スマートファクトリー化向け AIによる『製造プロセスデータ分析パッケージ』を提供開始

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株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司 以下「当社」)は、工場内にある大量のデータ(機器ごとの稼働データや生産ラインの工程データなど)から、不良品発生の原因や品質改善につながる変数を割り出し、製造プロセスの業務改善につながるデータ分析サービスの提供を開始いたしました。
これは当社が工場内の様々なデータの分析を行い蓄積したノウハウをもとに提供するサービスです。工場の製造プロセスは自動化されている部分が多いですが、機器のパラメータ設定、外部環境の変化などにより、歩留まりの低下や不良品が生じることがあります。当社では、工場内にある膨大なデータを分析することで、それらの発生要因となるパラメータを推定するAI分析モデルを開発しました。本サービスでは、このAIを用いて製造プロセスデータを分析し、結果のレポーティングを行います。本レポートを用いて、工場の生産性をさらに高めることができるようになります。

■パッケージ作成の背景
当社がスマートファクトリー 化のご提案をさせていただいている中で、「製造ラインの機器操作で問題が発生した際の解決策が、熟練工の経験とカンに頼りきりで、属人的になっている」というお声を多くいただいてきました。また、その中で下記のような課題があることがわかりました。

感覚的に問題が起こった際に抑えておくべきポイントは理解しているものの、確信が持てない
データが大量に存在するが、分析する人員がおらず、使い道が分かっていない
自社でデータを分析したが、有益な結果が出なかった

上記のような現状のため、データに裏づけされた改善計画を立てることができず、新規設備の導入や改善策の実施に踏み切れないことも多くあります。「製造プロセスデータ分析パッケージ」を利用することで、製造プロセスでボトルネックとなっている問題に対して1.どの設備機器または製造ラインの2.どこの部分が3.どのような状態の時に発生しているのかを明らかにすることができます。不良品が発生している要因や、生産性を上げるための改善ポイントが分かることで、具体的な対策が立てやすくなり、効率的な製造プロセス改善に繋げることができるようになります。

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