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ただのコピー用紙を使って造形できる3Dプリンター「Mcor IRIS」

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3Dプリンターで造形する際の、造形物の素材として使うものといえば、金属、石膏、プラスチック樹脂などが代表的だろう。今回紹介するのは、紙を素材に3Dプリントができる「Mcor IRIS」という3Dプリンターだ。 Mcor IRISは、上部の3Dプリンター部分に加えて下部に2Dプリンターを搭載する。 データを元に2Dプリンターで両面フルカラー印刷された用紙を、3Dプリンター部分で何重にも重ねて接着、プ…


3Dプリンターで造形する際の、造形物の素材として使うものといえば、金属、石膏、プラスチック樹脂などが代表的だろう。今回紹介するのは、を素材に3Dプリントができる「Mcor IRIS」という3Dプリンターだ。

ただのコピー用紙を使って造形できる3Dプリンター「Mcor IRIS」

Mcor IRISは、上部の3Dプリンター部分に加えて下部に2Dプリンターを搭載する。

ただのコピー用紙を使って造形できる3Dプリンター「Mcor IRIS」

データを元に2Dプリンターで両面フルカラー印刷された用紙を、3Dプリンター部分で何重にも重ねて接着、プレス、スライスしていく。

ただのコピー用紙を使って造形できる3Dプリンター「Mcor IRIS」

出力された物体から、手を使って不要な部分をはがしていくと、目的の造形物が完成する。

ただのコピー用紙を使って造形できる3Dプリンター「Mcor IRIS」

紙ということで強度が気になるが、コーティング剤での処理により、木材と同程度の強度を実現しているという。

石膏を素材とする従来のフルカラー3Dプリンターは約39万色までしか再現できなかったが、Mcor IRISでは標準的なコピー用紙を使用するため100万色以上のフルカラー印刷が可能だという。また、FDMや石膏タイプに比べて1/20~1/50と驚異的なランニングコストを実現しているそうだ。本体はスタンド等を含めると約160kgとなっており、個人用とではなく店舗設置用として設計されている模様。

開発はアイルランドのMcor Technologies社で、2013年より販売開始、同年11月にロンドンで開催された3D PRINTSHOWではBRAND OB THE YEARを獲得している。日本ではJBMが2013年10月より輸入販売を行っており、販売価格は約600万円前後の模様だ。