Datatangは自動運転の開発をサポートする『4Dアノテーションサービス』の提供を開始します。

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Datatang(東京都千代田区、代表取締役:神部 育也、https://www.datatang.co.jp/)は自動運転業界に向けて4Dアノテーションサービスを開始します。自動運転のAIモデル開発に3D点群データのアノテーションは不可欠です。近年、3次元を超え、4次元のアノテーションニーズが増えてきたため、Datatangはアノテーション技術をグレードアップし、4Dアノテーションを対応するアノテーションツールを開発し、お客様にニーズに対応してまいります。
鳥瞰図Bird's Eye View(BEVを略称する)は、地図の技法および図法の一種で、上空から斜めに見下ろしたような形式のものをいいます。自動運転において、車の鳥瞰図は複数の車載センサーから収集したデータが、AIモデルの整理演算を経って生成されたものとなります。複数のセンサー情報を1つの視点で表示し、誤差の積み重ねが回避でき、自動運転中の複数のセンサーデータの融合判断という難題が解決できます。
BEV空間において、座標系は同一のため、時系列と融合して4D空間を形成することができます。しかしながら、点群の量が膨大すぎるため、従来の3Dアノテーション技術は現在のアノテーションニーズに負えなくなり、BEV向けの4Dアノテーション技術はますます注目されつつあります。

Part 1:BEVに基づく4Dアノテーション技術
4D‐BEVアノテーション技術は3Dに第4の次元、すなわち時系列を入れました。この技術に基づき、アノテーターは車両、歩行者、交通標識などの静的な物体をアノテーションし、それらの位置、大きさなどの情報を記録し、同時に時間軸で物体の現れる時間を記録します。これによって、AIアルゴリズムはより正確に物体の移動軌跡を追跡し、自動運転中に安全な判断をだせるようになります。

お客様により早く、低コストで大量高品質な4D-BEVデータを構築するため、Datatangは独自のアノテーションソリューションをご提供します。
Datatangの4Dアノテーションツールは3D区間+時系列の次元でアノテーションを行います。レーザーレーダー、ミリ波レーダー、カメラなどの設備でとったデータを全て対応し、キャリブレーションやデータ融合機能も付いています。そして、予測識別技術をアノテーションツールに入れ、作業のスピードと品質をアップさせます。

Datatangのアノテーションツール:

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