獣医師向けオンラインプラットフォーム「ベットピア」展開、Zpeerが5.5億円を調達——累積調達額はデット含め10億円に

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「ベットピア」
Image credit: Zpeer

獣医師専用コミュニティサイト「ベットピア」や、獣医療製品販売 EC サイト「アニマート」などの運営を行う Zpeer(ズピア)は22日、直近のラウンドで5.5億円を調達したことを発表した。このラウンドには Eight Roads Ventures Japan、ニッセイ・キャピタル、T&D Innovation Fund、アニマルスピリッツが参加した。今回の調達を受けて、Zpeer の累積調達額はデット含め約10億円に達した。

Zpeer の事業は、獣医師と動物に関わる多くの課題を解決するために、主に二つの領域で展開されている。

一つ目は、獣医師をエンパワーする事業である。Zpeer は、オンラインプラットフォームを運営し、獣医師同士のコミュニケーションの促進や学びの場の提供、製薬会社等の企業から獣医師への効率的な情報提供の支援を行っている。具体的なサービスとしては、ベットピアや獣医師向け動画配信サイト「ベットスコープ」の運営、製薬会社等向け動画ディテーリングツールの開発・提供が含まれている。

二つ目は、動物向けの新しい機能性プロダクトを広げる事業である。Zpeer は、これまで国内では販売されてこなかった革新的でユニークな機能性プロダクトを、自社で運営する動物病院・飼い主向けの EC サイト等を通じて販売している。具体的には、獣医療製品販売 EC サイト「アニマート」の運営や、動物の腎機能を支える栄養補助食品「アミンアバスト」の販売、エビデンスに基づいた動物用プロバイオティクスサプリメント「サイボミックス」の販売がある。

今回の資金調達により、Zpeer はさらなる事業成長を目指すため、三つの主要な取り組みを進める予定だ。情報サービスや製品を提供する基盤となるデジタルプラットフォームの強化を図り、動物医療の発展に寄与する先進的なサービスや製品の開発にも注力する。さらに、これらを支える人材を中心とする事業基盤の強化を進めることで、動物医療におけるイノベーションプラットフォームの構築を目指し、事業成長を一層加速させる。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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