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Spornia.(スポーニア)、スポーツ動画共有アプリ「Miez(ミーズ)」を正式ローンチ——プレシードラウンドで11の投資家から3,400万円を調達

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スポーツ動画共有アプリ「Miez(ミーズ)」を開発・運営する Spornia.(スポーニア)は25日、プレシードラウンドで合計3,400万円を調達したと発表した。この調達は、J-KISS 型新株予約権方式による第三者割当増資により実施。このラウンドに参加したのは、ジャパネットホールディングス、モルテン、アスリートの為末大氏、スヴェンソンスポーツマーケティング、成田修造氏(クラウドワークス取締役副社…

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左から:Spornia. 共同創業者の田中義朗氏、上山開氏、種井覚道氏
Image credit: Spornia.

スポーツ動画共有アプリ「Miez(ミーズ)」を開発・運営する Spornia.(スポーニア)は25日、プレシードラウンドで合計3,400万円を調達したと発表した。この調達は、J-KISS 型新株予約権方式による第三者割当増資により実施。このラウンドに参加したのは、ジャパネットホールディングス、モルテン、アスリートの為末大氏、スヴェンソンスポーツマーケティング、成田修造氏(クラウドワークス取締役副社長 COO)、山田尚貴氏(エニドア CEO)、中村岳氏(レアジョブ 代表取締役社長)ほか、名前非開示の個人投資家を含め総勢11社・人。Spornia. によれば、ジャパネットホールディングス、モルテン、スヴェンソンスポーツマーケティングの各社にとって、スタートアップ向け出資としては初めてのケースになるという。

Spornia. は2017年9月、リンクアンドモチベーション出身の上山開氏(CEO)、フリーエンジニアだった田中義朗氏、バンクオブイノベーション出身の種井覚道氏の3人により創業。当初は〝サッカー版ライザップ〟のようなスキル向上にコミットできるサービスを試作したものの、スケールする可能性が見出せないためピボットを余儀なくされた。

Spornia. が次に目をつけたのは、モバイル動画投稿の申し子とも言える Z 世代だ。彼らがよく使う Musically や Tik Tok には、自分のスポーツ技を披露する動画投稿が多く公開されている。ダンスやパフォーマンスが多く公開されたモバイル動画アプリは、必ずしもスポーツ動画を投稿するのには最適ではないと考えた Spornia. のチームは今春から Miez(当初のアプリ名は Heroez)の開発に着手。約半年以上にわたってクローズドベータ運用を続け、サービスをチューニングしてきた。

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Image credit: Spornia.

Miez は将来的にアマチュアスポーツ動画全般を扱う予定だが、ローンチ段階では対象をフリースタイルフットボールのみに絞り込んでいる。これは、数あるスポーツの中でもフリースタイルフットボールには自分の技を動画投稿する文化が既にあること、また、競合が少なく日本で比較的ポピュラーなスポーツ分野であるため、市場テストが容易でドミナントを取れる可能性が高いこと、将来的に、サッカーへの分野拡大につなげやすいからだという。

UGC サービスにありがちな「にわたま問題(Chicken Egg Problem = コンテンツが少ないとユーザが集まらず、ユーザが集まらなければコンテンツも増えないという、UGC 立ち上げ当初の悪循環)」は、有償・無償を問わず他の動画サービスから投稿者の同意を得てコンテンツを転載し解決している。現在、Miez 上にはフリースタイルフットボールの技の単位で200種類程度1,500本以上の動画がアップロードされているが、βユーザのうち20%程度が、週一の割合で動画をアップロードしてくれるアクティブユーザなのだそうだ。Spornia. では Miez の正式ローンチを受けて、ユーザの40%が週三の割合でアップロードしてくれるよう施策を図る。

スポーツアプリの世界も決してブルーオーシャンではないが、現在あるものの多くは、技術力向上、スキルアップ、ゲーム分析をするものが主流で、自分のスポーツ体験をエンターテイメント要素を含んだ形で披露したり楽しんだりするものはそう多くない。エンタメ分野では YouTuber や Virtual YouTuber が花盛りだが、Miez の誕生で Sports YouTuber という新たなセグメンテーションが開拓できるかもしれない。

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