グンゼのクオリティオブライフ(QOL)向上への取り組みとは

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グンゼは、患者さまのQOL向上に貢献する健康・医療関連分野の成長をビジョンに掲げ、2014年QOL研究所を設立しました。高齢化が進み、健康寿命と平均寿命の差を小さくすることが我が国の課題となっています。いかに人間らしく、いかに自分らしく、いかに満足して生きていくか、QOL向上への関心は高まっており、世界規模で大きなテーマとなっています。
グンゼは、生体内吸収性材料製造の保有技術を生かし、再生医療、低侵襲治療、個別化治療(カスタムメイド治療)など、QOL向上に資する医療機器を製造のみならず、国内外の臨床現場との強いパイプを生かし、国内の医療現場のニーズに合った医療機器をスピーディに市場に普及できる体制を整えています。
今回は、新たに医療機器を調達し、薬事承認、保険適用および販売を開始する体制について、事例を通しご紹介します。

■世界中から国内ニーズにあった医療機器を調達するために
患者さまにあった医療機器を提供するために、まずは国内ニーズを把握することが重要です。医療関係者と打ち合わせを行い、臨床現場と密接な関係を構築し、そこから得られる多くの情報を分析し、それをしっかりと開発部門に共有することが肝となります。
また、医療機器の開発が先行している海外の動向を把握することも重要です。海外の医学学会への参加やサプライヤーとの密なコミュニケーションを通じて、海外の新しい技術やトレンドについて情報収集を行います。
国内ニーズと海外の情報を組み合わせて、国内の医療現場の課題解決のためにどのような医療機器が求められるかを特定し、調達に向け検討・交渉を行います。日本の薬事承認のプロセスは特に厳しく、調査・検討後、実際に販売につながるケースはあまり多くありません。
国内ニーズに合った医療機器を調達するために、国内ニーズを把握する体制、新しい医療技術や海外のトレンドを把握するネットワークの活用、多くの医療機器を調査することが重要となります。
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