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重低音ヘッドフォン推奨のユニークなデジタル聴診器「Thinklabs One」

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医師の使う聴診器は、思いのほかデジタル化が進んでいる。液晶への心拍数表示や、録音再生・PCなどとのBluetooth接続など、ひととおりを備えている聴診器はそれほど珍しいものではない。 しかし、デジタル聴診器メーカー「Thinklabs」が発表した新製品「One」はこれまでの製品とはひと味違っている。 この聴診器では、従来の伝統的なパイプ型のイヤーチップではなく、音楽用の密閉型ヘッドフォンなど、自…


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医師の使う聴診器は、思いのほかデジタル化が進んでいる。液晶への心拍数表示や、録音再生・PCなどとのBluetooth接続など、ひととおりを備えている聴診器はそれほど珍しいものではない。

しかし、デジタル聴診器メーカー「Thinklabs」が発表した新製品「One」はこれまでの製品とはひと味違っている。

この聴診器では、従来の伝統的なパイプ型のイヤーチップではなく、音楽用の密閉型ヘッドフォンなど、自分の好きなヘッドフォンを利用した聴診器での診察が行えるという。

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「One」の本体は外径3.5mmのステレオミニジャックを備えており、それを好きなヘッドフォンに刺して使うことを想定している。特に重低音重視のヘッドフォンが推奨されるようで、「Monster DNA」や「BOSE OE2」がオススメされているほか、最近appleが買収したことでお馴染みの「Beats by Dr.Dre」と「One」をセットにしたBeatsパッケージも用意されている。

もちろんスマートフォンとの連携も考慮されており、先端の分岐した「ThinkLink」と呼ばれるアタッチメントを使えば、ヘッドフォンとiPhone両方に同時に接続することも可能。これにより、ヘッドフォンで心音を聞きながらも、iPhoneでその音を記録するなど、連携を図ることができる。

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もちろんデジタル聴診器としての機能も充実しており、心音を聞きやすくするためのフィルタを備えたデジタルアンプや、1人あたり2分の診察としたとき125人を診察可能な(つまり250分もつ)充電式のバッテリを装備。

また連携するスマートフォン向けのアプリとして心拍をビジュアライズするものや、心音のリファレンスを行うものが専用で用意されているSoundCloudやDropBoxへのアップロード機能も備えており、記録の共有や遠隔医療に役立てることができるということだ。

現在Thinklabsのサイトで直販されている同製品は、標準的なカナル型のヘッドフォンを付属したモデルが499ドル、前述のBeatsパッケージが799ドルとなっている。医師が利用するとなると各ヘッドホンの衛生面が気になるところだが、これからは診察の現場でこだわりのヘッドフォンを利用する医師の姿が目撃されるかもしれない。

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