S’UIMINとリアライズ・モバイルがスリープテックで事業提携

SHARE:

日中の行動を基に睡眠の質を改善する方法を提案するソリューションを共同開発

株式会社S’UIMIN(スイミン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤原 正明、以下「S’UIMIN」)は、ソフトバンク株式会社のグループ会社であるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・モバイル」)と、スリープテック(SleepTech)に関する事業提携に合意しました。今後両社は、日中の行動を基に睡眠の質を改善する方法を提案するソリューションの開発に共同で取り組んでいきます。
S’UIMINは、脳波を測定できる独自のデバイスから得られたデータをクラウド上のAIで解析して睡眠状態を高精度で可視化するサービス「InSomnograf(R)」を提供しています。一方、リアライズ・モバイルは、AIを活用した行動解析技術を持つベルギーのSentiance社と、日本市場における独占的なパートナー契約を2017年10月に締結し、同社の技術を活用したさまざまなソリューションを日本で展開しています。Sentiance社の行動解析技術は、スマートフォンに搭載されたセンサーなど(加速度センサー、ジャイロセンサー、GPS)から得られるデータをAIで解析することで、利用者の滞在場所や移動手段の推定、行動パターンの抽出による行動予測や行動特性診断などができます。

昨今では、日本の成人の5人に1人が慢性的な不眠を抱えているという調査結果※があり、睡眠に関する悩みを持つ人は少なくありません。睡眠の質を向上させ、睡眠に関する悩みを解消することは、健康や生産性の向上にもつながります。今回の事業提携により、リアライズ・モバイルが扱うSentiance社の技術を使って得られる行動解析データと、S’UIMINの技術を使って得られる睡眠状態に関するデータを組み合わせることで、ユーザーの日々の行動と睡眠状態を可視化し、睡眠の質を向上するための行動を検証して提案するソリューションを共同開発します。なお、事業提携によって開発した技術やサービスは、製薬・保険・ヘルスケアなどのサービスを提供する企業と連携して、各企業のお客さま向けに提供する予定です。

※ 出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査(令和元年)」

S’UIMINの睡眠計測サービス「InSomnograf(R)」概要

PR TIMESで本文を見る