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DIYの自動運転キット「Comma.ai」が再来、次代型のハードウェアを発表

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※本記事は提携するVentureBeat「Comma.ai launches Comma Two, a $999 kit that imbues cars with assisted driving features」の抄訳になります。 市場アナリストは2020年までに1,000万台以上の自動運転車が道路に衝突すると予測していた。これは決して強気の予測ではなかった。 ところが、2016年になるとG…

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Image Credit: Comma.ai

※本記事は提携するVentureBeat「Comma.ai launches Comma Two, a $999 kit that imbues cars with assisted driving features」の抄訳になります。

市場アナリストは2020年までに1,000万台以上の自動運転車が道路に衝突すると予測していた。これは決して強気の予測ではなかった。

ところが、2016年になるとGuardianとBusinessInsiderの2誌は、2020年から完全自動運転車に乗れるようになり、私たちが運転席に座ることはなくなり始めると予測。ただ、2025年には最大800万台の無人運転車が道路に追加されるという保証がある関わらず、未だ市場に自動運転は普及していないのが現状だ。

たとえば、AlphabetのWaymoのような自動運転企業でさえ、指定区域外でのオペレーション拡大を図れていない。大きな理由として、規制と技術の問題が挙げられるが、費用が足かせになる点が挙げられる。控えめな見積もりでも、1台あたり10万〜25万ドルの実装コストを必要とする。

そこで高額な費用ではなく、DIYによって自動運転を実現させたいとした人物がいた。それが5年前に登場したComma.ai創業者のGeorge Hotz氏である。Hotz氏はAppleのiOSを標的としたハッキングシステムを開発し、SonyのPlayStation 3をリバースエンジニアリングすることで有名な米国のハッカー。

2015年9月、Hotz氏は自動車に自動運転機能を吹き込む支援システム「OpenPilot」を開発。しかし、OpenPilotの立ち上げは多くの障害が立ちはだかった。Bloombergの記事で公開された最初のバージョンは、カリフォルニア州自動車局からの認可を受けず、免許なしで自動運転車をテストしたと非難された。

その後、OpenPilotは「Comma One」と呼ばれる出荷可能なデバイスにパッケージ化された。ただ、Comma Oneは米国連邦自動車安全基準に違反したため、再び当局に違反したと指摘される。結局、当局からの圧力を受け、Comma Oneの開発は断念しなければならず、GitHub上でOpenPilotはオープンソース化された経緯を持つ。

こういった経緯で8日に発表されたのが「Comma Two」になる。Comma.aiは以前、フロントガラスに取り付ける型の改良版OnePlusスマートフォンである「Eon Devkit」を販売していた。599ドルからの価格で、OpenPilotがインストールされるとCANネットワークトラフィックを分析することで自動車モデルが自動認識される。

Comma TwoはEon Devkitの機能をほぼ全て踏襲しているアップデート版。Comma Twoに搭載されているOpenPilotは路上カメラ・CAN・GPS・慣性測定ユニット・磁力計・温度センサー・オペレーティングシステムの情報を基に、Comma.aiの​​サーバーに運転データをリアルタイムでアップロードする。値段は1,000ドルから。最初の販売キットは300個ほど展開され、今すぐに購入可能だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】