AI画像編集サービスのPhotoroomがシリーズBラウンドで4,300万ドル(約64億円)を調達、次世代のAI画像編集機能を新たにリリース

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より速く、より高画質な編集機能でクリエイティビティを最大限引き出す

Photoroom(本社:フランス、パリ)は、2024年2月27日(火)、4,300万ドル(約64億円)のシリーズB資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。前回の投資家であるBalderton Capitalと新たな投資家Aglaeの主導で行われたこの資金調達ラウンドには、YCombinatorも参加し、Photoroomの総調達額は6,400万ドルに達しました。今回の資金調達に合わせ、Photoroomは編集機能を拡張、Photoroomの主なユーザーである、ネットショップの運営者やフリマアプリの出品者がより速く、より高画質で、クリエイティブに画像を編集できる機能を追加しました。
今回の発表は、Photoroomが製品写真に特化して作った基盤モデル「Photoroom Instant Diffusion」(略称:Photoroom ID)をリリースしたタイミングで行われました。この基盤モデルは、製品写真のスキルを身につけられるように特別にトレーニングされており、製品写真に特化した基盤モデルとしては世界初※となります。これにより、異なるソースからの画像でも、あたかも同じ設定で撮影されたかのように統一感あるスタイルの表現を可能とします。

Photoroomは、世界でも珍しいゼロから基盤モデルをトレーニングした企業の一つとして、この資金調達により、より多くのGPU(画像処理装置)への投資や主要な画像プロバイダーや写真家からの画像取得、2024年末までにチームを倍増させるなど、生成AIの革新を加速させる予定です。また、ダウンロード数が200万回を超え急成長を遂げている日本市場をはじめ、アジア圏におけるプレゼンスをさらに高めていきます。

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