既存AIを大幅に上回る99.8%の精度の金属部品の外観検査システムを導入

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東京大学松尾研究室発の AI スタートアップ、株式会社 StatHack(スタットハック、本社: 東京都文京区、代表取締役:松葉亮人、以下「StatHack」)は、画像認識AI技術を用いて武州工業株式会社(以下「武州工業」)の外観検査業務の自動化を実施しました。
■本リリースのサマリー

武州工業株式会社の製造工程にAI外観検査システムを導入
日々蓄積される画像データをもとにAIの学習、他品種展開が可能!
検査工数の削減や品質の一定程度の担保に貢献

■概要
株式会社 StatHack(以下「StatHack」)は、画像認識AI技術を用いて武州工業株式会社(以下「武州工業」)の外観検査業務の自動化を実施しました。
製造業界でのDXのテーマの一つとして外観検査がありますが、実際に導入、運用をしていく上で
– 製造ラインごとに検査機器を導入するのは費用対効果が見合わない
– AIのモデルを製品ごとに作成するコストが大きい
– 以前AI導入のPoCを実施したが、実用に見合う精度を満たせなかった
などの課題がありました。
今回の武州工業では製品の撮影環境は揃っている一方、既存のAI外観検査システムを全ライン導入するにはコストが高い、精度が不十分、新しいAIを学習させるのに時間がかかりすぎるといった課題を抱えていました。
こちらの課題に対してStatHackは
– より精度の高く、
– 短時間で学習可能、
– 多製造ラインへの展開が容易
なAIアルゴリズム、およびAI学習システム「AI Inspector」を開発、提供いたしました。
本システムの導入により検査効率の向上、検査品質の均質化などに貢献をしています。

■実際の利用イメージ

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