内閣府主催「大規模地震時医療活動訓練」にIoTCanvasを提供

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衛星通信とLPWA通信を活用した災害救助活動ネットワークでDMAT隊員の位置情報を可視化

IoTクラウドの提供で企業のデジタル変革を支援するIoTBASE株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:澤和寛昌、以下IoTBASE)は、2019年9月7日に開催された、内閣府主催「大規模地震時医療活動訓練」において、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下スカパーJSAT社)へ、IoT データモニタリングサービス「IoTCanvas」を提供したことをお知らせします。
今回の「大規模地震時医療活動訓練」では、スカパーJSAT社が提供する衛星通信サービスと、GPSトラッキング機能を持つLPWA端末(Low Power Wide Area)※1とを組み合わせた災害救助活動支援ネットワークを臨時構築し、DMAT隊員による安全で的確な救助活動のための通信手段提供の実証を行いました。
スカパーJSAT社プレスリリース:https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/iotdmat.html

■背景・目的
今回の「大規模地震時医療活動訓練」は、首都直下地震を想定して実施されました。一般的に、災害の発生後には被災地との情報通信網が途絶する懸念があり、これは円滑な救助活動の妨げにもなります。さらに、救助活動の最前線に立つDMAT隊員と災害対策本部の間のリアルタイムの情報伝達不足は各種二次災害が起きる危険性もはらんでいます。この課題解決のため、災害対策本部とDMAT隊員の間の情報伝達の手段として、スカパーJSATの衛星通信サービス「ExBird(エックスバード)」※2と、GPSトラッキング機能をもつLPWA端末を訓練に提供し、DMAT隊員はこのネットワーク環境を利用して訓練に臨みました。

■IoTBASEの役割
当社は今回の訓練にIoTデータモニタリングサービス「IoTCanvas」を提供しました。IoTCanvas は、様々なセンサーや通信規格を一括運用できるIoTデータモニタリングサービスです。今回の訓練では、LoRaWANと衛星通信を介して取得したGPS位置情報をIoTCanvasで可視化し、DMAT隊員の現在地の確認や、移動履歴の確認に活用されました。
現在地画面

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