
家の中にあふれる家電製品をバラバラのリモコンを使うことなくまとめて管理しようという考えはこれまでにもあった。オランダから生まれたのは、音声で操作が可能で、デザインもおよそリモコンらしくないコントローラー「Homey」だ。
「Homey」がクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集しており、掲載から1日で目標金額の10万ユーロを集めた。この記事の執筆時点では16万ユーロ弱まで調達金額が増えている。
Homeyは家中のさまざまな機器をリモコン操作するために8種類のワイヤレス発信器を搭載。赤外線通信、Z-Wave、Wi-Fi、NFC、Bluetooth 4.0、電子タグ(RFID)との通信を担当する433.92MHz帯の送受信ユニット、センサーネットワークのZigBee、2.4GHz帯の微弱無線送受信モジュール「nRF24L01」を搭載している。
「Homey」は、英語、オランダ語、スペイン語、フランス語の4か国語に対応しており、将来は他の言語への対応も予定しているという。まだ専用のAndroid・iOS版スマートフォンアプリも提供する予定だ。
1台あたりの値段は、229ユーロ(約3万2000円)となっている。出荷時期は2015年4月から6月を予定している。
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