechNodeが得た情報によると、Amazonが中国のソーシャルEコマースプラットフォーム「Pinduoduo(拼多多)」上でオンライン店舗を立ち上げるという。今回の契約は、Amazonに4億2,960万人にのぼるPinduoduoのアクティブユーザへのアクセスを認めるものである。

重視すべき理由:2019年初頭、Amazonは「Alibaba(阿里巴巴)」や「JD.com(京東商城)」といったライバル企業に押されて中国での事業展開を撤退させたかに見えた。しかし、今回のPinduoduoとのパートナーシップによって、中国市場で再起をかける可能性が見えてきた。

  • 今回の契約は、Amazonに4億2,960万人にのぼるPinduoduoのアクティブユーザへのアクセスを認めるものである。
  • 一方、PinduoduoにとってAmazonとのタイアップは、海外の小売業者との関係を構築したり商品カテゴリを拡大したりする上で重要となる。これは他社マーケットプレイスと出店者の囲い込みをめぐる競争を感じているPinduoduoにとって特に重要なものになるかもしれない。
  • Pinduoduoは可処分所得の高い都市市場での存在感を高めようと努めているが、Amazonとの提携を通じて特売品を探し求める比較的庶民層のユーザからの評判を高めてくれるはずだ。
  • 設立者兼CEOのColin Huang氏は、年換算された2019年第3四半期の数値によると、一級都市のPinduoduoユーザは年間5,000人民元(710米ドル)をはるかに超える額を同社プラットフォームで消費するという。

背景:Amazonは4月に、中国のEコマースマーケットプレイスを撤退させると発表しており、同国における海外製品の販売やクラウドサービス事業にさらに力を注ぐためと説明していた。

  • マーケットリサーチ研究所eMarketerによると、Amazon Chinaは2018年6月の時点で、中国Eコマース市場全体の1%未満のシェアを占めていたに過ぎなかったという。
  • 同社は4月の撤退に対する声明の中で「Amazonは中国市場に対する強いコミットメントを今後も維持していく」と述べている。
  • Pinduoduoは市場予想を下回る第3四半期収益を水曜日に公表しており、その理由に低い収益成長率と高い損失計上を挙げている。その際、業界で激化する出店者囲い込みにまつわる動向に言及している。

【via TechNode】 @technodechina

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24時間で4.2兆円の注文処理ーー「独身の日」を支えたAlibaba(阿里巴巴)テクノロジーの凄さ

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「Alibaba Cloud」が、11月11日に開催された独身の日のショッピングイベントを支えるコア技術の詳細およびサードパーティに提供している技術情報を公開した。同社が企業向けサービス事業をさらに拡大させるための施策として公開している。 重視すべき理由:世界第2位の経済圏の消費者需要を支える新たな技術やアプリケーションをAlibaba(阿里巴巴)は開発し続けてきた。同社はこうした技術をサードパー…

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Image credit: Alibaba

「Alibaba Cloud」が、11月11日に開催された独身の日のショッピングイベントを支えるコア技術の詳細およびサードパーティに提供している技術情報を公開した。同社が企業向けサービス事業をさらに拡大させるための施策として公開している。

重視すべき理由:世界第2位の経済圏の消費者需要を支える新たな技術やアプリケーションをAlibaba(阿里巴巴)は開発し続けてきた。同社はこうした技術をサードパーティ、特に中小企業に向けて2Bサービスとして販売している。

  • 2019年初頭、Alibabaは企業向けビジネスへと焦点を移し始め、クラウドコンピューティングや人工知能(AI)、ロジスティクスサポートといったサービスの提供を通じて、自社ビジネスユニットのために開発した技術の外販マネタイズを行っている。
  • 競合Eコマース企業「JD.com(京東商城)」もまた、金融機関向けのデジタル化ソリューションをローンチし、より多くのパートナー企業に自社技術を開放している。

詳細情報:TechNodeに送られた声明によれば、第3世代のX-Dragonアーキテクチャを備えたAlibaba Cloudは、24時間で総額384億米ドルに上る注文を停止時間なしで処理した。

  • Alibaba CloudのPOLARDBデータベースは、ピーク時も含めて1秒間に8,700万件を処理した。
  • 11言語で利用可能なカスタマーサービスのチャットボット「Alime Shop Assistant」は、11月11日、Alibaba傘下のEコマースプラットフォーム「Taobao」と「Tmall」で顧客からの問い合わせの97%に対応した。
  • 「Alibaba DAMO Academy」は国際Eコマースプラットフォーム「AliExpress」に機械翻訳機能を提供し、店舗や商品ページをヨーロッパやアジア、アメリカ大陸、中東のバイヤーに向けて、ロシア語やスペイン語、トルコ語、フランス語、アラビア語を含む21の言語に翻訳した。
  • 「Taobao Live」のライブストリームは独身の日に200億人民元を売り上げたが、これは最近ローンチされたAlibaba Cloud上の音声と動画用のリアルタイム・コミュニケーションフレームワークによって実現した。
  • 独身の日イベント期間中、A.I. Labのスマートスピーカー「Tmall Genie」を使った音声コマンドを通じて、100万件以上の注文がされた。

背景:クラウドコンピューティングはAlibabaの成長の土台である。

  • 同社のクラウドコンピューティングの収益は、9月30日までの四半期において、前年比で64%上昇して92億9,000万人民元となった。

【via TechNode】 @technodechina

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中国のブロックチェーン関連企業は10万社に

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中国のEコマース大手「Alibaba(阿里巴巴)」、Ping Anのフィンテック部門「OneConnect(金融壹账通)」、国営通信事業者「China Unicom(中国聯合通信)」が中国のブロックチェーン特許保有数で上位を占めたことが、11月20日に発表されたブロックチェーン・アナリティクス企業Block Dataの調べで明らかになった。 重視すべき理由:最近、習近平国家主席が国内でブロックチェ…

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中国のEコマース大手「Alibaba(阿里巴巴)」、Ping Anのフィンテック部門「OneConnect(金融壹账通)」、国営通信事業者「China Unicom(中国聯合通信)」が中国のブロックチェーン特許保有数で上位を占めたことが、11月20日に発表されたブロックチェーン・アナリティクス企業Block Dataの調べで明らかになった。

重視すべき理由:最近、習近平国家主席が国内でブロックチェーンの発展を加速させる重要性について言及したことを受けて、中国のブロックチェーン業界に対する関心は急速に高まっていた。なお、ブロックチェーン関連事業を展開する中国企業数は第3四半期に10万社の大台を超えている。

  • ブロックチェーン技術に関して市場で楽観的な見方が広がり、多くの大企業が技術開発に相当のリソースを投入しているものの、中国におけるブロックチェーン技術の商用化はまだ始まったばかり。
  • 中国政府はブロックチェーンの開発に協力的であるが、未だ具体的な経済政策支援は定まっていない。

詳細情報:Alibaba、OneConnect、China Unicomの3社は、中国でブロックチェーン機能を提供している企業上位トップ3位にランキングされた。調査レポートでは、ブロックチェーン特許の申請・承認件数のほか、特許権保護の程度、特許引用数などをもとに企業を順位付けしている。上位10社に入った大手企業には「Baidu(百度)」や「Tencent(腾讯)」、中国の保険会社「Ping An Group」、マイニングリグメーカー「Bitmain」などが名を連ねる。

  • フィンテック関連のブロックチェーン特許でみるとOneConnectがトップとなり、これにAlibabaとChina Unicomが続いた。上位10社にはTencentのほか、デジタルバンク関連会社「WeBank」、JDの金融部門「JD Digits」のほか、複数の国営企業が入った。
  • ブロックチェーン関連事業を展開する中国企業数は第3四半期に10万社の大台を超えた。
  • 中国におけるブロックチェーン関連プロジェクトの過半数は金融サービスのアプリケーションとなっている。
  • 中国で申請されたブロックチェーン特許のうち、決済システム関連は34%、インフラ関連は30%、情報セキュリティ関連は27%、デジタル通貨が5%を占めている。
  • ブロックチェーン関連特許の申請数でみると中国は世界一だが、その93%がいまなお審査中となっている。さらに、承認された特許の大半は使用ライセンスが供与されていない。
  • ランキングに際しては、世界知的所有権機関(WIPO)と中国国家知識産権局(CNIPA)が保有する10月31日時点のデータを用いて集計、分析された。

背景:中国政府は、ブロックチェーン技術の発展が国内の技術力向上に欠かせない要素とみている。

  • 中国国務院の承認を受けて設置された国家標準化管理委員会(SAC)は20日、ブロックチェーン技術に関する国家レベルの標準化委員会を設立したと発表した。これにより、中国のハイテク技術のイノベーションが加速するとみられる。
  • ブロックチェーン関連特許の申請数でみると、中国はアメリカ、日本、韓国といったライバル国を上回っている。日本の調査会社Astamuseが最近発表したレポートによると、中国の企業と政府機関は、2009年から2018年にかけて7,600件のブロックチェーン関連特許を申請した。

【via TechNode】 @technodechina

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Asia Hardware Battle、上海決勝を開催——インドの新生児モニタリングNemoCareが優勝、日本のスマートアパレル開発Xenomaが準優勝

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発展途上国における新生児や妊婦の死亡を防ぐことを目的とした、インドのウェアラブルスタートアップ NemoCare は、Asia Hardware Battle(AHB) 2019 で最優秀賞を受賞した。楊浦区人民政府の支援を得て TechNode(動点科技)が主催した Asia Hardware Battle 2019 では1ヶ月にわたりコンペティションが開かれ、中国、日本、韓国、シンガポール、タ…

Image credit: TechNode(動点科技)

発展途上国における新生児や妊婦の死亡を防ぐことを目的とした、インドのウェアラブルスタートアップ NemoCare は、Asia Hardware Battle(AHB) 2019 で最優秀賞を受賞した。楊浦区人民政府の支援を得て TechNode(動点科技)が主催した Asia Hardware Battle 2019 では1ヶ月にわたりコンペティションが開かれ、中国、日本、韓国、シンガポール、タイ、インドから300以上のスタートアップが集まった。

その中から選ばれたファイナリスト15チームが、プロフェッショナルの審査員の前でピッチを披露した。審査員を務めたのは次の方々(一部)。

  • Peter Riedl 氏 – BMW Group Technology Office China ヴァイスプレジデント兼責任者
  • Zhang Peng(張鵬)氏 – UCommune(優客工場)CSO 兼エグゼクティブパートナー
  • Qin Gang 氏 – Lighthouse Capital(光源資本)パートナー
  • Ray Tsang(曾浩燊)氏 -(晨暉創投)共同創業者兼マネージングパートナー

2年連続でインドのチームが優勝したことは、インドのハードウェア業界の加勢を示唆している。

ハードウェアは、それをやること自体がハードだ」という有名な言葉がある。ハードウェア業界に関わるのが難しいのは、ハードウェアスタートアップが設計、プロトタイピング、製造、マーケティング、販売まで、長きにわたる産業チェーンを管理しなければならないからだ。

AHB はイノベーティブなハードウェアスタートアップが、自社製品を披露し、グローバルなテックイノベーティブエコシステムで事業拡大する上で良いプラットフォームだ(Ray Tsang 氏)

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【Gold Award】NemoCare Wellness(インド)

NemoCare 共同創業者 Manoj Sanker 氏
Image credit: TechNode(動点科技)

インドの NemoCare は、必要な重要パラメータを継続的に監視できる新生児の足に装着可能なウエアラブルデバイスで最優秀賞を受賞した。このデータは、無呼吸、低体温、その他の苦痛状態を検出するために使用される。デバイスはアラートを介護者に送信し、タイムリーな介入を提供可能にする。

今後、ハードウェアを介して収集されるデータで動作する AI 対応プラットフォームを構築する。(NemoCare 共同創業者 Manoj Sanker 氏)

CEO によれば、NemoCare の差別化要因は、赤ちゃんに優しいデザインと手頃な価格だ。来年初めに発売されるこの製品の予定価格は、同社の B2B プラットフォームで2万インドルピー(約3万円)。 NemoCare はハードウェアを無料で提供し、消耗品の使用料で回収するビジネスモデルも検討している。

ハイデラバードを拠点とする NemoCare は、IoT エンジニア、データサイエンティスト、生物学エンジニア、工業デザイナーのチームで構成。インドのハードウェアアクセラレータ Revvx と共催したバンガロール予選で優勝した。

【Silver Award】Xenoma

高齢者向けのパジャマの形をした e-skin をデモ披露するモデル
Image credit: TechNode(動点科技)

準優勝は、さまざまなセンサーやデバイスを備えた、洗濯・伸縮可能な素材でできたスマートアパレル「e-skin」を開発する Xenoma にもたらされた。e-skin は、姿勢補正、危険予防、アスリートのパフォーマンス、動作効率の改善のために、人間の動きをトラッキングするのに利用できる。

この技術には、高齢者の健康状況の監視、赤ちゃんの睡眠状況のトラッキング、工場労働者の疲労度んお監視など、さまざまな用途シナリオが存在する、と CEO の網盛一郎氏は語った。

Xenoma は今年これまでに、100万米ドル以上の売上を計上しており、その多くは赤ちゃん向けのサービスからだ。「我々は、毎日1,000人超の赤ちゃんをモニタリングしている」と、網盛氏は語った。同社は世界市場に照準を合わせており、アメリカ、ドイツ、中国に進出しようとしている。

【Bronze Award】Aiello(犀動智能)

Aiello 共同創業者兼 CEO の Vic Shen(沈書緯)氏
Image credit: TechNode(動点科技)

Aiello(犀動智能)の「SPOT」は、家庭やホテル向けにデザインされた音声アシスタントスピーカーだ。部屋内の機器(照明、テレビ、エアコン、カーテンなど)の制御、ホテル設備サービスに関する問い合わせ、ルームサービス、苦情、音楽ストリーミング、VoIP 音声通話、目覚まし時計、Bluetooth オーディオ、レストランやおすすめのアクティビティなどを提供する。

他の消費者向け音声アシスタントと異なり、Aiello のボイスコマンドモデルは、ホスピタリティ業界特有の要望や特性に対応するようトレーニングされている。多くのスピーカーの場合のように、一度に1つのコマンドしか処理できない多くのスマートスピーカーと異なり、Aieillo のシステムでは一つの文章に含まれる複数の意図を同時に取り扱うことができる。

Aiello はこのプロダクトを10月から展開しており、6つのホテルと提携関係を締結した。数年後には、合計部屋数3万〜5万でサービスを提供すべく業務を拡大する計画だ。現在は中国と英語でのボイスコントロールが可能で、主に中国や東南アジア市場を対象としている。

他のファイナリスト12チームは次の通り。

  • Baymax(中国・深圳)……Baymax の Pinpoint は、外科用縫合針の正確な位置決めを支援するナビゲーションデバイス。
  • LuxCreo(清鋒、中国・杭州)……LuxCreoが特許を保有する LEAP(光を使った添加剤)技術は、3D 印刷の速度を従来の100倍に当たる1時間あたり120センチメートルにまで高速化。素材特性により従来の大量生産のも高速化可能。
  • Mamorio(日本)……スマートフォンと接続し貴重品の紛失を防ぐスマート IoT デバイス。
  • SystemStone(タイ)……Vibro は、超高感度の振動センサーと AI 機能を備えた SystemStone の IoT イノベーション。 機械の故障が発生する前に予測し、メンテナンスエンジニアのスマートフォンに通知を送信する。
  • AC Biode(日本)……正極と負極の間に中間電極を設けることで交流バッテリを構築。これにより安全性が向上し、そのサイズは直流タイプよりも30%小さくなり、ライフサイクルも2倍になる。
  • Vicara Tech(インド)……Vicaraの「KAI」は、ユーザがジェスチャによりコンピュータ、ハードウェア、ソフトウェアアプリケーションなどと対話できるウェアラブルジェスチャー認識プラットフォーム。
  • Lazy Co (インド)……AI を使ったスマートリング「Aina」を開発。スマートフォンと Bluetooth 5 で接続し、スマートフォンのリモコンとして機能する。
  • Kinexcs(シンガポール)……整形外科の監視や患者の回復など一連の医療ケアの管理のためのウェアラブル医療機器および分析プラットフォーム。
  • Ancsonic(安声、中国・北京)……空間アクティブノイズコントロール技術と製品開発に特化。
  • Skinrun(肌皮管家、中国・杭州)……同社の V3 インテリジェントスキンデコーダーは、3スペクトラム画像取得システム(可視光、偏光、UV光)で、顔を正確に分析し包括的なレポートを生成する。
  • Tsing Micro(清微智能、中国・北京)……Tsing Micro の TX210 は、オフラインの状態で音声による起動と名詞の認識を実現するチップ。再構成可能なコンピューティングアーキテクチャを使用して、柔軟で豊富な音声処理アルゴリズム、豊富なインターフェイス、電源管理をサポートする。
  • Deocean(徳能森、中国・成都)……システムインテグレーションへのワイヤレスパッシブテクノロジーの適用に取り組む。

最後になるが、パートナーの Tsinghua SEM X-elerator(清華経管創業者加速器)とサムライインキュベートが、各都市予選の開催をサポートしてくれたことに謝意を表する。

【via TechNode】 @technodechina

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1秒で55台の車を完売、Alibaba(阿里巴巴)のライブコマース「Taobao Live(淘宝直播)」の力強さよ

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Alibaba(阿里巴巴)の運営するライブストリーミングサービス「Taobao Live(淘宝直播)」が、今月11日に実施されたショッピングイベント「光棍節(独身の日)」に、200億人民元(約3,090億円)の売り上げを記録したことを公開した。これはグループ全体におけるイベント売上高2,864億元(約4.4兆円)の約7.5%を占める。 重視すべき理由 : 年に一度のショッピングイベント開催中の売上…

Livestreaming-Taobao
Image credit: TechNode(動点科技)

Alibaba(阿里巴巴)の運営するライブストリーミングサービス「Taobao Live(淘宝直播)」が、今月11日に実施されたショッピングイベント「光棍節(独身の日)」に、200億人民元(約3,090億円)の売り上げを記録したことを公開した。これはグループ全体におけるイベント売上高2,864億元(約4.4兆円)の約7.5%を占める。

重視すべき理由 : 年に一度のショッピングイベント開催中の売上高の急増を見ると、中国国内でいかにコンテンツ規模の拡大と共にEコマース市場が盛り上がっているかが見て取れる。

  • 2018年、Alibaba 傘下の「Taobao(淘宝)」はライブストリーミング経由の販売のみで年間約1,000億元(約1.5兆円)の売上高を記録した。これは年次ベースで400%の成長率である。
  • しかし、今まで E コマース市場で見られていた虚偽広告などの問題がライブストリーミングに飛び火しだしている。中国当局は同領域への規制へ向け動きを見せ始めている。

詳細情報:Alibaba が公開したデータによれば、深夜から開始された独身の日ショッピングイベントにおけるライブストリーミング(Taobao Live) の販売取引総額が開始から約1時間で昨年の売上を更新したという。

  • 昨年と比較し、ライブストリーミングの販売者チャンネルは倍増を記録。イベント開催期間におけるライブストリーミング配信者数も倍増した。
  • 10以上のチャンネルが、イベント開催日のみで10億元相当の商品を販売した。
  • Alibaba に加え、Eコマースサービス「Vip.com(唯品会)」や TikTok の親会社 Bytedance(字節跳動)が運営する「 Douyin(抖音)」「Kuaishou(快手)」がライブストリーミング販売を強化している。
  • Taobao のトップライブ配信者「Viya(薇婭)」はイベント期間中8時間のライブストリーミングを実施し、計4315万人の購入者を獲得した。「Li Jiaqi(李佳琦)」は6時間で3,683万人を獲得。他のライブ配信者の中にはイベント期間中に特別値引きした自動車を販売し、55台の車をたった1秒で売りさばいた人もいる。

背景 : 欧米市場ではライブストリーミングの主な利用目的はゲームやエンターテイメント性を持ったコンテンツの配信となっている。それに対し中国では E コマースに重きを置きサービス展開されている特徴がある。

  • Taobao では約4,000人のライブ配信者が計15万時間/日ほど配信をしており、60万にも渡る商品数を展開する。

【via TechNode】 @technodechina

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Alibaba(阿里巴巴)、NYに続き香港市場上場で1.2兆円相当を調達へ

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中国の E コマース大手 Alibaba(阿里巴巴)は、香港市場へ2度目の株式公開を実施し、約130億米ドルを調達しようとしていると、この件に詳しい人物が13日、TechNode(動点科技)に語った。 重要視すべき理由:同社が長期にわたり待ち望んでいた2度目の株式公開は、実施されれば発行株式数で今年世界最大のものとなり、香港市場にとっては2010年以来最大のものとなる。 株式公開がなされれば、Al…

Image credit: Alibaba Group(阿里巴巴集団)

中国の E コマース大手 Alibaba(阿里巴巴)は、香港市場へ2度目の株式公開を実施し、約130億米ドルを調達しようとしていると、この件に詳しい人物が13日、TechNode(動点科技)に語った。

重要視すべき理由:同社が長期にわたり待ち望んでいた2度目の株式公開は、実施されれば発行株式数で今年世界最大のものとなり、香港市場にとっては2010年以来最大のものとなる。

  • 株式公開がなされれば、Alibaba の株式が Alibaba ユーザである中国人投資家にも購入可能となる。
  • ニューヨークと香港の両市場で公開されれば、Alibaba 株式が1日24時間取引が可能となり、投資家の感触をリアルタイムで反映することとなる。

<関連記事>

詳細情報:米国証券取引委員会に提出された目論見書によれば、Alibaba は香港市場上場により5億株を新たに発行・供給する模様。

  • 情報筋によれば、この株式公開にはグリーンオプションが含まれ、引受会社は公開から数日間、発行者から株式15%を提示価格で購入できる。グリーンシューオプションが行使された場合、この株式公開により既存の普通株式持分が2.8%希薄化される。
  • Alibaba の株価は現在1株当たり約186香港ドルで推移しており、これに基づけば、株式公開で約130億米ドル(約1兆4,100億円)を調達することになる。
  • Alibaba は11月20日に公開価格を設定したいとしている。(編注:21日の新華社電は、Alibaba が公開価格を1株当たり176香港ドルに設定したと伝えた。これによれば調達金額は880億香港ドルで、日本円換算で約1兆2,200億円となる。本稿タイトルには、この金額を反映した。)
  • South China Morning Post によれば、Alibaba は12日香港証券取引所から上場承認を得て、13日から1週間に及ぶロードショーを開始するという。

背景:Alibaba の B2B 事業会社はかつて2007年に香港市場のメインボードに上場したが、2012年に上場廃止となった

  • Alibaba が2013年に再上場を準備していた際には、Alibaba はデュアル・クラス・ストック(クラス A とクラス B の二種類の株式を発行する仕組み)で公開するため、香港証取よりもニューヨーク証取も選んだ。一方で、創業者の Jack Ma(馬雲)氏はさまざまな公式の機会に、香港市場上場の可能性を残していると話していた。
  • 香港証取は、2018年4月からデュアル・クラス・ストックによる上場の許可を始めた。これにより、上場したテック企業は異なる議決権を設定した二種類の株式を持てるようになった。
  • Alibaba は先頃、普通株式を1対8の割合で分割する株主承認を得た。同社の自己持分は40億株から320億株に増加することになる。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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中国・杭州市政府、失敗した起業家を救う「スタートアップ保険」をローンチ

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中国東部の杭州市の自治体政府は、起業家が開発費用を償却したり、その事業が終了した場合に生活費を保証したりする「スタートアップ保険」の提供を始める。 重要視すべき理由:過去3年間、中国の都市は若い教育を受けた才能をめぐって競争してきた。 地方自治体の中には研究開発(R&D)保険を提供しているところもあるが、杭州市の保険は包括的なメリットを備えた初の保険イニシアチブの一つだ。 詳細情報:杭州市…

杭州市政府の建物
Image credit: 百度百科

中国東部の杭州市の自治体政府は、起業家が開発費用を償却したり、その事業が終了した場合に生活費を保証したりする「スタートアップ保険」の提供を始める。

重要視すべき理由:過去3年間、中国の都市は若い教育を受けた才能をめぐって競争してきた。

  • 地方自治体の中には研究開発(R&D)保険を提供しているところもあるが、杭州市の保険は包括的なメリットを備えた初の保険イニシアチブの一つだ。
余杭区政府の発表
Image credit: 余杭区政府

詳細情報:杭州市の余杭区政府、中国政府が所有する保険会社複数の浙江(杭州市のある省)支店、PICC(中国人民保険)、CPIC(中国太平洋保険)は11日、このプログラムを立ち上げた。現在は地域レベルのイニシアティブだが、議員らは以前、スタートアップ保険について議論していたことがある。

  • スタートアップ保険には3つの種類がある。R&D 費用を最大1,000万人民元(約1.5億円)補償するもの。起業家の生活費を最大3万人民元(約46.3万円)補償するもの。特定の理由により失敗した研究プロジェクトの損失を最大1,000万人民元(約1.5億円)補償するものだ。
  • 保険詐欺への懸念を表面している評論家もいて、破産法を研究するライデン大学の博士候補 Guo Shuai 氏は、誰が正直に申告しているかを見極めるのは難しいと語った。

中国の破産法は、債権者を中心に据えたものだ。(Guo Shuai 氏)

背景:企業破産法は現在、中小企業やスタートアップに特別な扱いを拡張していない。破産規制は必ずしも起業家を思いとどまらせるものではないが、スタートアップ保険や起業のプロセスを速くしたり安くしたりすることは、重要なインセンティブになる可能性がある、と Guo は説明した。

  • 政府が主導する他のスタートアップインセンティブイニシアチブには、居住地へのアクセス合理化、住宅補助金、ビジネスを始める人々のための優遇政策がある。
  • このイニシアチブは、銀行と保険会社に起業関連の問題を促進するよう求める国の方針と一致しています。李克強首相によるイノベーション促進の下、2015年に公開されたガイドライン文書(中国語)は、イノベーションをサポートするために、より多くの融資パイロット、保証付きローンの改善、保険事業の新製品の開発を明示的に求めている。
  • 業界関係者は、中国にも破産法の半分は存在するという。国家レベルでの個人破産法は存在しないため、企業は法人破産規制のもとで精算が可能だが、個人は生涯責任を負うことになる。
  • 地方における裁判所判決は、国家レベルでの個人破産法のあり方を示唆しているかもしれない。(浙江省の)温州中級人民法院(地方裁判所に相当)は、個人の責任の期限を設定し、債務者が一定の資金を貯めるまで借金の支払を止めることができるとの判決を出した。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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