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ARディスプレイ開発「WaveOptics」が1.15mmの薄型グラス「Katana」を発表

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昨今、多くの企業がARグラス開発に取り組んでいることもあり、コアテクノロジーの電力消費の小型化と削減が、デザイナー・開発者にとって喫緊に解決すべき重要な課題となってきた。そこでイギリスに拠点を置くディスプレイメーカー「WaveOptics」は、新しい視覚ソリューションである「Katana」を通じて業界を前進させたいと考えている。 WaveOptics以前に登場した製品「Vulcan」や「Odin」…

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Image Credit: WaveOptics

昨今、多くの企業がARグラス開発に取り組んでいることもあり、コアテクノロジーの電力消費の小型化と削減が、デザイナー・開発者にとって喫緊に解決すべき重要な課題となってきた。そこでイギリスに拠点を置くディスプレイメーカー「WaveOptics」は、新しい視覚ソリューションである「Katana」を通じて業界を前進させたいと考えている。

WaveOptics以前に登場した製品「Vulcan」や「Odin」と比較すると、Katanaはかなり軽量である(それぞれ12グラムと17グラム、対して7グラム)。また、3.1mmと2.65mmのレンズの厚さと比較して、1.15mmの薄さである。

Katanaは視野角30度のフルカラーディスプレイ。Vulcanの28〜40度、Odinの60度と比較するとやや限定的なものとなっている。初代HoloLensには35度以下の視野があり、HoloLens 2には対角線上で測定すると52度の視野がある。

「拡張機能」を搭載したグラスは、現実世界を覆うような半透明の窓のように見えるため、視野角が重要となる。封筒に貼られた切手のように、頭を動かすと拡張されたウィンドウも動く。視野が広くなれば、頭の位置に関係なく、様々な機能を追加することができる。

WaveOpticsによると、Katanaは軽量・低コスト・低電力のスマートグラスに最適である。ただ、Vulcanと比較すると、複雑な拡張機能よりも、通知ベースのユースケースに最適であるという。 一方、Odinはユーザーがメガネが必要とする最低限の重量と厚さと共に生活できると仮定して、ARを周辺視野に広げられるように作られている。

WaveOptics CEOのDavid Hayes氏はこのように説明する。

「Katanaは拡張現実ヘッドセットの可能性の限界を押し広げており、コンシューマ市場の望みを現実に近づけています。現在販売されている最も薄いフルカラー導波路として、Katanaはより幅広い消費者のパフォーマンスの期待に応えることができる新製品を設計することを可能にし、適切な価格帯でそれを支援します」。

WaveOpticsはドイツのガラスメーカーSchottと協力し、設計にSchottのRealViewガラスウェーハを使用してKatanaを商品化。Katanaを活用したソリューションが市場で入手可能になるのがいつになるかは現時点では不明だが、企業は手頃な価格で大量生産可能であると主張している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】