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多くとつながり過ぎるソーシャルネットワーク時代のオアシスとなるかーー匿名性のマイクロブログ「Arrow」

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英語版の記事はコチラ。 日本では多くの人々がFacebook上で仕事関係の知人ともつながり、フレンドになっている。それによって正直な気持ちを自由にFacebookに投稿することができず、苦しんでいる人も多く存在する。Arrowは、こうした問題の解決に取り組む匿名性のミニブログで、2011年の5月にリリースした。 Arrowは、7万人以上のユニークユーザを抱え、1100万の投稿が行われている。この数…

arrow英語版の記事はコチラ。

日本では多くの人々がFacebook上で仕事関係の知人ともつながり、フレンドになっている。それによって正直な気持ちを自由にFacebookに投稿することができず、苦しんでいる人も多く存在する。Arrowは、こうした問題の解決に取り組む匿名性のミニブログで、2011年の5月にリリースした。

Arrowは、7万人以上のユニークユーザを抱え、1100万の投稿が行われている。この数字が密かに誰かに愚痴を言いたいと思っている人々の数を表しているとしたら、かなりの数字だ。Arrowのユーザは、自身の秘めた考えと感情を200文字という限定された文字数の中、テキストを投稿することができる。この”Arrow”はサイト上のランダムで決められたユーザのもとに送られる。Arrowでは、友人機能などのつながりはない。ただ、誰かからのArrowに反応する、もしくは自分のArrowに対する反応をもらうだけのつながりだ。

ユーザはArrowへ、あらゆる種類の投稿ができる。ディナーのときに起きた配偶者との何か深刻な問題などだ。Arrowの良いところは、必ずレスポンスを得ることができる点だ。もし、ユーザがarrowを受け取り、その反応がなかったときには、そのarrowは自動的に誰か応えてくれる他の人のところに回される。この機能は「たらい回し」と呼ばれている。

Arrowの運営会社Green rompのCOO、増田桂己氏は、Arrowのネットワークのユニークさについて詳しく述べた。

Arrowは、ユーザ登録をする匿名性でかつ、他人と一切つながらないという面が他と異なります。上司やクライアントに知られるというストレスから開放され、シンプルに本来の自分として振る舞うことができます。そして、何を投稿したとしても、彼らは誰からから返答を受け取ることができます。人々は私たちのサービスを使用していて疲労を感じることは絶対にないでしょう。

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日本では「本音と建前」という、本当の考えや感情と実際に対面して発言することとの乖離と訳されるものが存在する。日本人は礼儀正しくあることを、無遠慮もしくは不快であることよりも優先する。Arrowは、本音を誰にもつながることのない状態で言うためのもの。Green rompはArrowのようなサービスが、デジタル時代を生きる人々にとって、他のソーシャルネットワークと共存するものになることを望んでいる。

このサービスは、賢いサービスであるだけでなく、会社自体も大変ユニークだ。興味深いことに、彼らは以前Arrowのユーザが登録する前に、ユーザに質問をしている。たとえば、「あなたはイイ人ですか?」「ジョークは言えますか?」「ドラッグは使ってますか?」などだ。

ArrowはiOSでもAndroidでも利用できるようになっている。

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