プラネット・テーブルが、大和証券グループ本社等を引受先とする約6億円の資金調達を完了しました。

SHARE:

プラネット・テーブルは、生産者・食関連事業者等に向けたファイナンス・プラットフォームの共同設立に向け、大和証券グループと資本業務提携を締結致しました。

プラネット・テーブル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:菊池 紳、以下、「当社」)は、株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:中田 誠司、以下、「大和証券グループ本社」)と、その100%子会社である大和フード&アグリ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 英二、以下、「DFA」とし、両社を併せて「大和証券グループ」)と、Spiral Ventures Japan Fund 1号投資事業有限責任組合(所在地:東京都港区、無限責任組合員:奥野友和、以下、「スパイラル・ベンチャーズ・ジャパン」)を引受先とした、約6億円の第三者割当増資を完了いたしました。

また本増資に併せて、当社当社、大和証券グループ本社およびDFAは、農業者・畜産者・水産事業者及び食関連事業者(以下、「生産者等」)に向けたファイナンス・プラットフォームの共同設立に向けた検討などを行うため3社間で資本業務提携契約を締結いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。
プラネット・テーブルは、大和証券グループおよびスパイラル・ベンチャーズ・ジャパンを引受先とした第三者割当増資を行い、総額約6億円の資金調達を完了いたしました。また、本増資と同時に、一部の既存株主の持分譲渡も実施し、当社が目指すビジョンと持続的成長を実現し得る、強固な株主構成と支援体制を構築することができました。

本増資を受け、当社は既存事業である「SEND」や「Farmpay」の更なる成長の加速を実現するほか、2019年上半期において、当社の主要事業ドメインである「流通・物流」及び「決済・金融」領域における、新サービスの開発及びリリースを予定しています。

【資本業務提携契約の締結について】
1.業務提携の目的
 本増資と合わせて、当社と大和証券グループは、生産者や食関連分野の事業体、資産に対する新たな投融資の仕組みやサービスの開発、運用を行う、「農業ファイナンス・プラットフォーム」の構築を目指し、資本業務提携契約を締結することといたしました。この提携を通じて、プラネット・テーブルが有する生産者との強固なネットワーク及び生産者が抱える課題に対する知見と、大和証券グループが有するファイナンスに関するノウハウを組み合わせることで、生産者・事業者の抱える資金的課題を解決し、食料・食品関連ビジネスのさらなる拡大を支援していきます。

2.業務提携の内容
 当社および大和証券グループは、両者のリソースを活用し、以下の連携実現に向けた検討を進めていきます。

  1. 生産者へ事業資金等を提供するファンドの設立、運営
  2. 農畜水産・食に関するクラウドファンディング商品の共同組成
  3. 農畜水産・食に関するインキュベーション、アクセラレーター活動の推進

 本提携を通じて、持続可能な生産活動の支援、細かな需要に対応した流通プラッ トフォームの普及を実現し、国連が掲げる持続可能な開発目標(以下、「SDGs」)の推進を含む社会課題の解決にも貢献してまいります。

【プラネット・テーブル 概要】
 プラネット・テーブルは、「未来の”食べる”をつくる」をミッションに、生産者の支援を核とした、流通・金融・リソース分野のイノベーションを手掛けるデザイン・カンパニーです。
2015年8月にリリースした「SEND」は、農畜水産物の流通プラットフォームとして、国内5000軒を超える生産者が出荷する生鮮品等を、主に都市部の優良飲食店等へ自社配送にてお届けしています。また、2017年には「FarmPay」をリリースし、生産者の多くが抱える課題である資金繰り改善サービスを提供しているほか、生産拡大等に向けた資金支援サービスの検討を進めております。

PR TIMESで本文を見る